遠方の星atcktさんのレビュー

ワーカープレイスメントを、手番を含めて中央に据えたボードゲームです。バランスの都合、足の引っ張り合いですが、あらかじめうまく計画を立てられたプレイヤーが勝ちます。

▼ゲームの概要

　セットアップに沿ってボードにカードを配置します。
　赤い縁のカードはランダムで、山札にいくつかあります。

　初期配置でディスクを置いたら、ボードの左上から右へ、次に２列目で同様に左から右へ、最後に３列目を左から右へ処理していきます。

　処理はディスクを上から順に処理し、そこのカードに書かれているアクションを行うか、アクションの前に別のアクションに移動するか、することができます。

　移動する場合、場所によってはお金がかかることがあり、それらのリソース管理も重要になります。

　ゲームの目的は、自分のワーカー（ディスク）を４つ、ボードの右下のマスに移動させ、発射することです。（※テーマ的には自分たちの何かを宇宙の果てに飛ばして拡大するんだそうです）

　アクションでは、お金を手に入れたり、エネルギーを手に入れたりします。
　アクションの種類によっては、お金やエネルギーを消費するものもあります。

　他には、特殊カードを得られる場所があり、そのカードを使うこともできます。

　アクションの中には、自分のディスクを増やすアクションもあり、最初に置かれる場所も決まっています。

　こうして、ボード上にディスクを増やしていき、それぞれでアクションをしていきます。

▼プレイの感想

　全体的には粗削りな部分や細かすぎて忘れやすいルールがあるのですが、ゲーム自体はよくまとまっていて、ワーカープレイスメントという重いお題に対して、分かりやすく、１つ１つこなしていくだけでゲームが進む分かりやすさはなかなかないなと思いました。遊びやすいです。

　ただ、カードの能力が強力で、ゲーム終盤は打ち合いになって進みにくくなります。