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  • 2人~4人
  • 40分~80分
  • 12歳~
  • 2020年~
170名
2名
0
2年以上前

「Marvel Villainous:Infinite Power」はディズニー映画の悪役になり各プレイヤーが異なる勝利条件を目指すカードゲーム「Disney Villainous」のMarvel版。悪役がプレイヤーになるため、有名ヒーロー達は敵として登場してプレイヤーを邪魔してきます。ヒーロー達を振り切り、相手プレイヤーよりも先に目的を達成するゲームです。

※独立拡張版になっており「Disney Villainous」と混ぜて遊ぶことはできません。

◎ゲームシステム

勝利条件がプレイヤーごとに異なる非対称カードゲームで各プレーヤーはマーベルの悪役( Thanos、Hela、Ultron、Taskmaster、Killmonger)のうちの一人の役割を担います。マーベルのスーパーヒーローたちは相手プレイヤーではなく共通の敵としてこのゲームに登場。基本はユニークな勝利条件を満たすためにカードを使っていくのですが、運命カードというもので相手プレイヤーの邪魔をするのがこのゲームの大きなポイントです。

「Disney Villainous」とシステムはベースは同じですが、お互いのプレイヤーが邪魔し合うために使用する「運命カード」が全プレイヤー共通という点が異なります。さらに「イベントカード」が表になることで、各々のプレイボード外に新しいフィールドが登場し、相手プレイヤーと共闘してイベントカードをクリアして報酬を得るという要素もあります。

他のプレイヤーへの干渉が激しいのがこのゲームの売りですが、運命カードのシステムを抜くことで干渉を緩和したプレイも可能です。プレイ人数は2~4人となっていますが、邪魔をするプレイが好きな方は3人以上がオススメです。ソロプレイの表記はありませんが、海外サイトでファンメイドのソロプレイルールも配布されています。

◎プレイした感想

悪役をメインプレイヤーに置いて、他のプレイヤーを積極的に邪魔できるのがこの作品の醍醐味です。「うまくいかない」ことを楽しめる人にはツボにハマること間違いないです。各自の達成条件があるので、それをプレイ時に常に理解しておき、他のプレイヤーの達成度に気を配りながらのプレイになるので設定されたプレイ時間以上のプレイ時間になることが多いように感じました。

コンポーネントでは特に悪役の駒の造形がよかったですが「Disney Villainous」のゴム製?とは異なり、プラ製になっていたのは残念でした。

マーベルファンであれば使用できるマーベルの悪役(Thanos、Hela、Ultron、Taskmaster、Killmonger)は有名ですが、ファンでなければピンとこないキャラクターもいます。ですが「Marvel Villainous」 はMCUファン寄り、さらに原作ファン寄りに作られていると感じるので個人的にはベストかなと思います。ちなみに拡張「Mischief&Malice」では( Loki、M.O.D.O.K.,Madame Masque)が採用されており、やはり原作ファン向けのチョイスになっています。

プレイするキャラクターによってそこまで難易度の違いがないようには作られていると思いますがThanosは例外で序盤から行動が少し遅く、他の悪役とは異なるゲームをプレイしているように見えることがあります。なので慣れるまではThanosは避けた方がいいかもしれないです。さらに2人でゲームを行った場合もThanosの性質上、ゲームが進めにくいと感じたので、対戦相手が多いときに使うのがベストだと感じました。

◎ゲームの改善点・対策

何回かプレイすることでキャラクターの目的達成の難易度が議題に上がることがあると思います。@@が強すぎるなどが出てくることがありますが、そこは複数人でプレイしているので集中して邪魔したりするのもゲームの性質上面白いのかなと思いました。対策を取らなければ負けるのはシステム的に当然なので。

ルールブックには達成条件の説明を最初にするとありますが、そのタイミングだけだと把握はできないと感じました。私は相手の達成条件がわかる早見表カードを自作して対策をしました。それをすることでかなり現状把握はしやすくなります。



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