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  • 3人~6人
  • 30分~45分
  • 14歳~
  • 2019年~

シニスター・シックスN.OHNOさんのレビュー

73名
0名
0
約3年前

スパイダーマンの世界観を元にしたMARVELのボードゲーム。敵として出てくる「Doctor Octopus」「Green Goblin」「Venom」「Sandman」「Mysterio」「Vulture」「Kraven the Hunter」「Electro」「Rhino」「Lizard」などの有名ヴィランが集結したチーム”シニスターシックス”から1人を選び、他プライヤーと共に強盗を行っていくカードアクションゲームです。

◎ゲームシステム

プレイヤーは手持ちのカードを使い、他のプレイヤーと協力して強盗を成功に導いていくのが基本です。成功することで報酬品を獲得し最終的なスコアに繋がっていきます。共通の敵であるスパイダーマンたちに捕まってしまうと報酬品はもらえなくなるので、全員で逃走するか勝つことを選びことになるでしょう。

協力することができるのが特徴ですが、最終的なスコアは報酬品の裏にランダムに書かれた数字を足したスコアです。報酬品は4種類あり、それぞれ書かれている数字の幅が異なります。なので自分だけ報酬品をもっと得たいという欲が出た場合に”裏切り”を選ぶことができます。

合計で4回+最終ラウンドの計5回の強盗フェイズを終えた所でスコアを計算して勝者を選びます。最終ラウンドまではスパイダーマンに捕まってしまうことで報酬品が手に入らずに終わるだけですが、最終ラウンドで捕獲されてしまうと、報酬品をどれだけ持っていても全てのスコアは0になり勝者にはなれなくなるので注意が必要です。

一度プレイしたカードは最終ラウンドまで使用することはできないというルールがあるので、すべての強盗を成功させることは多人数でのプレイでなければ難しいです。なのでいかに見切りをつけるか勝負するか、手札に残っているカードでタイミングを読んでいくのが基本となってくるでしょう。カードを1枚捨てることでスパイダーマンとの戦いを回避しつつ、他のプレイヤーに任せることで自身も戦利品を貰える可能性が生まれるため、そういった動きも必要です。

◎プレイした感想

スパイダーマンの敵をプレイヤーにするという設定と、各キャラクターをイメージしたそれぞれの手のトークンが素晴らしいです。マニアックさはありますが、共闘+裏切りがあり、単純な個人戦ではない部分が自分は好きでした。悪役が共闘するという設定なので、自分が抜ける裏切りというのは常套手段であり、そこが体験できるのはいいと思います。

カードの名前なども原作に沿ったものになっており、各ヴィランの特徴を能力に落とし込んでいるのも好印象です。スパイダーマンVS複数ヴィランというのが世界観として認知されているのでボードゲームとの親和性を感じました。

ルールブックが少し丁寧さに欠けている部分があり、カードオープンや能力を処理するタイミングがわかりづらいものがあり、初見のプレイでは止まってしまうことが多々ありました。多人数(5~6人)の場合は強盗成功、スパイダーマンの撃破ができる可能性は高いですが、3人になると結構な確率で捕まります。人数によって強盗フェズでの初期調整がありますが少し難しい気がします。

結託と裏切りタイミングが重要なので、仲のいい人とやる方が盛り上がると思います。

◎ゲームの改善点・対策

キャラクターの中には今後公開されるスパイダーマンのカードを先読みできる能力(Venom)があり、強く感じました。何回かのプレイで分かったのがその先読み能力を持っているプレイヤーに意見を聞くなどして信用するか、裏切るかなどの選択もできるため、そこまで指摘する点ではないかもしれないと感じています。黙っての静かなプレイの場合は強く感じてしまうのは当然だと思いました。

トークンの量が多く、さらに初期準備でのトークンの分配などに時間がかかるのがネックです。ターンを決めるもの、それぞれのキャラのトークンなどなどカードの配分が少ない分、目立ちました。

「闇市場カード」の種類が多く引いたときに翻訳して遊びたい方は、翻訳カードの自作か、早見表の制作でスムーズなプレイができると思います。キャラクターの能力を開始時に「永続能力」「1回限定能力」の2つから選ぶのですが、相手がどんな能力を持っているかこれも早見表を制作すれば、ストレスなく遊べると思います。

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皇帝
N.OHNO
N.OHNO
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