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  • 2人用
  • 150分前後
  • 12歳~
  • 2012年~

1989:自由の暁yuishiさんのレビュー

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2年弱前

「1989:Dawn of Freedom」は、傑作ゲーム「トワイライト・ストラグル」のシステムを用い、1989年東欧諸国、当時ワルシャワ条約機構諸国と言われた国々においてドミノ倒しのように起こった「東欧革命」を扱った作品です。

プレイヤーは現体制を維持する共産党をはじめとする保守派か、民主化をめざす改革派を担当します。舞台となる国々は、ポーランド、ハンガリー、チェコスロバキア、東ドイツ、ブルガリア、ルーマニアの6カ国になります。

ゲームは、カードによって発生させるイベントやポイントによってマップ内に配置されたエリアを支配していく、エリアマジョリティシステムを基本とします。「トワイライト・ストラグル」が世界中を舞台に国がひとつのエリアになっていたのに対すると、本作では地域が限定されることから各国の中が細分化されますが、個々のエリアは地理的・物理的な場所を指すのではなく、社会階層を示す、またはその社会階層が多く居住する地域になっています。社会階層とは具体的にはエリート支配層(共産党幹部)、知識人階層、労働者、農民、キリスト教関係者、学生に分かれていて、各階層での支持をとりつけていく形にアレンジされています。

また「トワイライト・ストラグル」との大きな違いとして「權力闘争」というイベントが用意されています。カードの中に一種の決算カードが含まれており、そのカードがドローされるとカードが指定する国において「權力闘争」がはじまります。「權力闘争」は専用のカード(權力闘争デッキ) を用いる小ゲームになっており、その時点での両勢力の状況を反映した状態で政権交代が発生したかどうかの判定を行います。

詳細は次の記事にて記載しています。


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yuishi
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