VOTE SHOW ザ・ゲームあまおち総統@AHC代表さんの戦略やコツ

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投稿日:2017年05月16日 18時02分

0.ロールプレイ

「VOTE SHOW ザ・ゲーム」の一番の特徴は、ロールプレイをルールに組み込んでいる点です。
多くの戦略的ボードゲーム・カードゲームは、プレイヤーがプレイヤーとしてゲームに勝つというのが基本でしょうし、いわゆる人狼ゲームなども、役職はあっても、そこに「人格」という要素は必ずしもゲーム上・ルール上は必要ありません。
しかしこのゲームは、ルールとしてキャラクターシートを用意し、キャラクターをロールプレイすることを前提にゲームが進みます。
もちろん当ゲームも人格を無視してゲームを進めることは可能ですし、それでもゲームとしては成り立ちます。
しかしより人格を意識してプレイした方が楽しめるゲームではあるということは冒頭に言っておきます。
 
なによりロールプレイは楽しいのです

ロールプレイは人を選ぶとよく言われますが、私は決してそうは思いません。
要は行動指針が何であるか、です。
人狼なら生き残る・人間を殺すですが、当ゲームであれば「叶えたい願い」がそれに当たります。例えば「大切な人を生き返らせる」です。
この願いを目にしたとき、あなたはこの願いを持っている人格をどう考えるでしょうか。なぜ大切な人は死んだのでしょうか。その時自分はどうしていたのでしょうか。大切な人が亡くなってその後、自分はどういう人生を歩んできたのでしょうか。これだけで考えられることはたくさんありますね。
このように、行動指針があればあとはどう自分は行動すべきなのか、そんなに難しい話ではないでしょう。
 
1.2つの勝利

このゲームには2つの勝利が存在します。

・陣営の勝利
・個人としてのMVP


一番の勝利はMVPですが、陣営として勝利しなければMVPにはなり得ないので、基本的には陣営の勝利を目先の目的として考える必要があります。
では、陣営の勝利のためにはどうすべきか。
このゲーム、プレイヤーは「脱出側」と「ジョーカー」のどちらかの陣営に属していることになりますが、多くの正体隠匿系ゲームと同じように、脱出側なら「誰がジョーカーなのかを見破る」こと、ジョーカーなら「自分がジョーカーだとバレない」ことが一番のポイントとなります。
 
どはそれをどうやって見破る、もしくは隠し通すのか。
それはミッションが大きな役割を果たす言えます。
 
2.ミッション

ただ闇雲にディスカッションしろと言われても困るでしょう。そこでひとつ指針となるのが「ミッション」です。
この場合、指針とは様々な意味合いを含みます。
 
1つは、脱出側かジョーカーかの判断の基準としてのミッション。
1つは、ウィッシュポイントをもらうためのミッション。
そしてもう1つは、ロールプレイ促進のためのミッションです。

 
たまに「このミッションをこんな回数こなすのは難しい」と言われますが、それこそロールプレイと事前準備次第です。
例えば「猪木のモノマネをしろ」であれば、「自分は猪木マニアだ」と設定を追加し発言しておけば、突然「元気ですかーっ!」と言い出すよりマシになるでしょう。さらに「感情が高まったらプロレスラーのモノマネで返してしまうクセがあるんですよ。『全然キレてないですよ」と言えば、偽装にもなります。
そしてそうやって設定を付けていけば、自然とロールプレイも捗ります。
さらにロールプレイが捗ればウィッシュポイントも得られやすいというコンボがつきますし、ミッションがバレなければ陣営もバレにくくもなるワケです。
 
この3つの点は全て繋がっています。
「ロールプレイが難しい」「ディスカッションが難しい」と感じたのであれば、まずは「どうやれば自然にミッションが行えるだろう」ということを考えてみてください。それだけで案外全てが上手くいったりします。
 
3.勝敗のポイント

実際の今までプレイしてきた実体験としての脱出側とジョーカー側の勝率は、半々か、多少ジョーカーの優勢か、ぐらいです。ましてこれは翁の裁量によりますし、運要素も絡みます。
「VOTE SHOW ザ・ゲーム」は、ガチ議論によるガチ勝負にはなり得ません。その上で敢えて勝敗のポイントをあげるなら、結局はジョーカーがポロッと「ジョーカーでなければ疑問に思わないようなこと」を言ってしまい、それに気づくかどうかでしょう。もちろんミッションはジョーカーを当てる大きな要素ですが、このゲームはミッション当てではないので、議論によってポロリもあるよを狙った方がこのゲームの趣旨にそぐいます。
そして案外ポロリするものです
 
そのためにもロールプレイが活発な卓にするというのも大きな戦略になります。ロールプレイに頭を使うことで、思わぬ失言が飛び出すこともよくあります。
ルールブックにも記載してますが、このゲーム、絶対の攻略法は存在しません。しかしロールプレイを通じて見えてくることが多いゲームであり、すなわち楽しさも戦略も全てここに詰まっていると言えます。
ロールプレイによって騙し通せた時の快感と、ロールプレイによってジョーカーを当てた時の快感を、ぜひ感じて貰えればと思います。
 

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運・確率0
戦略・判断力0
交渉・立ち回り2
心理戦・ブラフ2
攻防・戦闘0
アート・外見0
作品データ
タイトルVOTE SHOW ザ・ゲーム
原題・英題表記VOTE SHOW The GAME
参加人数7人~15人(90分前後)
対象年齢14歳から
発売時期2017年~
参考価格2,900円
クレジット
ゲームデザインあまおち総統(Amaochi Soto)
アートワーク人丸(Hitomaru)
関連企業/団体AHC

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