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  • 2人~5人
  • 45分~75分
  • 10歳~
  • 2017年~

ノートルダム:10周年記念版なつさんのルール/インスト

1534名
3名
0
6年以上前

【インスト前の準備】

ゲームボードとノートルダムタイルを人数分用にセット。

各プレイヤーに色を選んでもらい、コンポーネントのセットを渡します。


【世界観の説明】

プレイヤーのみなさんは、14世紀終わりごろのパリの有力な市民です。

それぞれ担当の地区を持っています。担当地区の富と名声を最も高めて中央のノートルダム大聖堂の協会に認められた人が勝者となります。

しかし、この街には疫病が忍び寄っていたのでした。


【終了条件と勝利条件(ざっくり説明)】

このゲームはABCの3ステージを3ラウンドずつ、合計9ラウンドおこないます。

9ラウンド終了時点で、名声ポイント(勝利点)が多い人が勝ちです。


【人物カードについて】

人物カードは茶色のカードとアルファベットABCが書かれているカードの2種類があります。

アルファベットのカードは、ランダムにAのカードを3枚、Bのカードを3枚、Cのカードを3枚選び、残りはゲームで使用しません。

選んだカードはCのカード3枚を一番下にし、上にBのカードを3枚、さらに上にAのカード3枚を乗せてひとつの山札にします。

また、茶色のカード6枚はよく混ぜて、これも別の山札とします。


【ゲームの流れ1】

1ラウンドの流れを説明します。

=フェイズ1.人物カードを配置する=

ラウンド最初に3枚のカードを表向きにします。

2枚は茶色のカード6枚のうちから、2枚を引いて並べます。

もう1枚はアルファベットのカードの山から1枚(Aのカード)を引いて並べます。


次のラウンドの場合は同様に

残った茶色のカード4枚のうちから、2枚を引いて並べます。

もう1枚はアルファベットのカードの山から1枚を引いて並べます。


3ラウンド目も同様におこなうと、茶色のカードの山札がなくなり、Aのアルファベットカードも山札からなくなります。これでAのステージが終了となります。

4ラウンド目からは、茶色のカード6枚をもう一度混ぜなおし山札とし、2枚を引いて並べます。

そして、アルファベットのカードの山から1枚(Bのカード)を引いて並べます。


7ラウンド目まで進むと同様に、茶色のカードの山札がなくなり、Bのアルファベットカードも山札からなくなります。これでBのステージが終了となりCのステージが始まります。

