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  • 2人~4人
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 1995年~

ボトルインプフクハナさんのレビュー

188
名に参考にされています
2018年05月03日 23時40分

『ジキル博士とハイド氏』『宝島』等の著者スティーブンソンの小説『ボトルインプ(びんの悪魔)』を題材にしたトリックテイキングゲーム。

小説のボトルインプは、魔法のランプのように、そのボトル(中に悪魔がいるのが見える)を持って願いを言葉にするだけで、永遠の命以外なら何でも悪魔が叶えてくれる。しかしデメリットもあり、そのボトルの所有者であるまま死んでしまうと、悪魔に魂をボトルの中に引きずり込まれ、永久に地獄の業火で焼かれ続けてしまうという。

回避する方法は1つ、死ぬ前に他人にボトルを売ることだが、これには条件があり、買った値段より安く売らなければならない。ただであげたり捨てたりしても、持ち主のもとに戻ってしまう。

物語は、このボトルを手にした青年のお話で、非常に面白いのでぜひ読んでほしい。


ゲームの話に戻ると、このお話をとてもうまくシステム化した内容になっている。

ゲーム自体は普通のマストフォローのトリテで、カードは1~37。あと木のコマ(ボトル)もある。カードには赤・青・黄色の三色と勝利点が書かれている。トリックで勝って獲得したカードの勝利点を合計していく。色の構成は偏っていて、例えば黄色は数字が低いものが多い。また、数字の19は色のない特殊カードで配らず、ボトルの最初の価格ということで場に出しておく。

トリテを行い、通常は数字が強ければ勝つが、ボトルの価格(最初は19)より低いカードが出れば、ボトルは安く買われていくので低いカードを出したプレイヤーが勝ち、その他のカードとボトルを得る。そして次のボトルの価格はその低いカードの数値になる。だから物語と同じくボトルの価値はどんどん下がっていく。

もちろん、1を出したプレイヤーがボトルを獲得すれば、ボトルはもう移動せずにそのプレイヤーが最後まで持ち続ける。

そしてラウンド終了時、各プレイヤーは獲得した勝利点を合計するが、ボトルを最後まで持っていたプレイヤーは、獲得した勝利点はゼロになり、さらにペナルティでマイナス点も食らってしまう。物語と同じく大きすぎるペナルティを受けることになる。

なので、みんなは数十点獲得しているのに、1人だけマイナス10点くらい食らう場合もあるので、点数の開きがえげつない。

これが1ラウンドで、また全てをシャッフルしてやりなおし、一定の回数ラウンドをやるか、誰かが一定の点数を超えるとゲーム終了となる。


ラウンド前には1枚捨てたり(これがマイナス点を決めるのだが)、いらないカードを渡しあったりもするので、かなり戦略深い。

なかなか感じがつかみにくいが、プレイするごとに仕組みがよく分かってくる。黄色の1を処理する方法とかが分かってくると、ゲームを理解して学習・成長できている気がして面白い。なので、初心者と熟練者とではやっぱり差が出るかな。

デカイ数字は強いけど、どれを出せば勝てるかは不明、しかしボトルより数字が低いカードでは、ボトルの1つ下が最強と分かる。それを出すのは難しくなく、まさにボトルによって勝利に近づくわけだが、ラウンド終了(=死ぬ)まで持っていると最悪。

ペナルティがデカイだけに、ゲームが佳境に入るとドキドキする。


1ラウンドも短い(3人で11トリック、4人で8トリック)ので、すぐに負けを取り返そうと次のゲームに取り掛かれる。長らくレアものだったけど、この度日本語版が出て3000円以下で入手可能となった。


カードの絵は物語を1から順に37まで追っていく様子を全て違う絵で描かれている。ちょっとクセがあるので、初心者の方にはめんどくさいかも? 慣れればハマるんだけど。

2人用のバリアントルールも2つ用意されているけど、やったことないからどーなのかはわかんない。


もとの『びんの悪魔』のストーリーが大好きで、このゲームがはじめての人とやるときは物語も一緒に語ってしまう。

3
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運・確率5
戦略・判断力15
交渉・立ち回り0
心理戦・ブラフ6
攻防・戦闘1
アート・外見3
作品データ
タイトルボトルインプ
原題・英題表記The Bottle Imp / Flaschenteufel
参加人数2人~4人(30分前後)
対象年齢10歳から
発売時期1995年~
参考価格未登録
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