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究極ウォリアーズUltimate Warriorz

レーティングの登録/分布

  • 究極ウォリアーズの画像
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2011年にMatagot社から発売された、ルールの簡単なファンタジーバトルロイヤル『Ultimate Warriorz』です。
ホビージャパンにより和訳付きで輸入されました。

デザイナーは『Adventurers』シリーズのギヨーム・ブロッシェ。
実は同作者の2009年作品『Mad Arena』の改訂新版です。

何と非常にシンプルなルールで手軽に8人までプレイする事ができます。(ここポイント高いです)

◾️箱がそのまま闘技場

このゲームのボードは箱の中に無く、何と箱の裏がそのまま闘技場になる仕掛けです。

箱の辺には、闘技場っぽい柱を立てるようになっています。(無駄にカッコいいけど、ちょっとジャマ…笑)

箱の中には、各登場キャラクターの無駄にデカい厚紙コマ(カラーのプラスチックスタンドで立てるようになっているので、識別はとてもしやすい)と、キャラクターごとの専用アクションカードが各8枚。

あとはライフポイントを表すトークンやその他特殊なトークンがいくつか。

比較的薄手の箱ですが、それでもスカスカなのでちょっと寂しい感じ。

面白いかどうかちょっと不安な感じです。

コンポーネント的に、8人で囲むとボードがせまいです。(結局外箱サイズなので、大型テーブルの真ん中に置くと、みんなでのぞき込む形になる上に、外側に差し込んだ飾りが無意味に邪魔…です。汗)
また、キャラクターコマがでかいので1マスに集中したりすると密集して見分けにくいし、手に取りにくい。
ここだけ何とかならんかなあ…。

◾️ユーモラスな8キャラクターたち

舞台はファンタジー世界の闘技場。

そこに登場する個性的な戦士たちが全8種類。

『インディアンのゴブリン・ジョジョバ』
『サムライドワーフ・ボンザイ』
『闘牛士ミノタウロス・ソルゴ』
『蛮族樹人・バオバブ』
『スパルタの赤い竜・ザミオカルカス』

など、クセのあるキャラクターばかり。(みんな名前がプロレスのリングネームみたいになってるのが笑えます。)

それぞれ固有のライフポイントを持ち、8枚のアクションカードの内容もそれぞれ異なるので、様々な戦闘バリエーションが生まれる仕掛けです。(当然、ドラゴンのザミオカルカスのライフが1番多い)

これらの中から自分のキャラクターを1人選んで、他のキャラクターと戦い、自分だけ生き残るか、7ラウンド終了後に人気ポイントの合計が最も高いと勝ちとなります。

どうやっても7ラウンドで終了なので、ゲーム自体は大人数でやっても30分程度しかかかりません。

◾️アクションはカードを選んで1枚出すだけ!

各アクションカードには、《イニシアチブ値》《移動ポイント》《近接戦攻撃》《射撃戦攻撃》《防御力》が書いてあり、その数字を使って戦闘をします。

全8種類を手札として持ちますが、7ラウンドで終わりなので、1枚は使わずに残る事になります。(8枚全部を最初に持ち、1枚ずつ使用するので、ゲームが進むにつれだんだん選択肢が狭まってくるのが結構面白いです。)

8から順にカウントダウンし、自分のイニシアチブ値になったら申告してアクションを実行します。(なので誰がどのくらいのタイミングで動くかはちょっと読み合いになります)

《移動ポイント》分だけ移動し(この移動ポイントは必ず使い切らなければならず、元いた所へ戻る移動は禁止なので、だんだんと攻撃目標の予定が狂ってくる所がこのゲームのミソですね♪)

攻撃では、近接が同じエリア、射撃が隣か2つ先のエリアにいる相手を選んで、攻撃力の数のダイスをガラガラ振って、相手の防御力と同じかそれ以上の目が出たダイスの数だけダメージを与えます。(これが原則として戦士としての人気ポイントになるのです)

攻撃できる相手がだいぶ限られそうな印象を受けるかもしれませんが、闘技場ボードを見てもらえばわかりますが、エリアはたったの6つしかないので、どうやってもほとんどの攻撃は当たります。(実はかなり狭い!)

