バベルの塔白州さんのレビュー

7/10

結構有名なゲームサークル「倦怠期」によるとてつもなくシンプルな２人ゲー。

黒と赤のバベルの塔のタイルを並べて、どちらかの色を選んでスタート。

ゲームは基本的に自分の色のタイルを移動させるだけ。

そんで最終的に１つにまとまって、一番上に乗っている色のプレイヤーが勝ち。

ちなみに、最初全てがつながっている状態でスタートするのだが、それが２つ以上にわかれてしまうような置き方はできない。

個人的にアブストラクトはそんなに好きではないのだが、このゲームはまず、テーマがシステムとマッチしていて、純粋にやっていて楽しい。

そして、たった２種類で１０枚しかないタイルで、この面白さを生み出したのは見事。

１回５分もかからずに終わるのでもう１回！とついやってしまう。

また、１０枚しかないコンポーネントのおかげでお手軽な値段とお手軽に持ち運びもできるところも素晴らしい。

残念なのは、このゲームが入手しづらいこと。

最近、再販され、入れ物も袋でオシャレになったが、またすぐになくなってしまったみたい。

見た目は地味かもしれないが、幅広い人におすすめできる２人ゲーム。

あと、どうでもいいが、バベルをテーマにしたゲームがタイトルに「バベル」って入れるの多すぎるのはちょっと困る笑（クニツィアには同名のゲームがあるし、国産バランスゲームの「バベル」もそれなりに有名なので）