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  • 3人~4人
  • 15分~20分
  • 8歳~
  • 2018年~

お山の神様ご勘弁bine(ビネ)さんのレビュー

149名
0名
0
3年弱前

「非協力的協力ゲーム」という聞きなれないこのゲーム
独特のプレイ感があります

プレイヤーは猟師となって動物を狩っていくわけですが「山の神様の怒りに触れないように」という但し書きがあります。

さて、ゲームとしては非常にシンプルな構成です。
狩る対象である「獲物チップ」には「ケモノ面」と「足あと面」があり
ケモノ面には「熊」「猪」「鹿」「兎」「鳥」の5種類とその大小が書いてあります(小さいものは「1点」大きいものは「3点」)
その反対の面は「足あと面」でケモノ面の動物の足あとともう一つ別の動物の足あとが書いてあります。

ここでちょっと変だなと思ったかも知れませんが、獲物チップの表裏については「ケモノ面がオモテ」「足あと面がウラ」というようなことはないのです(重要)

ゲームのセットアップとして獲物チップを筒に入れて一定数を場に出します。
その際に獲物チップのどちらの面が見えていてもそのまま山として積みます
(つまり「ケモノ面」と「足あと面」が混在した山が出来るわけです)

これでゲームが始まりますが・・・ここからは驚くほどシンプルです
自分の手番で出来ることは「山札から獲物チップを引く」のみです
その時、裏面を確認したりしてはいけません(重要)
引いた獲物チップを誰かの前に置きます。
引いた獲物チップが「足あと面」だった場合は置いた後に「ケモノ面」へと反転させることが出来ます

これで手番はおしまいです。
そして山(獲物チップ)がなくなったらゲーム終了です。

一体このゲームなにがどうなってるんだ?と思いました
しかし、得点計算になるとその疑問は解消されます

ラウンド終了時、各プレイヤーはある程度、様々な獲物を獲得しているはずです。
その獲物を種類ごとに合計します
「熊が6点、猪が7点、鳥が2点、兎が7点、鹿が5点」といった具合です
全員の集計が終わったら各獲物に関して最も多く狩ったプレイヤーのその獲物チップを没収されます
山の神の怒りに触れて得点化できないのです。

獲物チップの面によって思惑は大きく外れてしまったり
もういらないと思ってる種類の獲物を押し付けられたり
しかしふたを開けてみたら意外と大丈夫だったり

ブラックジャックで中途半端な数字の時にカードを引くかどうするか・・・
に近しい感覚で「非協力型協力」というのはなるほどなと思いました。

凄く噛み応えのあるゲームなのは間違いないんですが・・・入手はやや難しいかも知れません(惜しい)

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大賢者
bine(ビネ)
bine(ビネ)
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