だから《攻撃が当たるかどうかの間合い》が問題なのではなく、そもそも《誰を狙うかの選択》の問題なのです。

そうです、もうお分かりの通り。
最近珍しくなったくらいガチの直接攻撃です。

いちおう、ノーダメージのキャラクターに当てた最初のダメージは《3ポイント分のポイント》になったり、3ラウンドまでに誰かを倒してしまうと観客からブーイングを食らって減点になったりする程度の調節はありますが、それでも直接攻撃なのは変りません。

なので、ここを割り切って、ギャーギャー言いながら大騒ぎして殴り合うのが正しいスタイルですね。

どうやっても殴り殴られ、メチャクチャな大乱戦になるので、誰に殴られたとか気に病まずに、派手に突っ込んで行って全力で大暴れする事を楽しむゲームですね。

ただし、強調しますが《相手を選んでの直接攻撃》《ガチの殴り合い》《先に死んだら脱落で復活なし》です。苦手な人に無理に勧めるのはやめときましょう(笑)

◾️プレイ状況

先日、集まった6人プレイ。その後見学者が加わっての7人プレイを実施。

初心者も仲良く混ざって大騒ぎで暴れ回りました。


「次7の人〜。」

「よしっ俺!俺!」

「あ、残念でした私も〜♪同数だからサイズの小さい私が先ねー。笑」

「うぐっ、何という。」

「私はこれ!接近戦でサイコロ2個ね。ちょっと弱いかな。」

「誰を攻撃するのって決まってるか」

「そりゃあモチロンそこの赤いドラゴンさんに決まってるじゃない。私のところへ来るから!」

「ぎゃー!また俺か⁉︎俺ばっかじゃん!」

「だって1番強いドラゴンでしょ!ライフ多いから大丈夫じゃない?」

「だって動くところなかったんだよ〜」

「それっ(ガラガラ)。えーと2発とも命中!やったー!」

「さすが○○ちゃんのサイの目は走ってるな」

「うおおお、痛い痛い。死ぬ死ぬ!くそおおやりゃがったなあ!これ、回復ないのがツラいな。」

「よーし、今度こそ俺な。」

「おお!ついに○○ちゃんをブッ飛ばすか⁉︎」

「いや、こっちのバオバブに攻撃だ!」

「そっちかよ!(爆笑)」

「いや、そっちの方が攻撃が当たりやすいんだよねー、笑」

「セコイな、笑」

「よっしゃ、必殺技の《カミカゼアタック》だーっ!ダメージ受けてるから強くなるんだぜぇ。当たると痛えぞぉぉ!4ダイス だ!…ん?」

「あれ?もしかしてこれ全部外れてない?笑」

「え?な、なんでやあああっ!」

(一同大爆笑)

といった感じでにぎやかなゲームでした。

連続でプレイしていると、それぞれにお気に入りのキャラが出てきたり、なかなか味のあるゲームとなります。

仲間うちなので派手に死んでも、それはそれで笑いのひとつなんですね。
勝ったゲームより、よっぽど語り草になる思い出です。

やはりボードゲーム は《何をやるか》も大切ですが、《誰とやるか》が大きいと改めて痛感させられた体験でした。

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  1. 投稿者:Bluebear
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作品データ
タイトル究極ウォリアーズ
原題・英題表記Ultimate Warriorz
参加人数2人~8人
プレイ時間30分前後
対象年齢8歳から
発売時期2011年~
参考価格未登録
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2011年にMatagot社から発売された、ルールの簡単なファンタジーバトルロイヤル『UltimateWarriorz』です。ホビージャパンにより和訳付きで輸入されました。デザイナーは『Adventurers』シリーズのギヨーム・ブロッシェ。実は同作者の2009年作品『Ma...
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