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  • 2人~6人
  • 60分~80分
  • 7歳~
  • 1991年~

石器時代ばんろっほさんのレビュー

198名
2名
0
約6年前

 ボドゲーマに「持ってる」ゲームを登録するため、棚を整理して出てきたのがこの「石器時代」。

 興味を持った息子が箱を開けると、そこには袋に入った本物の石が!「石を積み上げるゲームだ」と、ざくっと説明すると「やってみたい」との声が。ルールを確認して、家族4人でプレイ開始。

 このゲームは、6枚のアクションカードから1枚を選んで実行するもので、6枚の内訳は (1)小さい石を積む  (2)中くらいの石を積む (3)大きい石を積む (4)食料を得る (5)食料を得る行為を妨害する (6)他プレイヤーが石を積むのを難しくする となっている。石を積む行為を成功させれば、大きさに応じて1~3枚の骨タイル(勝利点タイル)を獲得できる。

 石を積むには食料チップが必要なのだが、初めから5枚配られているのであまり(4)の出番はなかった。と同時に(5)を選択することも減っていく。結局、石を積まないと勝てないので、石を積むカードと難易度を上げるカードの使用率が上がっていく…。

 難易度を上げるカードがうまく機能すると、対象となったプレイヤーは「ハンデキャップカード」を引いて、それに従った石の積み方を挑戦することになる。「ハンデキャップカード」には「利手でない方を使う」「両手の人差し指のみ使う」などオーソドックスなものから、「片耳をテーブルに付けたまま行なう」「片足で立って行なう」など、なかなか無茶振りなものまであるが、これがあまりハンデにならない…。その上、石を積むアクションカードを選んでいるであろうプレイヤーを予想してこのカードの選択を行なう必要があるので、わざわざ他人の妨害をするよりも自分で石を積んだ方が勝利に近づく、との判断が働き、終盤はみんな黙々と石を積むだけになってしまった。石を積むだけのゲームにならないよう、妨害や必要コストなどの要素を盛り込んであると思うのだが、うまく機能していないように感じた。形がバラバラな本物の石を積み上げていく、というアクションとコンポーネントは本当に素晴らしいと思うのだが。

 勝利点である骨タイルは、獣の頭蓋骨のイラストが9分割されたものなのだが、これがイマイチ。9分割された骨タイルを揃えてパズルを完成させる、という着眼点は素晴らしいのに、収集欲をそそられない…。

 30年近く前のゲームなので古さは否定できないが、「石を積む」という基本アクションをベースにしてブラッシュアップすれば、今の時代にもう一花咲かすことができるシステムかも知れない。

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