桃雀うらまこさんのレビュー

麻雀を知ってるなら最高に楽しめる2人用の変則麻雀の桃雀。

3セット×3以上と頭を作らないといけないのにはじめの手札は7枚スタート。

手札を増やすには順子か刻子を作り「開」をすることで山札から3枚引いて手札を増やすことができます。

楽しくなって連続展開したくなるけど気持ちを落ち着かせないと山札が無くなったらラウンド(局)が終了になり、テンパイしていないと得点になりません。

ルールは麻雀ベースですが、1〜9はフルーツスートで4種類あり内1種類はオールマイティー(桃)です。

順子は同じ種類の数字が3連続じゃないとダメですが、桃はどの種類にもできます。

刻子は種類バラバラで同じ数字3枚です。

自分で揃えた、または相手が捨てたカードで順子か刻子を作れたら「開」宣言をすることができます。

開宣言後は

「山札からカードを3枚引く」

「手札からカードを1枚捨てる」

のどちらかをします。

開宣言や手札を合わせて順子や刻子は最低3つは作って、あとは頭(ペア)を1つは作らないとアガることすらできないので開宣言は2回ぐらいは必須です。

カードを引いたあとに連続で開宣言もできるので、コンボ感はあるかな。

手札からカードを1枚捨てることで、アガるために必要でないカードを捨ててテンパイをすることができ、こちらもどこかですることが必要です。

2人専用ですけど、ポンやチーにカン(カンはラウンド中にどちらか1人が1回だけ)もあり、麻雀を知っていたり好きならハマる要素が強い。

毎ラウンド開始時に、親プレイヤーではなく子プレイヤーが点棒をラウンド代として支払っていくルールもあり、親プレイヤーに連続でアガられると毎ラウンド開始時に支払う点棒も高くなっていくので、ゲームの収束性も良い感じです。

麻雀でいう白發中が犬雉猿になっていて、月と太陽もありこちらは月2枚と太陽2枚のどちらかに好きな1の刻子にすることができますし、月3枚、太陽3枚の刻子も大丈夫です。

いろんな役があって、7回の開宣言をしてアガる日本一も狙いたくなるテンポも良いゲームでしたので2人用ゲームでも、かなり好きなゲームになりました。