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  • 1人~7人
  • 30分~35分
  • 8歳~
  • 2017年~

ふたつの街の物語:キャピタルズ82BG@19秋GM(土日)出展さんのレビュー

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約6年前

☆8

大きく派手なふたつの街づくり

 

隣のプレイヤーと仲良く街をつくる「ふたつの街の物語」の拡張ですので、「ふたつの街の物語」のルールを踏まえた説明をします。

 

ルールに対する拡張要素は3つです。

・風景シートが追加されたことにより、5×5の街をつくる。

・公共施設という新パネル

・地区ボーナス争い

 

風景シートは各街で色々なものが配られます。風景にある橋の両端に設置したパネルは隣接しているものとして扱われます。

 

公共施設パネルは、酒場パネルと似たようにパネルごとに内容が違っていて、得点の取得方法は左上のマークを参照します。

その公共施設はある種類と隣接することで3点や6点を発生させます。ですが、特定の種類と隣接してしまうと強制的に1点になってしまいます。住居が工場と隣接してしまったような関係です。

 

地区ボーナスは、お題にそってどれだけ大きいかでもらえます。例えば、「地区1は森と商業」というお題なら、商業パネルと森パネルが最大でどれだけ連続で並んでいるかを確認します。これが一番大きい街は9点を得て2番目は3点をもらえるといった流れです。

こういったお題が3つあります。


 

遊んでみた感想としては、ふたつの街の物語がより好きになれました。

公共施設は置いてある内容に向けてパネルを用意すればいいと思っていたのですが、丁度良い内容が手元に回ってきた時の感動がとても良いです。

地区ボーナスは話し合いが深くなりました。今まで、他の街との兼ね合いは「工場」の数しかなかったのですが、どこの街が地区ボーナスを狙っているのか知る必要が出てきました。そのうえで、より伸ばすために隣と方針について話し合うのが楽しいです。

これら、2つのルールを引き立てたルールが風景シートだと思います。

新パネルの追加と地区ボーナス要素はパネルを沢山置けるようにする何かが必要です。ですが5×5の街をまともに作るでは、ゲームのプレイ時間と間延びがあったと思います。そこを改善するために風景シートを使うことで基本と大差のないプレイ時間に持ってくることが出来るというデザイナーの意図があるような気がしました。

 

あと、細かいこだわりが凄いです。

公共施設パネルが全部違う絵と内容で、さらに風景シートも全部違う内容になっています。

さらに、無駄にプレイヤーマーカーのランドマークの駒が追加しました。しかも、説明書の最後に基本の説明書にはなかった、それぞれのランドマークの駒がどこの国のランドマークなのかが丁寧に書いてありました。

それらによって完成した街を見比べた時の感想戦がまた楽しいです。

 

ただ、遊ぶ率の高い基本のパネルと新しい拡張のパネルの汚れ具合で、公共施設のパネルがわかってしまったのは少し残念でした。

 

遊評:☆8 

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82BG@19秋GM(土日)出展
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