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  • 2人~3人
  • 20分~40分
  • 10歳~
  • 2019年~

公国のペレストロイカすはま、エル、コタツのリプレイ日記(2019年6月9日)

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1名 がナイス
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5年弱前

2019年6月9日に 公国のペレストロイカ
お三方に遊んでいただいた結果を掲載いたします。

建物の建築場所(左詰め)4列それぞれにエリアマジョリティーが発生する
シナリオ「ルーシの継承者」を入れてのプレイになります。
これによって、建物を何列目に建築するかが重要になってきます。

普通に書いても面白くないので、普通の文字が実際の行動。
斜体は、私が年代記風に脚色したものになります。

 

  スタートプレイヤー すはまさん こと スハーマ公

  2番プレイヤー    エルさん こと エル2世

  3番プレイヤー    こたつさん こと コータツ公


13世紀、ロシアの地はモンゴル帝国(タタール)にただただ蹂躙される時代だった。

さらに、13世紀後半になると東のリトアニア公国がロシアに進出し、ロシア諸公国の半分を併合し、大公国へとのし上がった。まさにロシアの諸公にとっては苦境の時代であった。
しかし、そんな中14世紀に入ると、北に位置しタタールの被害を最も受けなかったスハーマ公、

数代にわたる名門公国 エル2世、
そして新興国で若き君主 コータツ公の3人の公がロシアを牽引する時代となった。

所謂、三公時代である。これは三公の熾烈な争いを記した年代記である。


【1ラウンド目】   とセオリーどおり資材集めを行う中、 コータツ公 いきなり初期の資材を使って、10点の正教会を建てる早業!

1313年 コータツ公、正教会を建築し、国の中心とする。
    ここから新興国であるコータツ公の躍進が始まるのである。


【2ラウンド目】 エル2世 毛皮をソリで木材に変換して依然、資材を増やす中、 コータツ公 わざとカードを捨てて、アクションチップを得る行動に! アグレッシブな動きです。 スハーマ公 修道院でカードを2枚引きして、木材を得るなどこちらも資材を増やします。


【3ラウンド目】この時点で、 青 スハーマ公 エル2世ともに資材をたんまりと抱え込んだ中、 コータツ公の手番で、コータツ公はタタールの発生を祈り、カードを7枚目までめくるも、7枚目に十字架カードが出て、ギリギリ「タタールの侵攻」は発生せずで、コータツ公にとっては残念な結果に。のこりの両公はホッとします。

1321年 コータツ公は、タタールの首都サライまで赴き、徴税に従わない公がいることを訴えるもタタールは懲罰軍を派遣することなく、コータツ公の策謀は不発に終わる。 


コータツ公、町を2つ建設。


スハーマ公 製粉所で麦を増やし、それを使って畑を4つ作ります。
 一見地味に見えるこの一手が、最後の最後に効いてきます。

1322年 スハーマ公、東方への開墾を行い、いち早くシベリアへの進出を果たす。


エル2世 集めた資材で一挙に町を3つも建てて15点を得る。

1323年  エル2世、父の代にタタールに破壊された町々をいち早く再建し、国土の復興を果たす。


【4ラウンド目】 スハーマ公 木材を集める、 エル2世 ドイツ騎士団で コータツ公から麦を奪うも、 コータツ公 アクションチップまで使って、町を2つ建築する。


【5ラウンド目】 エル2世 資材を×2してたんまり溜めこむ賭けに出ます。 修道院カードを使って手札を増やして、それを捨ててアクションチップを得ます。 スハーマ公も資材を集め、木材5つ、麦2つ、毛皮4つを保持する状態。


【6ラウンド目】 エル2世も、 スハーマ公も資材をいっぱい持っている状況で、再び コータツ公はタタールが発生することを祈りながら、カードを引きますが、無情にも再び7枚目で3つ目の十字架カードが出てしまい「タタールの侵攻」は発生せず。

1335年 コータツ公は再度サライに赴き、徴税を納めない両公へ軍を差し向けることを切々に説きますが、サライのハンはこれを退けます。この時、既にタタール内部は権力闘争で混乱しており、ロシアに懲罰軍を送る余裕はもはやありませんでした。


