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3/10

クソボドゲオブザイヤーやったら、紙ペン部門でノミネートは固いゲーム(笑)

紙ペンゲームといえば、ある程度は安定した面白さを担保しつつも、結局似たようなことをやっているので食傷気味になってしまうシステムのイメージがあるのだが、このゲームは今まで遊んだ紙ペンゲームの中で、本当に面白くない(というか、ゲームとしてめちゃくちゃ)!とはじめて思った作品でもある(笑)

その理由を述べていこう。

まず、タイトル詐欺がヤバい。welcome to...とタイトルにあるが、なんと、某有名紙ペンゲームと関係ないw

紙ペンゲームでwelcome to...ってあれば、このゲーム手に入れようとするレベルの人なら絶対あれ想像するでしょw

残念ながら、罠なのである。このゲームをデザインした人は、このゲームが処女作であり、welcome to...とは、紙ペンゲームということ以外、マジでほとんど関係ないです・・・。

そして、箱絵のタイトルの「welcome to」の文字が異様に小さいのが、おわかりいただけるだろうか・・・。

これはタイトル詐欺とよばず、なんと呼ぶのだろうか。

まだ、クソゲーで全然流行らなかったから騒ぎになっていないものの、もし、中途半端に面白かったら、ワンチャン干されてるんじゃないかと思う(笑)

さて、続きまして、肝心のゲーム内容のヤバさについて語っていきましょう。

まず衝撃的なのが、紙ペンゲームなのに、なんと、ゲームが終わる前にやることがなくなることです!

このゲーム、9ラウンドあるのですが、1手番にその気になれば、めっちゃ記入できるシステムのため、ぶっちゃけ5〜6ラウンドやれば、全マスのほぼ全てを埋め尽くすことができてしまう!

なので、後半やることがありません!実際、プレイした際は全員7ラウンド目でやることがなくなり、ゲーム終了しましたw 

紙ペンゲームで、全プレイヤーがラウンドの1/3を残して、やることがなくなるとか、絶対テストプレイしてないだろw いくら安定システムの紙ペンゲームでも、これはさすがに舐めすぎでしょ(笑)

次にヤバいのが、目標カードのバランスの粗さ。

紙ペンゲームといえば、紙に記入する内容以外に目標カード的なものがあるのですが、このゲームにももちろんあり、各プレイヤーの間に3枚ずつ配置します。そして、そのカードを両隣の人同士で早取り合戦するわけです。

これは、今まで遊んだゲームの中でもあんまり見たことなかったので、ルール読んでるときは、おお、なんか工夫してるなと思ったのですが、実際遊ぶと、そんなことは全くありませんでした(笑)

例えば、4人でプレイすると、プレイヤーの間にカードが置かれるので、当然4箇所に3枚ずつ置かれます。

そして、置かれるカードの全てが違う内容の目標カードなので、説明が鬼面倒くさいです。

というか、ゲームが始まる前にいろいろ説明しなくちゃならないのに、半分以上は自分と関わりのないカードなので、聞いてる間は、虚無です。なぜ、全員合わせて早取りにしなかったのか・・・。

差別化として、やったのかもしれませんが、やはりテストプレイをしなかったせいで、改悪になっています。

さらに、この得点カードのバランスもめちゃくちゃ悪いです。絶対、テストプレイしてないので(笑)

このゲーム、タイトル通り、恐竜テーマパークをつくっていく紙ペンゲームなのですが、一番大きい恐竜を4体描けと5種類の恐竜(小さいのもあり)を描けの2種類の目標カードが並んだりして、あきらかに大きい恐竜4体の方が難しい・・・というか、コスパ悪いんですよね。

普通、お題の達成度の難しさが厳しいほど、得点が高くなると思うのですが、謎にもらえる得点が同じだったりするので、「どちらを達成しようか」というジレンマが皆無で、もうこのあたりでゲームがどうでもよくなってしまいました・・・。だから、テストプレイしろっての。というか、目標カードをユニークするなら、得点バランスも考慮しろw

最後のヤバいところですが、クソゲーあるあるでもある、とにかくルールの穴の多さ!

例えば、恐竜を描く際に、凶暴な恐竜ほど囲んだ枠に電源装置を隣接しなければならないとルールにあるのですが、この電源装置をどういうタイミングで描けるかの記述がありません(笑)

明らかに知ってる人が思い込みで書いている同人ルールブックでしたw

他にも得点計算で、ルールにない項目があったりと、久々にルールブックでストレスを感じました(笑)

以上をふまえて、クソボドゲオブザイヤーの紙ペン部門にノミネートされる素質があると思いました。

クソなところ、ばっかり書くのもあれなので、このゲームの唯一の良いところを述べると、かわいい恐竜のテーマパークを描けるという点のみです。

というか、このノリだけでゲーム企画されて、適当に紙ペンゲームでデザインされたゲームだと思います。

ちなみに和訳ルールが公開されていて、ルールブックには、ライトルールとチャレンジルールの2つがあったのですが、なぜかライトルールしか和訳されていないことに違和感を覚えていました。

そして、この理由は、実際にプレイして理由がわかりました。

それはここまで読んだ人ならおわかりだと思うのですが、クソゲーだから、チャレンジルールまで和訳しようとは思わなかったのだと思います(笑)

個人的には、紙ペンゲームって、よくもわるくも安定したゲームシステムであって、クソゲーの紙ペンゲームを見たことなかったので、ここまで印象に残ったという意味では、他の紙ペンゲームよりもある意味良かったのかもしれません。

なので、welcome toが好きで、わざわざキャンペーンをダウンロードしてやる人とかは気をつけてください。

最後に結論を言うと、世の中に面白いボードゲームが溢れている昨今、自分たちがいかに面白いボードゲームに囲まれているか、いかにそれが幸せなのかを再認識できる戒めを体感したい人用のゲームなので、遊ぶ際は、それなりの覚悟を持ってプレイしましょう(笑)

【呪物階級】準1級:早く終わる点と恐竜のお絵かきが楽しい以外、良い点が全く見当たりません(笑)

welcome to 好きの方が事故らないように、あえて厳し目のレビューとさせていただきました。

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