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王府百年たーとるりばーさんの戦略やコツ

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約5年前

設定を重厚に作られていますが、120分というゲーム時間内に最深部までいくのは困難です。Twitterか何かで見たのですが、最深部まで行ったのは1組だけだとか。100組いて1組でも上出来だと思います。


ただ、そこまでいくには単純に時間が足らない。

設定を解き明かしていくのに時間(と他プレイヤーの協力)が必要なのですが、そこが罠。肝心かなめの”犯人は誰か”を考察する時間を失ってしまうのです。

また、情報が増えれば増えるほど、情報量に溺れてしまう。ここはミステリー慣れしていないと厳しいかもしれません。


とはいっても、犯人を誰か当てる、ということに焦点を絞ればそれほど難しいわけではありません。

重厚に作られた設定を1つも抜かなくても、キチンと会話するだけで犯人候補を2~4人に絞れるはずです(誰を担当するかによる)。

逆に言えば、設定を抜けば抜くほど犯人候補を少なくできます。その分、情報が多くなりすぎて、処理できるかはプレイヤー次第ですが。


マーダーミステリーのコツは情報を絞る事。意外とできない人が多いんですね、これが。

(探偵小説ではない)ミステリー小説でいうところの、いわゆる作者からの”読者への挑戦”に慣れた人にはわかっている事ですが。

全部の情報を見ようとして、大事なものを見落としてしまうのを、結構な勢いで見ています(ゲームに参加せず、見学したことも数回あります)。


時間の使い方も重要ですね。自分がこのゲームで失敗した点でもあります(犯人を正答したが、他プレイヤーを説得する時間を失ってしまった)。

自分のプレイスタイルは”犯人ではない人を見極めること”、そして”味方を作る事”。味方を作って共闘できれば最高ですね。このために時間を使っている、とも言えます。

犯人に目星をつけて票を集めることができますし、自分が犯人として扱われる可能性を減らすことも出来るからです(ただし時間内に犯人を1人に絞ることが重要)。

ちなみに自分は、容疑者一番手をプレイしても1票も貰ったことはありません。


犯人は誰か、これが重要なところですが、ミステリー小説ではなく探偵小説から引用すれば”あらゆる不可能事を排除して、ありえない事象が残ったとしてもそれが真実である”ということです。

とはいっても、マーダーミステリーでは”全ての情報が開示されるわけではない”のです。

そして王府百年では最終的には1人絞れるはずなんです。犯人(候補)が持っている情報と、第1段階を突破した設定を見れば。

だからこそ、自分は最後の最後ではあったとしても、犯人にたどり着けたのですから(第1段階を突破しなくても犯人を2人に絞られていた状況です)。



あと、これは人によると思うのですが、犯人を見つける方法について。

犯人候補を少人数に絞ってから犯人の要素を見つける方法。いわゆる帰納法ですね。

情報を集めて解析してから犯人を捜しあてようとする方法。いわゆる演繹法。

どちらがご自身に向いているか考えてから、マーダーミステリーに望んでみるのも一興です。


ちなみに自分は帰納法ですね。麻雀で言うところの一点読みをするタイプ。麻雀はからきし弱いですが。

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皇帝
たーとるりばー
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