カードカソンヌたつきちさんのレビュー

BGG評価6.3重さ1.76

スリーブジャストサイズ：45×68

推薦}エンゲームズスリーブ45×68

本家はパズルだったが
こちらはセットコレクション
全く別ものです（コロレットやラーに近い）
個人的にはこちらの方が断然好み

【ゲームの流れ】
ラウンド毎に
・手札5枚ずつ配る
・山札から場に10枚並べる
・手札を順番にプレイ／ミープルを置く
・ラウンド終了(建物以外の得点決算)

・最後にミープルを置いた人が

       次のラウンドの(親)スタートプレイヤー

・ゲーム終了：山札が無くなる

※山札から10枚場に補充できない→即終了

・建物カードの得点決算

・最もスコアトラックを進んだ人の勝ち

・同点判定：建物カードの枚数が多い人

親が毎ラウンド最初に
山札から10枚分→1枚ずつ捲り
色で決まっている列に並べる
その時
オールマイティが出たら
任意の列に
親が選んで並べられる→最初の良い点①

※親は回り親ではなく
最後にミープルを置いた人！→良い点②
このシステムが
なるべく後にミープルを置きたいことと
カードがより多く並んでから
ミープルを置きたい！
洗面器ゲームとして効いてくる 

その後
親から手札を1枚ずつ列に並べるが
4色あるカードは
置ける色が列ごとに決まっていて
同じ色の列にしか置けない！

全員が，手札を使い切るまで
ラウンドは続く

【手番】２択
・手札1枚置く
・自色ミープルを任意の列の最後尾に置く
…どちらかを実行するだけ

面白いのは

ミープルを置いた後も
手札を使い切るまで
手番が回ってくる所→手札を残せない点

※ミープルが置かれた所までの
カードを獲得できますが
その後に
その列に置かれたカードは貰えないので
なるべく置くのを後にしたい
が
他プレイヤーに先に置かれるかも‥の
→ジレンマ発動w

【ラウンド終了】

・全員手札を使い切ったらラウンド終了

・全員ミープルを置いた列のカードを
                     受け取りラウンド毎に決算

【カードの種類】
・人物カード→枚数×数字の合計=即時得点
(捨て札)
・動物カード→R毎獲得した列の色のみセット      での得点を得る(手元に残る)

・建物カード→宝石箱の下へ裏で置く
ゲーム終了時、色別に各セットでの得点
※ゲーム中に見れない！(確認不可)
(手元の宝石箱の下に残る)

・ドラゴン/妖精→即10点(捨て札)

【オールマイティ】各色で複数枚アリ

・人物オールマイティ(単体)→3点(捨札)

      他に人物カードを獲得していない場合3点

・動物オールマイティ(単体)→3点(手元に残す)

     のちに動物カードを獲得したら、直ちに

     獲得していた動物オールマイティを加える

・建物オールマイティ→宝石箱の下へ

      ゲーム終了時、任意の色の建物に加える

【面白ポイント】
①手札は
最初の1枚目だけ全員裏で置く→このブラフ要素と手札を出す順が秀逸

②裏で置く場合に限り
列の色と違う色を置いても良い

③ラウンド終了時
今回獲得した色と違う色が裏カードにあった場合→違う色のカードは捨て札にすることで10点を獲得する
あるいは、
動物／建物のどちらかだった場合は
手元に残すか選択できる
※この裏カードのシステムが
このゲームの肝→面白ポイント!  

今回3人プレイでも充分面白かったが
3人だと4列中
1列が多目に残る列が発生しやすく

前ラウンドで最後にミープルを置き
長めの列を獲得したプレイヤーが
次のスタートプレイヤーになる

ルールのおかげで

初手でその多目の列を獲得できてしまう
という優位な展開が起こりました

…4列だし4人ベストかな 

※因みに
同じ列にもミープルは置けます！

既に置いているミープルの後ろに並んだ
カードから自分が置いたミープルまで
のカードを獲得します

※枚数は少ないが
必ず欲しいカードを仕込んで獲得という
テクニカルなプレイに有効かもネ  

BGGも4ベスト

アートも良く、小箱なのも嬉しい