このたび、ボドゲ―マのレビューを参考に箱のサイズを改善し、おまけとしていた拡張カードを含まず、価格を下げた改訂再版にて販売させていただきます。
~~ゲーム限界都市とは~~
ゲーム限界都市は、プレイヤーが市長となり、社会問題の影響を受けながら財源と政策を使い、市民の幸福(生きがい/健康/所得)獲得を目指すデッキ構築型ゲームです。
ターンを繰り返すことで場のカードを獲得して、手持のカードを豊かにしていきます。 ただし、毎ターン発生する社会問題により、勝利点となる幸福点や人口が減少し続け、限界を感じるしかけになっています。12歳以上向け、1~4人用です。
~~内容物~~
社会問題カード79枚(79種)、政策カード72枚(12種)、幸福点カード30枚(3種)、財源カード46枚(3種)、シート7枚(場1、個人4、遊び方2)、人口の木製駒(20個)
~~ゲームの特徴~~
〔ひとりでもみんなでも遊べる〕
このゲームは最大4人まで一緒に遊ぶことができ、運と戦略のバランスや、繰り返し楽しめるゲーム性から、麻雀に近い雰囲気が魅力です。同梱の「追加ルール」を適用することで、1人でも遊べます。1人プレイでは、離れたプレイヤーとランキングで競うこともできます。
〔得点(幸福点)がどんどんマイナスに〕
毎ターン発生する社会問題によって、得点や人口が減少していきます。放置すると都市の破綻を招きます。
〔やみつきになる政策コンボ〕
手札に複数の政策カードがある場合、条件によっては組み合わせて使うことができ、大きな効果を得ることができます。
〔やり込むほど面白い奥深さ〕
この手のゲームに慣れていない方では、ル―ルなどを覚えるのに少し時間が掛かるかもしれません。ゆっくり遊びながら覚えてください。高得点を得るためのアプローチは無限にあります。
〔ゲーム愛好家からの声〕
・バカ笑いしながら身内で遊べた
・家族や仲間で楽しむパーティーゲームとして面白い
・社会問題カードとかの解決フレーバーはがんばってる
・社会問題カードがあることで、いろいろな政策カードを獲得するモチベが生じている
・人口が勝利点に関わるのは面白い
~~楽しんでいただくために~~
〔遊び方動画あります〕
デッキ構築型が難しくてYouTubeに頼った経験から、遊び方のYouTube動画を用意しています。 https://youtu.be/FqJ4uSZLfYI
〔オンライン対戦版あります〕
特設ページ(QRコード貼付)では、オンライン対戦版を用いた体験会やゲーム大会をご案内していますので、ぜひご利用ください。
https://genkaitoshi.jimdofree.com/
~~開発の背景~~
1.中学生が5年も経てば選挙権を持つ時代、社会問題や政策との経験的な接点の少ない若者が、投票に意義を感じられるのだろうか。そして、投票率だけを求める議論で目先の投票メリットに終始すると、政策コミュニケーションが不足したまま放置され、人々の認識とズレた政策が平気で展開されてしまうのではないか。今こそ、何を課題として政策が行われているのか、認識できる接点が必要と考えました。
2.一般社団法人 Do It Yourselfでは、社会的課題に関して積極的な意思表明や行動をしない普通の人々に働きかけるため、ゲーミフィケーションの研究と実践に取り組んできました。このプロジェクトは、79種の社会問題カードと標準12種類の政策カード(追加カード88種と合わせると100種)を用いて、遊びの中でニュースや新聞記事への関心を促すゲーミフィケーションです。
3.2020年11月、遊びの中で生まれる社会問題や政策の存在への気づきについて、日本最大の政策コンテスト「第15回マニフェスト大賞」にて、過去最多の応募総数2,842件の中から優秀コミュニケーション戦略賞をいただきました。
※開発の動機はマジメですが、学び重視ではなく、面白さに全力のゲームです。ぜひお試しください!