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  • 2人用
  • 15分~20分
  • 12歳~
  • 2021年~

警部補 新谷左京の事件帖take_elさんのルール/インスト

102名
0名
0
4年弱前

【ストーリー】

新谷左京は、署内では変わり者で名高い捜査一課所属の警部補だ。

気になった事はとことん突き詰めないと気が済まない性格の彼は、今日も自分で淹れたコーヒーを飲みつつ、事件の真相を探っていた。

今回発生したこの事件の犯人はあの人物でほぼ確定だが、鉄壁のアリバイが存在している。

それを崩さない限り、犯人は自分の犯行であると認めないだろう。



【ゲームの流れ】

ゲームは以下の流れで進めます。 

  1. 供述フェーズ:事件が起こった日の犯人の3つの行動について供述を行うフェーズです。
  2. 尋問フェーズ:供述の内容について、尋問と反証を行うフェーズです。(全3ラウンド)
  3. 延長フェーズ:助手が見つけた追加の証拠品を加えて、延長ラウンドを行うフェーズです。
  4. 真相解明フェーズ:どの時間に犯行を行ったのかを当てて勝敗を決めるフェーズです。

【1.供述フェーズ】

セットアップで準備した3つのセットそれぞれについて、犯人側のプレイヤーが具体的に何をしていたか供述を行います。

供述に深みを持たせるために、行動カードと根拠カードに書かれていない情報を追加しても構いません。

この時、同じセットに置かれた行動カードと根拠カードを元に説明を行いますが、行動カードに犯行を行ったカードを置いたセットは犯人の手元に置いた行動カードに基づいているかのように供述してください。


※行動カードが「外食をしていた」 根拠カードが「店員の証言」の時の供述例
「家の近くのラーメン屋で食事をしていました。行きつけの店なので店主の証言もあります。」
「出店で焼きそばを買いました。受け取る時に地面に落としたのを見られたはずです。」


【2.尋問フェーズ】

供述フェーズで犯人が述べたした内容を元に、尋問と反証を行うフェーズです。

捜査側は各セットに対してアリバイが存在していないこと、犯人側はアリバイが存在する事を証明するために尋問と反証を行います。

1つのセットについて行うこのフェーズを1ラウンドとして、全てのセットに対して1回ずつラウンドを行います。

各ラウンド毎に最初にプレイを開始するプレイヤーをスタートプレイヤーと呼びます。

第1ラウンドのスタートプレイヤーは捜査側となります。


[ラウンドの流れ]

  1. スタートプレイヤーがこのラウンドで尋問を行うセットを決めます。この時尋問するセットは、まだ尋問を行っていないセットの中から選んでください。
  2. スタートプレイヤーから交互にラウンド終了条件を満たすまで手札にある証拠カードを使って発言を行います。
  • 2-1.  手番のプレイヤーは一つ前の発言に対して(セットの一番最初の場合は、供述フェーズで犯人が供述した内容に対して)手札にある証拠カードを使って発言を行えるかを考えます。
    なお、スタートプレイヤーが犯人の場合、供述フェーズで自身が供述した内容について発言することとなりますが、自身のアリバイをより強固にするための発言を行ってください。
    また、発言の内容が真っ当であるなら、新たな情報を追加しても構いません。
    使えそうな証拠がなさそうだと思ったり、戦略的に発言を行いたくない場合はラウンドを終了させることができます。ただし、ラウンドを終了させると以後このセットに関して、これ以上の発言をすることはできなくなります。

    ※発言の例 
    「家の近くのラーメン屋で食事をしていたと言いますが、現場にあなたのタバコがありました。本当は現場にいたのではないですか?」
     →タバコのカードを使って発言。現場にタバコがあった事が新たな情報として追加。
    
    
  • 2-2.  1で決めたセットの一番下につながるように、手番のプレイヤーは手札の証拠カードを出しながら2-1で考えた内容の発言を行います。
      ※証拠カードは、どちらのプレイヤーがカードを出したのかわかるように、捜査側は縦置きに、犯人側は横置きにカードを出してください。

  • 2-3. 2-2の発言が真っ当であるかどうかをジャッジします。2人のみでプレイしている場合は、相手のプレイヤーがジャッジを行い、回りにギャラリーがいるならば、ギャラリーにジャッジをお願いしてください。

    真っ当ではないとジャッジされた場合は、出したカードは手札に戻して再度2-1.を行ってください。

  • 2-4. 現在のラウンドで置かれた証拠カードが4枚になった場合は強制的にラウンド終了です。
       例)スタートプレイヤーが捜査側の場合は、捜査側→…→犯人側でラウンド終了となります。

    3. 最後にカードを置いたのが捜査側の場合このセットはアリバイが存在しない、犯人側の場合このセットはアリバイが存在するとなります。
    セットにアリバイが存在する場合、真相解明フェーズでそのセットの行動カードをめくれなくなってしまうので注意しましょう。

    4. まだ尋問していないセットがある場合は、スタートプレイヤーをこのラウンドで一番最後に証拠カードを出したプレイヤーにして、1.に戻ります。
    全てのセットの尋問が終了したら、尋問フェーズは終了です。(最大3ラウンド)

【延長フェーズ】

ギリギリまで事件現場を捜索していた助手が、追加の証拠品を見つけてきました。

この証拠品が事件解決の為の切り札となるかもしれません。


捜査側のプレイヤーは助手カードの下にある証拠カードを手札に加えてください。

加えた後の手札全てを使って「アリバイが存在する」セットに対して延長ラウンドを行うことができます。


延長ラウンドでは、スタートプレイヤーを捜査側のプレイヤーとして、尋問フェーズの続きを行ってください。

延長ラウンドは、どちらかのプレイヤーが、手札が無くなり出せなくなるまで尋問と反証を行い、最後に証拠カードを出したプレイヤーによってアリバイの有無が決まります。

 ※使えそうな証拠がなさそうな場合は、途中で延長フェーズを終了しても構いません。

【真相解明フェーズ】

いよいよ事件の真相を解明する時が来ました。

3つのセットのアリバイの有無が以下の時はこの時点で勝敗が決まります。


 ・3つすべてにアリバイが有る:すべての供述に穴が無かったとして犯人側の勝利

 ・3つすべてにアリバイが存在しない:犯人の供述が矛盾だらけだったとして捜査側の勝利


どちらでもない場合は、捜査側のプレイヤーがアリバイの無いセットの行動カードを1枚選んでめくります。

そのカードが、「犯行を行った」カードの場合は捜査側の勝利、違う場合は犯人側の勝利となります。


勝者が決まったらゲーム終了です。捜査側と犯人側の役割を変えたり、ギャラリーに参加していた人と交代するなどして続けても良いでしょう。

気が済むまで、様々な事件で対決をして盛り上がりましょう!

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国王
take_el
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