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  • 1人~4人
  • 60分~2500分
  • 13歳~
  • 2021年~

スリーピング・ゴッズリーゼンドルフさんのレビュー

785名
10名
0
11ヶ月前

世界各地の様々な人種がニューヨークを目指す船に乗っていた船が異世界に召喚されてしまいます。

原因は彷徨の海に住まう神々で「帰してほしかったら我々を目覚めさせるアイテムを集めてくれない?」と自分勝手なことを言う始末。


しかし、帰る方法がそれしかないと思い知らされた一行は、異郷の地での船旅が始まった。


日本のラノベにもよくある「異世界召喚物」の物語だが、日本の場合、チーノ能力や、実は外れ技能だったのが応用して最強にかわって見下してきた人たちを見返すみたいなものが点在しているが。


このゲーム、なんの能力も持たされないし、初回ログインボーナスも与えてくれない。あるのは転生される前に乗っていた船と能力だけという。

さすが古来よりファンタジーゲームもバードモードでおなじみの西洋版異世界転生物となっている。


当然安寧な船旅ではないことが箱絵からもにじませる。水面下に何かいるし・・・


それではゲームの流れをネタバレしない程度にざっくりと説明していきたいと思います。



こちらが船のボードなります。こちらで見るように


船アクション、イベント、2アクションという流れになっています。


船アクション

こちらの船の各場所にワーカーを置いて効果を適応するワーカープレイスメントとなっています。場所によっては船員の疲労や体力を回復したり、甲板に行っては食べ物や流れているものを探したり、行動済みのアクションを回復したりします。


指令トークン

ここでこのゲームの重要な要素の一つである指令トークンと呼ばれるリソースがあります。

船内アクションの各場所でアクションすると決められた個数手に入るのですが、このリソースが結構重要でカードの効果を使うのに消費します。


あとこの宿命カードを手札に加えることがあるのですが。基本は山札から引いて左上の数字による判定にも使ったりします。


そしてカードの右上に指令トークンがあると思います。これを消費して

乗組員に訓練させて技能を増やすことができます。カードにある効果も追加されます。


乗組員は9人ほどいますので各ボードの右上にあるアイコンが初期技能です。指令トークンを使ってそれらを伸ばしていくことになります。最大で2枚差し込むことができます。



ちなみにゲーム中に入る経験値を支払うことでキャラクター特有のスキルが手に入ることがあります。それらを刺しても二枚制限には入りません。


イベント

イベントデッキをめくった事件が起こります。中にはハプニングだったり、時にはいいことだったりとまちまちです。

ですが大抵はイベントに対して判定を求めてきます。


技能にいて

このゲームは5つの技能があり、目標の数値に対してどれだけの船員が取り掛かれるのかというアイコンの数で判定していきます。


ですので先ほど強化したマルコは狡猾だけで3ポイントもっていることになります。そして参加した場合、成功しようが失敗しようが疲労トークンが乗せられます。

そしてもう一回判定に参加するとトークンが裏返り、極度の疲労状態になり回復するまで参加できなくなるうえに戦闘時の被ダメが1点多くなってしまいます。


イベントカードは右から左に6枚ずつの山が組まれて1つのデッキとしてめくられます。なので後半になるとひどい状況が次から次へとやってくるわけです。


18枚のデッキがめくり終わったら、強制イベントをこなし、新たに18枚のデッキを作っていきます。これを3デッキ尽きて必須イベントの後でキャンペーンの終了条件が満たしたら、1つのキャンペーンが終了します。


2アクション


航海、探索、市場、港のアクションのどれかを2つ行います。同じアクションはできません。


航海

こちらがマップになります彷徨海のほんの一部分を切り取っています。マップに書かれた点線と、バインダーの針金を境に1マスとして計算して、スキルと宿命の数値に沿ったマス数進むことができます。


各マップの端にはその先に向かう行先のページが記されています。端の場合は表示されません。

港と市場は赤丸に表示された場所でしか行えません。なので船は1マス進める必要があります。



市場

航海の途中でコインを手に入れたら商人からアイテムを購入することができます。それらは役に立つアイテムだったり、敵と戦う武器や防具だったり、新しい料理のレシピだったりと様々です。

山札から7枚めくり各カードの右下にある数値が値段となっています。それらを支払えるだけ支払い手に入れることができます。




宿屋が利用できるのが港となっています。お金を支払って回復や船の修理(船も11ダメージ負うとゲームオーバーになります)経験値を消費してキャラクター固有スキルを覚えられます。


探索


このゲームのメインともいうべき探索アクションです。


マップにある探索したい場所の番号をこちらのストーリーブックから開き文章を読んでいくアドベンチャーゲームブック形式で探索を進んでいきます。

中には技能判定や、何択かの決断を迫られることもあるでしょう。それら様々な結果をえたのちに「船に戻る」とかかれたら探索は終了となります。


ちなみにシナリオブックには時折このクエストカードを得ることもあります。そしてその裏にはキーワードとなる単語が書かれていたりします。シナリオブックは時折そのキーワードを持っているかどうかを聞いてきますので、そうしたら違う展開に遭遇することができるようになります。


その結果でこちらの冒険カードを手に入れることがあります。それらはアイテムだったり、レシピだったり、新しい搭乗者だったりと様々です。少なくても冒険を手助けしてくれることは間違いありません。


戦闘

戦闘も起こります、強大な相手と渡り合ったりすることもしばしばです。基本はダメージを与えた数値分相手のハードに血液トークンを置いていき埋め尽くしたら撃退したことになります。

その中で連携や相手にダメージを移すこともできます。詳しくはマニュアルの方をご参照ください。



これが一連の流れとなります。


このゲームの目的は元の世界に帰るための手がかりをかき集めるために、どこまで自分たちの船員を強化できるかにかかっています。

指令トークンを駆使して船員を強化し、手がかりをメモし、未知の探索場所へと船を進ませる。

ちょっとしたTRPGをやっている気分になりますが、骨子はアドベンチャーゲームブックをプレイしています。


わかる人がいるかはわかりませんが、ファイティングファンタジーをやってるというより、火吹き山の魔法使いをやっている感じでしょうか。


協力ゲームとして多人数でのプレイができると書かれていますが、個人的にはソロ向きなんではないかと思います。まぁ、このゲームを友人と共有したいというなら十分楽しめると思います。


ただ欠点はいくらかありまして・・・


まず、ものすごい場所をとります。


机一杯に広がったこの感じですよ・・・まずカードを結構広げたりするのでひれを見るスペースが欲しいのと、乗組員9人のボードも広くとらないといけないという点で机のスペースがいっぱいになります。


あとプレイ時間は覚悟した方がいいと思います。

あまりにも面白すぎて、1キャンペーン終わるのに6時間くらい平気でかかったりします。


正月から意を決して初めて3ヶ日ずーっとこれでした・・・気が付くと夜明けになっていたこともありましたorz


ここで熱中してしまうこの作品、機会がありましたら試してみてはいかがでしょうか。

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