バスうらまこさんのレビュー

このバスの時間を止めるも進めるのも我々次第だが、我々がした行動は戻すことはできないノンストップゲーム。

プロットアクションスペースに誰かがコマを配置するたび

「あぁ〜。あか〜ん。」

「先に行くなぁ。」

やら言ってしまうぐらいに一手が重いが楽しさでもある。

コマは20個あり、1ラウンドでは最低2個はコマ(ワーカー)を配置しなくてはいけないので、ゲームの最大ラウンドは10ラウンドです。

だいたいは3個ぐらい配置したいことが多いから7〜9ラウンドぐらいでゲームが終わるかな。

アクションは

「路線を作る」

「バスを増やす」

「乗客を増やす」

「建物の建設」

「時を止めるor進める」

「乗客を目的地に送る」

「次ラウンドのスタートプレイヤーの獲得」

があります。

全員がパスをするまでワーカーコマをアクションスペースに配置していき、全員がパスをしたら一番上のアクションから実行していきます。

実行する際には、全プレイヤーはバスの数を参照して実行。

ワーカーをあとに配置したプレイヤーは先にアクションをしますが、一番バスコマがあるプレイヤーのバスの数から1少ない数だけアクションを実行します。

例としては「線路を引く」なら最大バス数が2のプレイヤーがいるなら1本となり、はじめに配置していたプレイヤーは2本敷くことができます。

乗客を目的地に運ぶだけは、自分のバス数だけ参照して運ぶことになるので、自分もバスの数を増やしておかないと運べる乗客が少なく得点が伸びにくいですね。

乗客を運ぶための目的地(建物)は、毎ラウンド変更になりますが時を止めるアクションをすると変更せず、このラウンドで新たな目的地(建物)が建設していないと乗客を運ぶことは難しいです。

時を止めたプレイヤーは、止めた代償として玉を受け取りゲーム終了時にマイナス1点となり、かなり痛いです(だいたい10〜15点決着になるため)。

運要素はなく、自分たちがしたことがそのまま結果に結びつくので1手がなかなかに重いが、遊んでみたら箱時間ほど長く感じなくて楽しかったので、また機会がありましたら遊んでみたいゲームでした。