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  • 6人~7人
  • 10分~15分
  • 10歳~
  • 2024年~

バザールの商人たち白州さんのレビュー

210名
2名
0
約1ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

7/10

アークライト・ゲーム賞2024の最優秀賞作品。

パチスロシュミレーターをはじめ、独特な作品を数多く輩出している、個人的に、今注目のデザイナーの短時間交渉ゲーム。

ゲームは「露天商(座ってお店開く側)」と「行商人(実際に動いて露天商と交渉する側)」に分かれて、リアルタイムで交渉する。

交渉といっても、基本はセットコレクションで、9種類のカードの中からできる限り、同じやつを集めることを目指す。

面白いのが、露天商は他の露天商とマジョリティ勝負(要するに各種類で1~2位だと得点)なのだが、行商人は特定の枚数を集めると得点が入るので、同じ商品カードなのに、役割によって価値が異なる点。

さらに、露天商のプレイヤーの中から勝者1名、行商人のプレイヤーの中から勝者1名をそれぞれ選ぶため、露天商と行商人が敵対関係ではなかったり、露天商同士、行商人同士は交渉できないため、利害関係がない点が他の交渉ゲームと大きく違うところで新しい。

また、1回の交渉時間が2〜3分(プレイ人数によって違う)しかなく、それが計2回しかないので、10分程度で終わってしまうため、交渉ゲームで嫌われがちな相手の足元を見たり、嫌がらせの交渉よりも、とにかくスピーディーに決めることにフォーカスが当てられているのも、今の時代にあっていて素晴らしい。

交渉ゲームといえば、ルールが若干複雑で、短時間で終わるものはほぼない印象だった(あるとすれば、ハグルだが、あれは特殊)が、シンプルなルールかつ、短時間で終わるゲームという革命を起こしたといっても過言ではない作品。最優秀賞も納得。

弱点は6~7人でしか遊べないというプレイ人数の幅の狭さと遊ぶための場所セッティングがちょっと必要なところだが、このゲームの魅力を最大限に発揮するには、譲れない部分ではあるし、致し方ないだろう。

ぜひとも、6~7人で遊ぶ機会があったら、試してほしい作品。今後、短時間交渉ゲームが増えたとしたら、間違いなく、パイオニアとなった作品と言えるだろう。

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18toya
びーている / btail
白州
白州
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