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  • 1人~6人
  • 30分~60分
  • 8歳~
  • 2022年~
1420名
17名
0
約1年前

2023年ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した、六角形の地形タイルを繋げて村を作る協力型のタイル配置ゲーム
手番ではタスク(課題)タイルか地形タイルを山から1枚引いて配置し、全員で1つの村を作ります。
条件に合うように同じ地形を繋げて得点等、プレイ感はカスカディアやカルカソンヌに似ています。
違いは協力ゲーム(ソロ可)であること、キャンペーンになっていてゲーム終了時の得点により新要素が解放されていく点かなと思います。
以下、ルールの詳細と感想です。

※2023/11/13 <感想>内「このゲームをおススメできる人」に追記
※2023/11/21 評価 ☆7→9に変更

<ルール>
◆準備
1.タスクタイル(5種、吹き出しにマークあり、裏面は吹き出し)を裏にして混ぜ、適当な山に重ねて置く
2.地形タイル(裏面は風車)を裏にして混ぜ、ランダムに3枚抜き(今回のゲームから除外)適当な山に重ねて置く3.タスクマーカーを裏にして混ぜ、種類別(5種 森、村、麦畑、水路、線路)に分けて置く

◆ゲームの流れ
・スタートプレイヤーから順に、自分の手番でタスクタイルまたは地形タイルを山から1枚引きルールに従って配置する
※タスクタイルを引いたら、同種類のタスクマーカーを1つ引き、タイルの上に置く
※タイルを配置する前に他プレイヤーと相談して置くことができる
※場にはタスクタイルが必ず3枚あるようにする。この為、ゲーム開始時の3手番はタスクタイルを引いて配置
・地形タイルが無くなり引くことが出来なくなったらゲーム終了

◆タイル配置ルール
・既に配置されているタイルに最低1辺は隣接するように置く
・線路と水路は必ず繋がるように置く(他の地形である森、麦畑、村、草原は繋がらなくてもOK)
・配置する時点で、タスクの条件よりタイル数が多くなる(後述)配置は不可

◆タスクの達成
・タスクタイルは森、麦畑、村、線路、水路の5種類
配置時に引くタスクマーカーによって、その地形が何タイル繋がれば課題達成になるか決まる
※例:村のタスクタイルを引き、「5」のタスクマーカーを引いて置いた場合、村を5タイル分ちょうど繋げて置くことが出来れば課題達成
・課題達成後はタスクマーカーを場から取り、脇にまとめて置く
(タスクマーカーの数字がゲーム終了時の得点)
※タスクタイルが場に3枚になるまでは次以降の手番でタスクタイルを配置
※ゲームが進行していく上で地形が繋がってしまった等で課題達成不可能になった場合は、タスクマーカーを今回のゲームから除外する

◆得点
・5種類の達成済タスクマーカーの数字
・3種類(森、麦畑、村)のフラッグ(下記黒〇)に繋がった同じ地形タイルの数
※閉じた状態(更に繋がる余地が無い状態)のみカウント
・最長の線路に含まれるタイル枚数
・最長の水路に含まれるタイル枚数

◆キャンペーン
・合計得点をキャンペーンシートの該当する得点欄に記入(今回のゲーム番号や正の字等)
 ※端数切捨て
・得点欄横の「×」の数の分、キャンペーンシートのマスを進め、指示に従い新要素解放
 ※新要素は小箱内にあり、シールを貼ったりする使い切りのものではなく元に戻せる

<感想>
・ルールが簡単
ルールブックは8ページで文字が大きく図も多くて分かり易く、読み易い
新要素解放で内容物やルールが「少しずつ」増えるのでマークやルールを覚えるのが楽
ルール説明に時間がかからない
・準備、片付けが簡単
インサートが使い易い
内容物の種類が少ない
・リプレイ性が高い
1ゲームあたり30分ほど(要素が増えるとプレイ時間は少しずつ増える)
キャンペーンになっている為、先に進めたくて再戦率が高い
ゲーム開始時タイルを3枚ランダムに抜くので、タイルのめくり運もあり、毎回違った展開になる
・ソロと協力プレイ
プレイ感に違いはなくソロでも面白いが、協力プレイの方が楽しい
私の場合のみかもしれませんが、協力プレイの方が点数が高い(得点要素の見落としが少ないから?)
・プレイ感
連続して課題達成できる時があり、コンボが気持ち良い!
タスクマーカーの数字が決まっているので次の課題に備えて同じ地形タイルを繋げておいたり、課題達成が無理ならわざと地形を閉じてタスクマーカーをゲームから除外して新しいタスクタイルを引いたり、終盤は課題達成よりフラッグや川の最長を伸ばす等、何を優先するか取捨選択があり悩ましい
要素が増えると得点が伸びて称号が上がり、キャンペーンシートを沢山進めることが出来るので嬉しい
達成型のソロだと称号判定だけで終わるボドゲが多いが、キャンペーンになっているので続けて遊ぶ意欲が湧く

・このゲームをオススメできる人
ドイツ年間ゲーム大賞の理念、
「ボードゲームを文化として広め、一般家庭や友だちのなかに浸透させ、たくさんのゲームのなかからチョイスするための指針とする」
(太田出版様「本当に面白いボードゲームの世界vol.2」より引用)
に、まさにピッタリのゲームだと思います。
テンデイズさんの2023カタログのページにも書かれていますが、ゲーマー向けではなく「ゲームを遊び始めたばかりの人のステップアップにもピッタリ。誰もが笑顔になる、ファミリーゲームの決定版です。」
まだすべての要素を解放していませんが、手軽に遊べてゲーム終了時の点数に一喜一憂し次に遊ぶのが楽しみで、うちの家では非ボードゲーマーな娘にウケが良く、久しぶりに一緒に遊び、再戦もしてくれた貴重なゲームです。

↓以下2023/11/13追記
多分小さいお子さんがいるご家庭にもピッタリなゲームじゃないかと思います。
カルカソンヌやカスカディアは得点を競うので小さい子供1人で対等にプレイ出来なくても、協力プレイでアドバイス可能なので幼稚園くらいのお子さんなら地形を繋げて一緒にプレイできると思います。
タスクタイルが吹き出しになっているので「村の人が「線路を4つ繋げて」って言ってるよ。今引いたタイルは何が描いてある?」「そっちじゃなくて、こっちに繋げた方が良いんじゃない?」等、親子で一緒に線路のタイルの数を数えたり、準備・片付けもタイルの裏ですぐ見分けがつくので種類別に分けて山にしたり、兄弟姉妹の歳の差関係なく一緒に参加して遊べるんじゃないでしょうか。
だからと言って子供向けゲームではなく、新要素を解放するにつれルールが増えて考えることも増えるので、家族で協力して一緒に楽しい時間を共有出来るのではないかと思います。
※ただ、要素が追加されるにつれ、タイル数やルールが増え、考えることやプレイ時間が増えるので、高得点を狙うならやはり推奨年齢の8歳からが妥当かと思います(^^;;
また私はソロが多いのですが「中量級で平日夜や空いた時間にちょっと遊びたい」時などに最適です。
準備・片付けが簡単で出し易いのと、点数出たら終わりではなく、キャンペーンになっているので続きが楽しみ+キャンペーンシートのマスが枝分かれしているので、どこから先に開放しようか迷うのも楽しいです。
最初は簡単なタイル配置がだんだん要素が増え、考えることが多くなり(プレイ時間も伸びますがw)点数が伸びていくのがシートに記録するので視覚的にわかりリプレイ性が高いです。
※参考 9日間で遊んだ回数:ソロ15回、家族と一緒5回)

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