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  • 3人~5人
  • 15分前後
  • 9歳~
  • 2017年~

ボジョレーティングatcktさんのレビュー

234名
0名
0
7年弱前

その年のボジョレーの出来を聞いて、その年のボジョレーのケースを誰が買うか、競り落としていくゲームです。

最もよいボジョレーと悪いボジョレーを手に入れたプレイヤーが勝つのですが、フレーバーとして「今年のボジョレーは最高の出来」みたいなのがあって、それを読み上げて競りしていくのが、実際と似てて、すごくふわふわしたワインの評価になります。


▼ゲームの概要

最初に各プレイヤーに名刺が1セット配られます。ワイン評論家とかですね。
これはプレイヤーカラーを表すと共に、競りで使うチップの役割もします。3枚しかないため、使うタイミングをよく考える必要があり、さらに同時に2枚までしか使えません。

次にワインカードを各プレイヤーに配ります。
ワインカードには、上部に出来の良さを表すフレーバー、下に実際のワインの価値が書かれています。ワインの価値は具体的なものではなく、過去3年間(3枚)や、過去すべてとか、以前のワインを基準にするため、場合場合によってそのワインの価値は変わります。

手札からカードを1枚選び、それらを全員分まとめてよく混ぜます。
スタートプレイヤーが1枚引き、読み上げます。

そして、その情報だけで、全員名刺を0~2枚握って一斉に出します。一番多く出したプレイヤー、タイなら手番プレイヤーから時計回りに近いプレイヤーが競り落とします。
それ以外のプレイヤーは名刺を手元に戻します。

競り落としたワインは取らず、最初のベースとなるワインの横に並べ、名刺をその上に置きます。以下、同様にして横に並べていくことになります(写真を見てください)ただし、この時のワインはずっと裏向きで、ゲーム終了時まで裏向きのままです。

これを繰り返します。

めくるカードが無くなったらまた1枚ずつ出して、同様に行います。
これを3回繰り返します。(人数x3枚並ぶことになります)

こうして、すべてのワインが処理されたら、順位を見ます。
ワインカードを表向けて、カードの横にある目盛りを使って、上げ下げをしていきます(写真のようになります)

最後に各ワインを全体で順位づけます。競り落としたワインの順位カードを手に入れて、それら最大の順位差がプレイヤーの得点となります。いいワインと悪いワインを知っておかないといけないんですね。


▼プレイの感想

すごくわかりやすく、親しみやすい(?)競りゲームです。
競りの数字も0か1か2しかなくて、しかもほぼ2つは競り落とせるので、気軽にできます。

そして何よりも作者が気合を入れて作った、各年のワインの出来のフレーバーがよくできています。聞いたら、「ありそうでなかったもので作りました」とおっしゃられていました。

いやー、これがこうだから、きっとこれくらい、となるのですが、結局参照するのは数枚だったり、すべてだったりで変化が発生するので、未来的にもっといいもの、もっと悪いものが出来ることがあります。もちろん、出来ないこともあります。

ここがすごく良くて、「絶対的にいいものが必ずいいものではない」となるため、なんとなく雰囲気で落として勝つことも出来るかもしれません。

ゲーマーは手札から考えて、未来的な予測までできるのかもしれませんけれど…(いや、多少できますが)

ワイン好きも、ワイン好きでない人も毎年聞く「今年の出来はいい」というあのフレーズを言いながら遊ぶのが特に楽しいと思います。




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