  気を取り直して、コータツ公がアクションチップまで使用して、町を一挙に3つ建設。これで今までエル2世が優勢だった1列~3列目までのエリアマジョリティーが混沌としてきました。
 結果から見ると、この時、コータツ公は、エリアマジョリティーに絡めない教会を建てている1列目と、遠い4列目のマジョリティーを諦めて、2列目・3列目に集中して町を建築すべきでした。もし、1列目のマジョリティーをエル2世に与えても、2列目・3列目が取れたなら同着1位になれたかもしれません。

1336年 コータツ公がロシア中央部に進出し、エル2世の領土と隣接することになり、両公の争いが激化する。


  スハーマ公は、2ラウンド目に作った畑が効力を発揮して、畑の奥の4列目に城塞を建築することに成功し、城塞の20点に、4列目のマジョリティー5点がほぼ確定します。

1337年 スハーマ公、東方の拠点となる城塞の建築を行う。これによりシベリアの大部分がスハーマ公領に取り込まれることとなる。


  エル2世、教会の効果で狩人を復活させて、毛皮を得る。


【7ラウンド目】 スハーマ公、エル2世が都市を2つ建設する計画を見抜き、ドイツ騎士団で木材を奪う。 エル2世、これによって都市を2つ(20点分)つくる予定が頓挫する。都市を1つだけ建てる選択肢もあったが、敢えて建築せず1ラウンド待つことにする。

1341年 スハーマ公は、隣国エル2世が湾岸部の要地に都市を建築する計画を察知する。これを邪魔する為に、駐屯するドイツ騎士団をそそのかし、エル2世の要地を襲わせる。この一連の戦争により、エル2世の都市建築は5年遅れることとなる。


【8ラウンド目】 エル2世、都市をやっと資材を集めなおし、都市を2つ建築。これで1ラウンド遅れでトップに躍り出ます。

1346年 エル2世は念願の湾岸部への進出を果たし、これまでスハーマ公が独占してきたドイツ商人との交易に割り込むことになる。


【9ラウンド目】タタールの侵攻が発生するも、 コータツ公から麦1つを奪うにとどまる。そのコータツ公は都市を1つ建設して終了。

1351年 モンゴル帝国の軍事司令官だったママイが、タタール内の内乱を収束させ、懲罰軍をロシアに派遣するも、コータツ公と小競り合いを行っただけで撤退。もはやタタールにはロシアに対する影響は失われていた。


  スハーマ公は町を2つ建築して終了。


エル2世は、麦畑を5つ建てさらに製材所で木材の得点を倍にして最終ラウンド終了。


【結果】

シナリオを除いた建物と残った資材の合計得点は、

  スハーマ公 48点、  エル2世 49点、  コータツ公 47点

シナリオ「ルーシの継承者」を入れると、まず -3点される為

  スハーマ公 45点、  エル2世 46点、  コータツ公 44点

各列のマジョリティーは1~3列目は引き分けとなり、誰にも得点が発生せず、唯一4列目のマジョリティーを取ったスハーマ公のみに5点が加点されます。

  スハーマ公 50点、  エル2世 46点、  コータツ公 44点

と言う結果となり、なんとシナリオ「ルーシの継承者」を入れていたことで、スハーマ公の逆転勝利となりました。(スハーマ公は大公位、エル2世は公、コータツ公は分領公と言う結果です。)

エル2世は、7ラウンド目にスハーマ公の行ったドイツ騎士団が痛手でした。

コータツ公は、6ラウンド目に2列目・3列目に町を集中して建築すれば、その列のマジョリティーが得られたかもしれません。

こんな結果でした。


 ロシア中央部で繰り広げられたエル2世と、コータツ公の領土争いは、最終的に痛み分けとなるが、経済力で勝るエル2世がロシア中央部で優位な状況となる。

 ロシア中央部で劣勢となったコータツ公は、スハーマ公への接近を図る。これによってスハーマ公とコータツ公との間で条約が締結され、コータツ公はスハーマ公に併合されるも、その元で分領公として、領土の保障が確約される。

 一方、コータツ公を併合し、ロシア中央部に進出したスハーマ公は、府主教アレクシーから大公位を授かることに成功し、ロシアで最も有力な諸公となる。

 三公時代は幕を閉じ、また新たな時代が幕を明けるのである。

メンバー勝利点勝者
すはま
すはま
50
エル
エル
46
コタツ
コタツ
44
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