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  • 2人~4人
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 1994年~

バズル白州さんのレビュー

44名
0名
0
6年以上前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

6/10

カタンが大賞を受賞した1995年にノミネートされた黄金世代のノミネート作品の1つ。

他のゲームにはないとてもユニークなしかけが入っていて、たしかにノミネートされるべき作品だと感じさせる。

ルールは簡単にいえば、英単語5文字を決めて、先に相手の単語を当てるという推理ゲームとワードゲームが合体したようなゲーム。

自分の手番になったら4種類の形をしたタイル(長い直線、短い直線、U字型、横長のU字型)を1枚、他のプレイヤーの単語の何文字目かを選んで置く。

置かれたプレイヤーは、そのタイルが自分の考えた単語に使われているならYES、違うならNOという。

全てのアルファベットは、この4種類の形で表すことができるため、ゲームを続けていくと、だんだんと相手の考えた5文字の英単語がわかってくるというわけだ。

アルファベットを分解して4つのタイルで推理していくという要素は面白いが、最初は当てずっぽうでやらなければならず、ちょっとゲーム性は薄く感じた(おまけ程度的な感じ)のと、自分が推理ゲームをそこまで好きではないこともあって、この評価とした。

また、とにかく斬新さが光る作品なのだが、いかんせんアルファベットのゲームのため、日本人にはちょっととっつきづらいのはたしか。だが、5文字の英単語程度であれば、そこまで全くできないわけでもないのだが。

日本語にローカライズするのはかなりハードルが高い気はするが、もしできたなら、教育ゲームとして面白いかもしれない。

ちょっと厳し目のことを書いたが、アイデアは素晴らしく、今でも斬新さを提供してくれるゲームなのは間違いない。

ただ、その珍しすぎるコンポーネントのため、なかなかお目にかかれないレアゲーであることもたしかなので、もしみかけることがあったら、ぜひともその貴重な瞬間を逃さないようにしたいものである。

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