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  • 2人~5人
  • 2011年~

震災復興atcktさんのレビュー

206名
0名
0
約6年前

東日本大震災があり、その後にゲームマーケットがあった訳ですが、そこにぎりぎり間に合わず、2011年6月18日に完成したゲームです。

がれきを除去して、新たに街を復興させ、避難所から始まった街をマンションや工場、避難所も市役所に戻し、得点を稼ぎます。

自分のをプレイしたのは、きしくも3/18でした。1週間違い… 今まで他の人ので遊ばせてもらってたからね…


▼ゲームの概要

各プレイヤーは避難所と多少の食料と燃料を持ってスタートします。

避難所は自分の前に出し、左隣のプレイヤーまで、裏向きの2枚のカードのセットが4セットずつ置かれてスタートです。こうすることでプレイヤー同士をつなぐ円形のカードの輪が出来ます。
プレイヤーは市の職員となって、自分の街の復興の努めます。

ちなみに裏向いた2枚セットのカードは「がれき」です。うーん、リアル。

手番では、手札から建物の建築、自分のコマの移動(カードの輪を移動します)、移動先でアクション、というのを行います。そして時計回りに次のプレイヤーの手番となります。

これを繰り返し、場の星マークのチット(特定の建物が建てられた時に、建てたプレイヤーに渡されます)がなくなったらゲーム終了です。

裏向きのカードを含め、カードはすべて建物カードです。
カードには必要な資源が描かれており、「労働力」や「食料」、「鉄鋼」や「セメント」があり、こういったものを建物から手に入れて建てていきます。

そう、最初は「避難所」しかなかったところから、徐々に建物が増えていきます。

まさに震災からの復興ですね。

カードには得点が書かれており、ゲーム終了時、これらの得点を合計し、最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。

またカードは輪に置かれているため、他のプレイヤーの施設を使うことも出来ます。しかも、なんのペナルティもありません。これは震災当時、というところから鑑みても面白い試みだと思いました。



▼プレイの感想

プレイヤーごとに作れる建築物が2種類あり、避難所と仮設住宅です。
そして、それらはコストを支払えば、市役所とマンションになります。

こういったテイスト溢れるゲームですが、ゲーム自体はかなりしっかりした建築発展形のゲームでした。

建築が自分のエリア(市)のみであること、自分の市にいつでも帰ってこれること、建物が増えると、移動に時間がかかること、がれきを撤去すると、移動がスムーズになることなど、細かいテイストにあふれており、ゲームシステムもさることながら、そういったテーマ的な側面がよくできていると思いました。

このゲームはリメイクされており、「Age of Rivive」として、リバランス、テーマ変更されて出ています。あちらも面白くなっていますが、個人的にはテーマもよく記憶していることもあり(現地には行ってませんが)、こちらの方が好きですね。


余談ですが、これの売り上げの一部は震災復興に使われています。マジで。

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