エタリヤ：創世の神石Sak_uvさんのレビュー

我はこの地に根付いた土地神。この地に住まう7つの民族を導き、我が祝福を授けた地に彼奴らを住まわすのだ。ゆめゆめ誤ってわが敵に力を与えるではないぞ...
という感じのゲームです。

7色ある駒を3個づつ順番に配置していくのですが、最初に駒を配置するときは自由度があります。ただし、同色の2つ目からは隣接するように置かなければなりません。
このゲームの特徴は駒を配置するフィールドが色分けされており、そのコマがどちらの勢力にとっての加点要素なのかが決まるようになっている点です。
配置したある色の駒が、自分のフィールド内で４つになったらその色は4つにしたプレイヤーのマジョリティになります。
そして、先に４つの色のマジョリティを確保した方の勝ちになります。

ルール的には簡単なのですが、実際にプレイしてみると３つのコマの色に振り回されることしきりです。この色を配置したらマジョリティが確保できるけれどいらない色が混じっていて無駄なアクションになる、とかこちらでリーチを駆けたら別の色は逆リーチになる、とか。

ベースのルールは運要素が高すぎるので、拡張ルールを入れて運要素の影響度を下げることをお勧めします。

ちなみに「エタリヤ：神域の精霊」とは世界観は共通ですがゲームとしてのつながりはありません(笑)。

1ゲーム10分強ぐらいの軽いプレイ感に頭を使う要素を多分に含んだこのゲーム、プレイする機会があれば遊んでみてくださいね。