- 2人~5人
- 30分~90分
- 10歳~
- 2017年~
カバーミーフクハナさんのレビュー
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テーマ/フレーバー
作品データ
タイトル | カバーミー |
---|---|
原題・英題表記 | Cover Me |
参加人数 | 2人~5人(30分~90分) |
対象年齢 | 10歳から |
発売時期 | 2017年~ |
参考価格 | 未登録 |
クレジット
ゲームデザイン | ブラム・ヴェルビースト(Bram Verbiest) |
---|---|
アートワーク | ブルーノ・セルクベニク(Bruno Cerkvenik) |
関連企業/団体 | ジャンピング・タートル・ゲームズ(Jumping Turtle Games) |
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やたらコンポーネントにこだわったゲーム。
テーマはパリコレっぽい? プレイヤーは女性雑誌編集者になって、自分が発掘したモデルさんカードを雑誌の表紙(カバーガール)に起用して世間のトレンドを得る、というもの。
まずパッケージからして女性雑誌の表紙そのもの。女性誌なんて知らない男のおれでも「ぽい!」と思わせる仕上がり。箱の裏面の背表紙感や、側面の付録が挟んである感じも再現。
説明書も雑誌っぽい感じ、というかたぶん雑誌の中の小冊子を再現してるんかなあ。
さらに、100枚以上あるモデルカードは全て違う女性。ほとんどに実在のモデルがいるらしい。
ほか、モデルが歩くステージ(ランウェイ)の組み立て式コンポーネント、箱にぴったり収まる設計。などなど、すごいこだわりっぷり。ゲーム自体がそれほど面白いわけではないことに目をつぶれば完璧なゲームだ。
ゲームのシステムは簡単。モデルカードは豪華だけど見るべき点は4つのみ。
①モデルの服の色(赤・青・黄色・緑・黒・白の6種類)
②モデルの髪の色(ブラック・レッド/ブラウン・ブロンドの3種)
③モデルの髪の長さ(ショート・セミロング・ロングの3種)
④モデルの背景色(キュート・シック・ナチュラルの3種)
つまり、顔とかポーズは全く関係ない。そしてこの4つの属性はモデルを見ただけじゃわかりづらいのでカードにも明記されている。
だから、言ってしまえば絵は不要で、カードに何らかの4つの属性が書いてあるだけでもゲームはできるのだ。例えば無地のカードに「⑤、B、下方向の矢印、赤色」とか書いてあるだけでもいい。そういうのを思いっきりテーマを持たせて華やかにしたのがこのゲームか。
じっさいゲームでやることもかなりシンプルで、ラウンド中に出されたカードの各属性をそれぞれ合計して最も多い各属性を出したプレイヤーが得点というもの。ジャンルとしては、結果を予想するギャンブルみたいな感じか。
★ 良い点 ★
何といっても上記したコンポーネントの豪華さ。モデルカードのデザインは絵じゃなく写真を加工したみたいな感じ。美人ばかり(たまに不安になる顔もあるけど)。好みの子は誰だ?
また、やることは最初から最後まで同じでシンプル。全員がカードを1枚出して一斉にオープン・処理を行う、これを3回やって1ラウンド。全部で12ラウンドある。
カードがオープンされるたび、それらすべてのカードの持つ属性が加算されてボード上のゲージが上がる。1ラウンドで(3枚)出した中で、それぞれの属性ゲージが最大のカードを出していれば得点できる。あるいは、3枚全てのレベルが低ければ逆に大逆転のチャンスだったり。
最後までどの属性が1位になるかは分からないけど、自分も一部出すのである程度予測はできるし、少なくとも1位になれない属性は分かる。他人の出すカードを予測できればそれに合わせて自分のカードを選べるのでなかなか楽しい。たまにどれを出しても無理やん、ってときもあるけど。
★ 悪い点 ★
『カバー・ミー』についてこれはよく言われているみたいだけど、淡々としている感じはある。
上記したシンプルな流れが12ラウンドあるけど、やることはずーっと同じ。考えるポイントは毎回あるんだけど、飽きるというか、12ラウンドは長い。ルールブックにあるバリアントには長時間ゲームも推奨されているけどそれはキツイ。かといって別バリアントの短時間ゲームは服の色と背景色の移り変わりのタイミングが早すぎてゲームバランス的に気になる。ユニークなテーマやカードデザインでなければもっとひどく感じると思う。
また、カードプレイのシステムや処理はシンプルだけど、1ラウンド終わった後や年度が替わったときの処理はけっこうややこしくてテンポが悪い。プレイヤーごとにカード補充の方法が違うし、1枚ずつ時計回り順番に補充ってのも地味に面倒。ほか、山札を移動したり重ねたりと処理が多く、慣れないと説明書を手放せない。
★ まとめ ★
まあ~~~難しいところではあるけど、普通かなあ。
同じことの繰り返しだけど、それほど悪くはない。
世間での評価も分かれているみたいだし、好みかなあ。ゲーム慣れして勝ち負けにこだわりシステム重視であれば後半は退屈に感じるかもしれないし、ワイワイと単純に楽しみたい人であれば問題なく面白いと思う。退屈であってもしっかり考えどころはあるし、他人の思考を読み取ったり場の流れの予測も大切。
しかし、何度も言うようにコンポーネントが豪華でユニークであるので、ゲーム会に置けば必ず目に留まり未プレイの人は「やってみたい!!!」ってなるのは間違いない。