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  • 2人用
  • 30分~60分
  • 1984年~

熱闘12球団ペナントレースぬまっち(nmachida)さんのレビュー

152名
2名
0
2年弱前

 筆者は当時、タカラのプロ野球カードゲームのリーグ戦を主催していました。

本ゲームは比較対象としてソロプレイで研究し、"タカラ"から乗り換えるかどうかを検討しました。

最も重視したポイントはプレイ時間で、試合数をこなすためにとにかく1試合が早く終わることが重要でした。


 まず根本的な違いとして、"タカラ"は1球単位で、"熱闘"は1打席単位です。

 前者は、まずダイス2個を振って守備側が投球し、攻撃側もダイス2個を振ってリアクション(「バットを振る」or「見送る」)します。

 後者は、ほかの方も書かれているように、攻撃側プレイヤーがダイス2個を1回振るだけで1打席を処理します。

 これだけ見ると"熱闘"の方が有利そうですが、実際にプレイ時間が短いわけではありませんでした。打撃結果の判定と適用に時間がかかるのです。


 まず打者カードの打撃表にダイスの目を当てはめて得られるのは、40種類の数字という中間データ。

それを打撃結果表に当てはめるのですが、走者の状況によって見るべきページが違います。

 走者の状況には「ランナーなし」から「満塁」まで8種類(1,2,3塁それぞれ走者あり,なしの2通りなので、2^3=8)がある。

 また、凡打の場合は守備側の守備力(9人の合計値)によって走塁の結果が違い、次の走者の状況がどうなるのかを判定します。 

 さらに、ヒットの場合には投手のグレードで取り消されることがありますし、投手の奪三振・与四球・被本塁打のオプションによって結果が変わることもあります。


 ということで、結果的には、筆者は本ゲームではリーグ戦をしませんでした。

 1試合で全選手が4回づつ打席が回ってくるとして、4(打席)×9(選手/チーム)×2(チーム)=72打席を、1打席あたり1分で処理したとしたら72分。トップページに書かれている「プレイ時間30分から60分」は、かなり熟練された方だと思います。

 それに対して、"タカラ"では熟練者どうしだと約10分で1試合が終わったと記憶しています。


 結論。本ゲームの真価は10分のペースで試合を"消化"することではなく、派手な乱打戦や「珍プレー好プレー」のようにベースボールをエンタメとして楽しむことや、負傷者が出た場合や投手のローテーションなどでやりくりする監督の苦悩を味わうことであり、いわば大人のゲームであると言うことができると思います。

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