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  • 3人~8人
  • 20分前後
  • 8歳~
  • 2015年~

ハンズtakashinさんのレビュー

244名
1名
0
7年弱前

静かで激しいパーティーゲーム。


カード消耗率が尋常でない。飛び散る、折れ曲がるカードたち。カードが折れ曲がっても気にしない。ゲームプレイに影響はないはずだ。


手札には片手の形が書かれた青カードや両手の形が書かれた黄色カードが配られる。基本的にプレイヤーは青カードに描かれた手の形を、手札を保持していない空いた方の片手で黙々と作る。同時に他のプレイヤーが同じサインを出していないか探っていく。決して言葉を出してはならない。この静かさが奇妙な緊張感を生む。ほかのプレイヤーと同じ手の形を作ったらカードを見せ合う。同じカードならカードを出し、絵柄が一致するならお互いに1点を獲得する。


なぜカードが飛び散るの?


作業量を増やすのが高得点をたたき出す攻略法だ。ゲームを始めてみれば数秒で気づくだろう。手札の形をまね、同じものがなさそうなら別のものをつくる。黙々と次々に。発信する情報を多くする。それだけ同じ形を見つけるチャンスを生む。手札がよくないと思うならいつでも山札と交換できる。手の形のアピール、確認、得点、手札の交換、補充、すべて同時進行だ。スピードを求めるプレイヤーによって山札は早々に崩され、場はすぐに混沌の極に達する。(山札を作らず、裏向けにして机一面に広げたほうが遊びやすい。)ふと見ると手札を静かに机に伏せ、両手で形を作っているプレイヤーが。黄色カードだ! 両手で形を作るプレイヤーがいたらほかのプレイヤーは皆プレイを止めその形をまねなければならない。最ものろまなプレイヤーがその黄色カードをマイナス1点として受け取らなければならない。黄色いカードは椅子取りゲームの音楽をストップするスイッチだ。いつ、どのタイミングで使ってもよい。連続で使うといった予想外な演出もできる。あなたの片手は手札で埋まっている。混沌の極みのその時、突然両手をつかって形を作らなければならないとすると、片手で保持していた手札のカードはどうなるだろうか? 

必然、カードは空を舞うのである。

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Nobuaki Katou
勇者
takashin
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