みなさんお気づきのように、茶色のカードはゲーム中に多く出てきます。

人物カードの効果については後ほど説明します。


=フェイズ2.アクションカードのドラフト=

みなさんは自分の色のカード9枚をよく混ぜて、山札にしてください。

そして、カード3枚を引いてください。

そのカードを手札から出すことにより、書かれている内容がアクションとして実行されます。

3枚のカードのうち実行したいアクションカードを1枚(練習なので適当に選んで)手元に残して2枚を左隣の人に渡してください。

右隣の人から2枚を受け取ったら、同様に2枚のうち1枚を手元に残して、1枚を左隣の人に渡してください。

違う色のカードが3枚手元に残ったと思います。

その3枚が、このラウンド中に使用するカードとなります。

次のラウンドでは、残りの山札から3枚カードを引いて同じようにドラフトをおこないます。3ラウンド目はまたさらに山札から3枚引きます。

もともとカードは9枚なので、3ラウンド(1ステージ)の間に全てのカードを引くことになります。


=フェイズ3.アクションカードのプレイ=

スタートプレイヤーから、順番に手札からアクションカードを1枚プレイして(手札から出して)アクションをおこないます。

1周したら2枚目も同様におこないます。全員2枚目のカードを出したらこのフェイズは終了です。

※3枚目のカードはプレイしません


【アクションカードの説明】

それぞれのアクションカードの効果を説明します。

=銀行=

コインの書かれているカードです。

アクションはカードをプレイして、手持ちの四角いキューブ(影響マーカー)を自分のボードのカードと同じ絵の地区に置きます。

この場合1コイン(金)をもらえます。

基本的には地区に置かれた影響マーカーはそのままです。

カードや地区の絵には+と書かれていますが、これはどういうことかというと、

キューブがすでに1個おかれた状態で、さらに銀行カードをプレイすると、2個目の影響マーカーが置かれます。

この場合2コインがもらえます。つまり、置かれている影響マーカーの分のコインがアクションによってもらえる、強い効果が発揮されるということです。

はじめは、コインは3コイン、影響マーカーは4個手元にあります。

影響マーカーの残りは全員分をまとめて全体のストックと呼ばれる場所に置きます(影響マーカーを回収する)。


=公邸=

六角形に1と書かれているカードです。

影響マーカー1個につき、1名声ポイントがもらえます。


=修道院学校=

キューブのマークが書かれているカードです。

影響マーカー1個につき、全体のストックから影響マーカーを1個手元に持ってくることができます。

影響マーカーは有限なので、全体のストックからある分だけ持ってくることができます。


=馬車小屋=

馬車小屋の説明です。

その前に車のようなコマがあると思います。これを地区の中央の広場に配置してください。

これが馬車です。

また、1~4まで書いてある6角形のタイルがあると思います。

これを裏向きに混ぜて、周りの広場にランダムに配置してから表向きにしてください。

これが大使館タイルで、取ると名声ポイントやおまけがもらえます。


馬車のコマに矢印が書かれているカードです。

中央の馬車を影響マーカー1個につき1マス進めることができ、大使館タイルを1枚取ることができます。

※このとき相手の地区にも移動することができます

タイルに書かれている六角形の中の数字はそれぞれ名声ポイントと、コインが書かれていたらコイン、キューブが書かれていたら影響マーカーをもらうことができます。

ネズミにバッテンがしてあるものがありますが、これはネズミを1匹駆除することができます(後ほど説明)。

タイルの取り方で注意していただきたいのは、すでに取ったタイルの色と同じ色のものは基本的には取れません。

例外として、全色(3人プレイなら3色、5人プレイなら5色)揃えたらタイルの縛りは一旦解除されて、次のタイルは好きな色のものが取れます。

その後は、その色のタイルはまた取ることができなくなり、また全色1組揃えるように取らなくてはなりません。

※特定色が全部とられている場合は、すでにその色は揃っているものとみなします。


=ゲストハウス=

1コインを獲得、もしくは1影響マーカーを獲得、もしくはネズミを1匹駆除のいずれかをおこなうことができます。

この地区は、影響マーカーが3つ以上置かれている場合は、2つ(同じものでも違うものでも)組み合わせておこなうことができます。

効果としては、正直そんなに強くないです。


=友人=

みなさん、帽子をかぶったコマを船の上に配置してください。

これはあなたの友人です。友人が船でパリに帰ってきました。

この友人カードをプレイした時、この友人コマを自分の好きな地区に配置し、その地区のアクションをおこなうことができます。オールマイティのようなものです。

ただし、友人は必ず別の地区に移動してアクションを実行しなくてはなりません(既に配置されている場所のアクションはおこなえません)。そして、真ん中のノートルダム(後ほど説明)のアクションをおこなうことはできません。

配置されている友人コマは、影響マーカーと同じように個数計算されます。

例:友人もしくは銀行カードで銀行アクションを実行時、影響マーカー2個と友人コマがあった場合、3コインをもらえます


=公園=

ネズミを1匹駆除することができます(いくつマーカーが置いてあっても1匹)。

また、この地区は特殊で、影響マーカーが2個置かれている毎に、名声ポイントを得た場合(公邸でのアクションや、馬車小屋でのタイル獲得等)に追加で1名声ポイントを得ることができます(4個の場合は2名声ポイント)。


=病院=

公園と同様、ネズミを1匹駆除することができます(いくつマーカーが置いてあっても1匹)。

その下に書かれている、ネズミ-影響マーカーについては、後ほど説明します。


=ノートルダム大聖堂=

最後にノートルダム大聖堂です。

ここにマーカーを配置する際は、お布施が必要です。

1-2-3コイン払うと、それぞれ1-3-6名声ポイントをもらうことができて影響マーカーを置くことができます。

※コインを払わないと、影響マーカーは置けません。

さらに、ここにマーカーが置かれているプレイヤーはステージ終了(3、6、9ラウンド終了)時に、名声ポイントのボーナスがもらえます。

これはノートルダムタイルに記載されている名声ポイントの数をマーカーの数で割ったもの(端数切捨て)が分配されます。

例1:ボーナス12名声ポイントで黄色2個と青1個のマーカーがある場合、マーカー1個辺り4名声ポイントで、黄色のプレイヤーに8名声ポイント、青のプレイヤーに4名声ポイントのボーナスが入ります。

例2:ボーナス12名声ポイントで黄色2個と青2個と赤1個のマーカーがある場合、マーカー1個辺り2名声ポイント(端数切捨て)で、黄色と青のプレイヤーに4名声ポイント、赤のプレイヤーに2名声ポイントのボーナスが入ります。

