スペースマウンテン白州さんのレビュー

5/10

ディズニーボードゲームシリーズの１つ。

前に遊んだディズニーボードゲームシリーズの「ジャングル・クルーズ」がやばすぎたので、ちょっとビビっていたが、作者も違うようなので、プレイしてみたところ、思っていたよりは面白かった感じのゲーム。

ジャングル・クルーズのレビューはこちら→https://bodoge.hoobby.net/games/disney-jungle-cruise-adventure-game/reviews/42930

やることは５つのミッションの達成（マップに落ちているアイテムを集めてセットコレクションするだけ）と５箇所のスペースの到達を目指すというわりとシンプルなもの。

このゲームの面白いところは、ランダムに進む方向が決まるすごろくシステムと、バーストシステムの融合にある。

毎回、各プレイヤーの宇宙船には耐久力が設定されており、特定のダイスの目が出ると、この耐久力が減ってしまうのだが、耐久力が０にならない限り、進み続けることができる。

しかし、０になる前にやめないと、今までがんばってやった分がおじゃんになるというチキンレースなのだ。

ルール読んだときは、進む方向にランダムで決まるとか、もうカオスでゲームにならないんじゃね？と思っていたが、実際やってみると、思っているよりかはミッション達成できたりして、パーティゲー感覚でわりと楽しかった。

あくまで、わりと楽しかったというレベルなので、ゲームの面白さ的には、今のボードゲーム時代には役不足感は否めないが、無駄に豪華っぽいスペースダイスタワー（といっても、プラスチックトレイと厚めの紙だが）とか組み立て宇宙船スポットとか、それなりに雰囲気はある。

ランダムに進むすごろくというのも、スペースマウンテンの暗闇の中でどこにいくかわからないアトラクションを表現しているのだと想像すれば妙に納得してしまう（笑）

スペース・マウンテンっぽさがあるかと言われれば、ビッグサンダー・マウンテンやジャングル・クルーズのボードゲームのような見た目よりかは、それっぽさはないが、いろんな意味で、アトラクションをボードゲームに体現したといえる作品だと思う。