ザ・プロファイラー82BG@19秋GM(土日)出展さんのレビュー

☆4

皆で協力して、該当するキャラを絞り出せ！！

８人まで協力できるゲームで1人が出題者となって、６つあるキャラクターのうち1つの正解を知って導くゲームです。

それを導くためにはフレーズカード（ヒント）をスケールに添えて、仲間に伝えます。

フレーズカードの内容は「この人の名前の高級レストランで開店できる」「クラスで１番である」「食料を分け与える」など書いてあります。
スケールは細長いボードで「-5～+5」まで表記されていて、数値の意味は「全然当てはまっていない～すごく当てはまっている」という意味を表す

この２つを組み合わせてキャラとフレーズが当てはまるか当てはまらないかの度合いで、仲間に伝えていくわけです。

キャラクターのジャンルは幅広く
「マイケルジャクソン」「ドラキュラ」「マツコ・デラックス」「独裁者」など色々ある。
少し面白いシステムは６体のキャラから解答を消去法で点数を稼いでいきます。
どういうことかというと、このキャラクターは今回の解答とは違うと選択肢から外すことで点数がもらえます。5体を消去しききることで5点もらえるということです。

そういったゲームを5回行って高得点を目指すゲームです。


う～ん、自分にはこのゲーム合わないかったです。
リーダー側と回答者側を1回だけ行って飽きました。

理由はゲームのモチベーションがあがらないです。
このゲームには世界観がありません。

駒やボード的に探偵が主役になっているので世界観がありそうなのですが、説明書には書かれていません。「フレーズという情報だけで捜索する探偵が、なぜ問題に挑み続けるのか？」ぐらい、世界観ほしかったです。
そして致命的なことに皆で高得点を稼ぐゲームなのに、点数による勝利ラインや称号も何も書かれていないです。
つまり、ゲームは5回行って1ゲームの最高勝利点は5点ですので、MAX25点をとれば間違いなくゲームに勝利したと思うのですが、それを勝利条件とすると最初の1ゲームで1失点するだけで、ゲームに勝利出来ないことがわかってしまって、やる気を失います。
せめてモチベーションが維持するように「最高の勝利は目指せれないけど、せめてこのゲームには勝利しよう」という点数のラインを規定してほしかったです。

あと、８人協力ゲームという表記はやめてほしかったです。ルール上1ゲームで5人しか出題権がないからです。

カードの種類の数は文句なしの量で、上級ルールなども用意されていて制作の努力を感じる点が数感じるだけに、少しガッカリの作品です。

だけど、このキャラクターカードをコードネームとして遊んでみたら面白いかもしれないです。

遊評☆４