ドルチェ・ヴィタDolce Vita

BGG：6.1/重さ1.69/ベスト３-4人

セット＋インスト5分/プレイ40〜50分

オルレアン作者の旧作カードゲーム

イタリアの映画監督フェリーニの{甘い生活}

と同名タイトルの{ドルチェビータ}は

アートは奇抜で個性的だが

思いのほか素直な陣取り

【目的】

ゲーム終了時：最も合計金額が高い人の勝ち

【セッティング】

7種類の贅沢品カードとお金カードを

シャッフルし縦9列×横7列にランダムに並べる

余った3枚は使いません

↓贅沢品は置く場所を考慮してかミニユーロ

各プレイヤーは、同色の人カード(1-6)を

受け取り、手元に並べて置く

【配置フェイズ】

先手を決めたら時計回り順に

1枚ずつ人カードを

7列並ぶ任意の贅沢品カードの下に置く

これを全員5枚置くまで繰り返す(パス無し)

つまり

全員手元に人カードが

1枚残ったら1ラウンド終了

↓5人プレイの2周目途中の画像

【分配フェイズ】

左の列から順に分配の判定

・その列に

置いた自色の人カードの合計が1番大きい人

→1番下のカードを獲得

2番目に大きい人→下から2番目を獲得

…という感じで

全ての列を確認して

各プレイヤーは置いた列の贅沢品を

1枚ずつ手元に表向きに獲得していく

【バッティング】

列毎に見て人カードの合計が同じ場合のみ

何も獲得しない

直ちに人カードを手元に戻す

※バッティングしない限り必ず贅沢品を

獲得します

【同じ贅沢品は戻す】←ここが面白ポイント

・7種類の贅沢品は

  各1種類ずつしか獲得できない！

なので、

同じ贅沢品を獲得した場合→上書きされ

古い方を今獲得した贅沢品の列の1番上に

戻します

【7種類の贅沢品の内訳】

1種類につき7枚ずつ

$100.000〜$700.000×7種=49枚

例)

$700.000の馬(贅沢品)が既に手元にあり

$200.000の馬を獲得したら

$700.000の馬を列の上に戻す

例)2

$100.000の車を獲得し

次の列で

$700.000の車を獲得した

その列の上に$100.000の車を戻す

…こんな感じで常に新しいのを残す

【お金カード】$100.000〜$200.000=17枚

お金カードのみ何枚でも獲得できる

【誰も置かなかった列】

1番下の贅沢品を列の1番上に移動

全ての列の贅沢品を獲得し終え

手元に1〜6の数字カードを戻したら

場に並んだ贅沢品を下詰めで直し

次のラウンドへ

【ラウンド毎に先手番を左に移動】

後手が有利なゲームなので

先手番を同じ回数やりましょう

3人→6ラウンド

4人→4ラウンド

5人→5ラウンド【ゲーム終了】

手元にある全ての贅沢品とお金の合計が

最も高い人が勝ち

画像：3人プレイ時→44点(2位)後半の駆け引きが熱く

取りたくないが多発する点が新味

人カードが1のカードを含め

全ての数字が機能しているのが良いです

多少気になったのは

昔のゲームにありがちな

お仕事ゲーの側面がある点

ここは、好き嫌いが分かれるかも

本気で相手の贅沢品を見出すとキリがないので

気楽にプレイする事をオススメします

どうしても気になってしまうなら

【バリアント】として

獲得した贅沢品を裏置きするだけで

防止できます

その場合は、同じ贅沢品を戻す事を

忘れないようにーぃ