魔石集めの小人たちFairies Collecting of Magic Stone

「魔石集めの小人たち」は魔法が存在する世界で、魔力がなくても魔法を使えるようになる動力源である「魔石」を、従来の発掘や魔物からの剥取ではなく、大気中を漂う魔素から錬成しようとした１人の魔技師の奮闘の物語……。

プレイヤーはその魔技師と契約し召喚された小人となって、魔技師が設置した魔法陣から魔石を採取します。

魔素収束錬成魔法陣と名付けられた魔法陣から魔石を採取できるのは、魔技師本人ではなく、契約した小人たちですが、彼らと契約しているのはあくまで魔技師。魔技師の魔力と集中力の問題で、ひとりの小人は１回につき３０秒しか魔法陣に触れられません。
また、魔法陣からこぼれてしまった魔石は魔素に再分解されてしまうので、この世に存在できません。
魔石を採取できるのは、魔技師が与えた２振りの杖を携えた小人のみ。
緑の杖は魔技師の制御呪文、もうひとつの色の杖は、小人への召喚契約呪文、そのふたつで編み上げられています。
２振りの杖の間で、魔石は実体化し、収納袋に入れることで、存在が安定します。
ただし、魔石の属性と小人の属性が違う場合、純度が下がってしまいます。
純度が優れていると、素晴らしい評価の魔石がとれることがあります。
その日頑張った小人は魔技師にほめられるので、ついつい今日も魔石採取は続けられるのです。