サルデーニャレビュー評価など2件（Sardegna）

地中海の覇権を握れ！ ― 領土、戦略、そして読み合いが火花を散らす、14世紀サルデーニャの陣取り合戦。

『サルデーニャ』は、14世紀のサルデーニャ島を舞台に繰り広げられる、エリアマジョリティ系ボードゲーム。プレイヤーは「村人」「司祭」「村」「船」「砦」などの駒を駆使して、全16エリアで影響力を競い合います。

特徴的なのは、手札から1枚のキャラクターカードを出すだけというシンプルなプレイ感と、その裏に潜む読み合いと計算の応酬。カードの出し方ひとつで勝敗が大きく動くスリリングな展開が魅力です。

しかも、韓国のメーカーplayte社が手がけた本作は、ボードと箱が一体化した収納設計で、見た目も美しく、省スペースなのも嬉しいポイント。海外らしいスタイリッシュさと、手軽さ、そして深い戦略性が見事に同居した作品です。

陣取りゲームが好きな方はもちろん、「コンコルディア」や「クレタ」のような計画的インタラクションに魅力を感じるプレイヤーに、ぜひ手に取ってほしい一作です。

上記文章の執筆にご協力くださった方

テーマ/フレーバー

舞台の時代背景	中世（Medieval）
ゲームの基本目的	戦争/軍事（War / Militaly）

メカニクス

頻出するメカニクス	エリアマジョリティ（陣取り）（Area Majority / Area Control / Area influence）
移動に関する仕組み	エリア移動（Area Movement）
得点や資源等の獲得ルール	ハンドマネージメント（Hand Management）

作品データ

クレジット

ゲームデザイン	シュテファン・ドラ（Stefan Dorra）
アートワーク	ワンジン・ギル（Wanjin Gill）ジヨン・リー（Jiyeon Lee）ロトラウト・メイラー（Rotraud Meiler）
関連企業/団体	ゴルトジーバーシュピーレ（Goldsieber Spiele）プレイテ（Playte）クラフティ・ゲームズ（Crafty Games）