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  • 2人~5人
  • 30分前後
  • 8歳~
  • 2010年~

それってアリ!?白州さんのレビュー

129名
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4日前
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8/10

ブルゴーニュ、ノートルダム、ドラゴンイヤー、マカオなど、重量級ゲームの印象が強いデザイナーの軽量級ゲーム。

かなりのプレミアがついてるゲームだったが、韓国版が流通するとのことで、レビューしてみる。

ルールは、一時代を築いた重量級ゲームデザイナーとは思えないほど軽く、基本はダイスを振って配置するだけ。

ダイスの目勝負なので、当然、でかい目が強いのだが、いろんなところに工夫があって面白い。

まず、ダイスを配置できるカードは3枚あって選べるのだが、各カードの左側から配置できない点。

各カードには5つのアリ塚が描かれており(そのため、5人がベスト)、アリ塚に置けるダイスの数が違うのである。

当然、1個置ける場所よりも3個置ける場所の方がダイス目の合計数が大きくなるため、最大数を取りに行くなら、3個の場所を狙いたいのだが、各ラウンドで置けるサイコロは5個だけなので、3枚のカードそれぞれに3個ずつ置くことはできないため、どのカードにダイスを分散させるかを考えるのが面白い。

次に虫タイルの存在。各カードには特定の数字を置くと、虫タイルがもらえるのだが、この虫タイルが便利。

サイコロを振り直したり、パスをしたりすることができるため、サイコロを置く順番が重要なこのゲームではかなり貴重。

そして、この虫タイルは基本的に小さな数字に設定されており、こういうダイスゲー全般(主にすごろくだが)によくある「6出すやつが強いんでしょ?」となるところを小さい数字でも活躍する場所を用意しているのが素晴らしい。

ぶっちゃけ、このゲームを遊ぶまで「ダイスゲーとか結局運(6出すやつが勝つ)だから嫌い」という、ボードゲームを趣味とするものであれば、多くの人が一度は通るであろう価値観を変えてくれたという意味でも、個人的に感慨深い作品だったりする(とはいえ、結局はダイスが5〜6出る人が強いんだけど、それでも小さい数字の活かし方がここまで良いと感じたゲームはなかった)。

他にもセットコレクションやら、ほどよいゲームバランスと可愛らしいイラストでまとまっているのもあいまって、かなりお気に入りの作品。ゲーム評価的には7くらいだが、個人的なダイスゲーの価値観を変えた作品でもあるので、+1の評価とした。

なにはともあれ、そんなレアゲーがまた手に入りやすくなることを嬉しく思う。

まぁ、韓国版の見た目がどうだとか、値段が想像以上に高いとか、いろいろ思う部分はあると思うが、それらを加味しても、リメイクされて、久々におお!と興奮してしたので、良かったと思う。

フェルト好きはもちろん、ダイスゲーとか6出すやつが勝つだけの運ゲーでしょ?と思っている昔の自分のようなゲーマー、気軽にほどよい戦略と運のバランスがいい感じのゲームを遊びたい人まで、幅広い層にウケるゲームだと思うので、興味ある人はぜひプレイしてほしい作品。

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白州
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