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  • 3人~5人
  • 15分~30分
  • 10歳~
  • 2021年~

あるじゃん!白州さんのレビュー

208名
1名
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10ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

5/10

ブックオフがデザインした公式ゲーム。

競りで商品を手に入れて、特定の条件になったら、お客さんがやってきて、いち早く勝利条件の数のお客さんが入ってきたら勝ちというシンプルなルール。

さて、このゲームだが、競りのルールが1985年ノミネート作品の「クーハンデル」をもろパクリしている・・・。

そして、もろパクリゲームあるあるのとりあえずパクったおかげで、この競りの魅力を殺したゲームデザインになっている。

一番の問題が、クーハンデルは、もともと家畜の値段が10から1000まで100倍の差があるから、どれに高額つければいいかわかりやすいのだが、このゲームは、落札が終わるまで、どのお客さんが来るかは全くわからないランダム仕様のため、どれにお金をかけるべきかの基準がほぼない。

あるといえば、自分以外のプレイヤーがどのジャンルを持っていて、かぶっていないかとか、自分においつかれないかとか、★(魅力)の数が多いかとかぐらいで、これも結局、15種類のうちのお客さんのどれが来るか、全くわからないので、ほとんど戦略として機能しない。

結果、とりあえず品数と種類を集めるだけのゲームになり、最初の所持金が90とかしない中、インフレしたところで、やることがほとんど変わらず、クーハンデルの競りの魅力を殺していると感じたのだった。

まぁ、個人的にクーハンデルが大好きなこともあって、いかにクーハンデルが素晴らしいゲームかを理解できた。

と、かなり辛辣なレビューをしたが、ブックオフを知ってもらうという意味では、たしかに的を得ているし、シンプルで遊びやすいし、タイトルのあるじゃん!もなんかノリで「あるじゃん!」と叫ぶのも妙に楽しかったので、決して悪いゲームではない。

たまたま、クーハンデルが大好きな自分がクーハンデルのシステムパクって、悪い方向になっているみたいなことがショックだったので、この評価だが、もっとクニツィアとか、王道な競りシステムを採用していたら、大手のノベルティゲームも悪くないじゃんというきっかけにもなりえたゲームだと思う。

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たっくん@カードゲーマー
白州
白州
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