- 2人~5人
- 60分前後
- 12歳~
- 2005年~
ローマに栄光あれmayamayawamさんの戦略やコツ
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メカニクス
作品データ
タイトル | ローマに栄光あれ |
---|---|
原題・英題表記 | Glory to Rome |
参加人数 | 2人~5人(60分前後) |
対象年齢 | 12歳から |
発売時期 | 2005年~ |
参考価格 | 未登録 |
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個人的に感じた、強いカードのレビューです。
資源ごとに何枚かのカードを考察していこうと思います。
カードの評価は主に3人戦で使用する時を想定しています。
カードの名前と色はCambridge Games Factory I.V editionに準拠しています。
あくまで個人的に感じた強さなので悪しからず。
―砂利(黄色)の建物―
・街道/Road
石(青色)の建物を完成させるのに任意の資材を使用してよい
石の建物はゲーム展開を大きく変えるカードが多く、1枚建てるだけで一気に優位に立つことができます。
しかし、資材が3枚必要なので完成するまでに妨害を受けやすいです。
街道があれば任意の資材を加えることができるので、安全に尚且つスピーディーに石の建物を建てて序盤をリードできます。
―木(茶色)の建物―
・柵/Palisade
兵士アクションを行ったプレイヤーからカードを取られない
序盤は、1枚カードが取られてそのあと建てるはずだったカードを建てれずズルズルと負けていく…ということが多々あります。
柵はそういった事故を防げるので、手札にきたら必ず建てるぐらいのカードだと思います。
柵の強みは他にも積極的に自分から兵士アクションを行えるという点でもあります。
フォローされても自分のカードを失うことなくアドバンテージを得て、他のプレイヤーからディスアドバンテージを被るということもなくなります。
―煉瓦(赤色)の建物―
・アカデミー/Academy
大工アクションを行った後にシンクアクションを行う
文句無しの最強カードです。
大工アクションは手札から資源を使用するため、速攻で建物を建てれますが手札切れが激しく息切れしやすいアクションです。
そのデメリットはこのカードにより解消されます。
大工クリエンテスを数人雇い自分のターンに大工アクションを選択する…すると数ターンの間にわらわらと建物カードが建設できます。
どんどん建物カードを建設することで手が付けられない最強の布陣が完成します。
このカードが相手が建設を開始した時、その時から既に何らかの対策をしないとほとんどゲームに負けるといっても過言ではない効果です。
・門/Gate
建設中の大理石(紫色)の建物の効果を使用することができる。
このカード1枚で機能する効果ではないのですが、大理石の建物にはあり得ないほど強い効果があります。
詳しくは後述しますが、公共広場/Forumや神殿/Temple などがあります。
ただこのカード1枚で仕事できないので、取りあえず建てておこうというカードではないです。
建てたあとも相手から対策されやすいので、この効果を使う際には既に大理石のカードを建設しておくか、建設できる目途を建てておく必要があります。
―セメント(灰色)の建物―
・塔/Tower
建物を完成させるのに砂利(黄色)の資材を使用してよい
建物を建設する時に1アクションで街の外の現場カードを使用できる
このカードは建物を建設することを主軸に置いた作戦で必須ともいっていいカードです。
終盤余り易い黄色のカードをどんな資材としても使用できるのはカツカツになっている後半ではとても助かる効果です。
そして建物を主軸の作戦ではゲームが終了してしまうため、あまり街の現場カードを使用したくはありませんが、このカードで無駄にアクションを使用せずに街の外の現場カードを使用できます。
そして後述しますが、写本室/Scriptorium とのコンボは凶悪です。
・塀/Wall
兵士アクションを行ったプレイヤーからカードを取られない
ゲーム終了時、倉庫にある資源2枚につき1点を得る
このカードは柵/Palisade とほとんど変わらないように見えますが、(ここでは紹介しませんが)橋/Bridgeの効果もこのカードでなら防ぐことができます。
私が感じたのは、このカードは柵/Palisadeが強化されただけでなく、更に兵士アクションを積極的に行っていくカードと感じました。
それは、ゲーム終了時に無駄になってしまう資源を得点に変える効果と兵士アクションの沢山の資源を得れる効果の組み合わせがとてもかみ合っているからだと思います。
ですが普通に相手の兵士アクションから守るだけでも十分に強いです。
―石(青色)の建物―
・カタコンベ/Catacomb
この建物が完成したらゲームは終了する
使用方法は簡単、自分の得点がリードしてるときに完成させます。ゲームに勝ちます。
勿論そんな簡単にゲームに勝てれば苦労はしませんが…
このカードを序盤に建設しておくだけでも相当なプレッシャーになります。
しかし、資材が3枚も必要なので何らかのサポートがあった方がいいでしょう、前述した街道/Roadやアカデミー/Academyがあると自分の好きなタイミングで完成できるようになります。
このカードを使う際に注意してほしいのが、金庫のカウンティングミスで相手を勝たせてしまうことです。(私自身何度かあります)
・写本室/Scriptorium
大工か建築アクションを使用して建設中の建物に大理石(紫色)の資材を加えることでその建物を完成させる
このカードは建物を建設することを主軸に置いた作戦で切り札といえるカードです。
あらゆるカードが大理石1枚で完成するので、資源さえ用意すれば全ての建物が2アクションで完成できます。
そして塔/Towerと組み合わせることで、砂利を加えることでも即座に建物が完成します。
この2枚のカードを揃えたプレイヤーの勝利は目の前です。
―大理石(紫色)の建物―
・公共広場/Forum
全てのクリエンテスを揃えた時、直ちにゲームは終了しゲームに勝利する
素出しで男らしくゲームを決めてもよし、門/Gateで完成させずにゲームを決めてもよし、他のカードの効果でクリエンテスをオールマイティにしてもよし…
私はこのカードをGlory to Romeを代表するカードと思っています。
こんな効果は他のボードゲームでは見たことはないですし、何よりも所見のインパクトが凄い。
このカードを使用する際の注意点は、勝利できるといってもただ出すだけでは勝利することは難しいでしょう。
クリエンテスを全て揃えるという条件は簡単のようですが、やはり厳しい。入念な下準備が必要です。
入念な下準備を経てこのカードを使い勝利するというのは、このゲームの醍醐味でもあるかもしれません。
・神殿/Temple
手札上限が4枚増える
手札が増えるということはリード・フォローするときに幅広くアクションが選択でき、大工・建築士のアクションを実行する際、その場にあった建物を柔軟に建設できるということです。
それをこのカードがあればずっと行うことができるので、他のプレイヤーとの差をどんどん開いていくことができます。
シンプルな効果ではありますが、Glory to Romeをプレイする毎に手札の重要性に気づかされる、とても重要で強力なカードだと思います。