※注意点として、このボーナス計算後に配置されていたマーカーはどこかにいなくなります(全体のストックに戻されます)。出家するわけですね。

もちろん、お布施で入信した際やステージ終了のボーナス時に公園のボーナスはそれぞれ適用されます。


アクションカードの説明は以上です。

アクションカードプレイ時に、手持ちの影響マーカーが無い場合は、既に配置されている別の地区の影響マーカーを派遣(移動)させてください。

影響マーカーを手持ちからもしくは別の地区から置くことができなければ、アクションを実行することはできません。


【ゲームの流れ2】

ゲームの流れに戻ります。


=フェイズ4.人物カードの買収=

それぞれのプレイヤーの2枚のアクションカードのプレイが終わったら、

人物カードの買収にうつります。

これもスタートプレイヤーから時計周りにおこないます。

3枚の人物カードのうち、買収したい(カード記載のアクションを実行したい)人物1人に1コインを支払います。

他の人が買収したカードも買収することはできます。


茶色のカードは出現頻度が高いので、6枚それぞれ説明します。

アルファベットのカードは枚数が多いので、カードがめくられた際に説明します。


【人物カードの説明】

=大家=

魅惑の大家さんです。なぜか3名声ポイントがもらえ、1コイン獲得か影響マーカー1個の獲得かネズミを1匹駆除することができます。人物カードで得た名声ポイントについても、公園のボーナスは適用されます。


=修道士=

修道院から、2人派遣してもらえます。影響マーカー2個と1名声ポイントがもらえます。


=金貸し=

2コインと1名声ポイントがもらえます。お金を貸してもらったのに返す必要がありません。良い人です。


=詩人=

1つの区画にある1~3の影響マーカー(友人コマを含む)を任意の別の1つの地区(ノートルダム以外)に移動することができます。移動した先のアクションは実行されません。


=手品師=

1つの区画にある1つの影響マーカー(もしくは友人コマ)を任意の別の1つの地区(ノートルダム以外)に移動することができます。移動した先のアクションを実行します。

人物カード詩人と比べて、地区が光っているような絵になっています。この場合アクションが実行できることを指しています。


=医師=

ネズミの増加数が0になります(後ほど説明)


【ゲームの流れ3】

=フェイズ5.疫病ポイントの計算=

人物の買収が終わったら、疫病ポイントの計算をおこないます。

人物カードの下側にネズミの絵が書いてあります。人物カード3枚分のネズミの合計数分ネズミコマ(黒いキューブ)の値を増加させます。

ボード上では9までしか数字がありません。増加した結果が9の値まではセーフですが、10以上になってしまうと街がネズミまみれで汚いということで疫病が蔓延してしまいます。

疫病が蔓延すると、ペナルティとして街の評価が下がり2名声ポイントが失われます。さらに自分の地区で人(影響マーカー 友人コマ含む)が多いところから1人(影響マーカー)死んでしまいます(全体のストックに戻します)。

上限を超えるネズミの値はいくつであってもペナルティ(マイナス2名声ポイント+1人死亡)は同じです。

ペナルティが発生した後は、ネズミの値は9に戻ります。


ネズミの駆除は、先ほど説明した公園や病院、ゲストハウスといった施設や馬車小屋のタイルでこまめにおこなうことができます。

また、その中でも病院は特殊で、病院の地区に配置されている影響マーカーの数分、このラウンドで増加するネズミの数を抑えることができます。

ネズミが増える数より影響マーカーの数が多い場合は、逆にネズミの数を減らすことができます。

例1:現在のネズミの数が6で、3枚の人物カードに記載されているネズミ数3、病院に配置されている影響マーカーの数は2→6+3-2=7(1増加)

例2:現在のネズミの数が6で、3枚の人物カードに記載されているネズミ数3、病院に配置されている影響マーカーの数は5→6+3-5=4(2減少)


先ほどの人物カードの医師ですが、この人物カードの効果はこのラウンドのネズミの増加を0にします。

※現在のネズミコマの値を0にするわけではありません

この場合も、ネズミが増える数より影響マーカーの数が多い場合は、逆にネズミの数を減らすことができます。

例3:現在のネズミの数が6で、3枚の人物カードに記載されているネズミ数3で医師を買収し、病院に配置されている影響マーカーの数は2→6+0-2=4(2減少)


=ラウンド終了時の処理=

スタートプレイヤーが左隣に移動し、次のラウンドにうつります。


=ステージ終了時の処理=

3、6、9ラウンド終了時、先ほど説明したノートルダムのボーナスの処理をおこないます。

3、6ラウンド終了時は、1ラウンド毎に山札からカードを3枚ずつ引いているため、もともとあった9枚のカードの山札が空になっています。

自分の色のカードをそれぞれ回収して混ぜなおし山札とします。4、7ラウンド目からは再度その山札から引きなおしてドラフトをおこないます。


【終了条件と勝利条件(おさらい)】

ABCの3ステージを3ラウンドずつ、9ラウンド(ノートルダムのボーナス計算)終了時点で、名声ポイント(勝利点)が多い人が勝ちです。

名声ポイントが同じ場合は、手持ちのコインと影響マーカーの合計数が多いプレイヤーが勝利です。

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