スタッフブログ

SHAREcafe

おなじみシモーネ・ルチアーニとダニエレ・タッシーニのコンビによる新作ということで注目されていた作品です。

プレイヤーは商人となって、見本市に参加するため、または大聖堂を建設するために各地を奔走したり、いろんな商材を集めて勝ち点に変換したり、王様に媚を売ったりして勝点を積み重ねていきます。

盤面に描かれたゲームのメカニズムは「どっかでみたことがある」というものばかりで正直新鮮さは有りませんが、ゲームに慣れている人であれば「どこかで見たことある」ってことで、ルールの分量の割には理解しやすいと思います。

選択できるアクションは6種類。と言っても1つはジョーカーアクションなので実質的に5つ。アクションボードに置かれたダイスをピックすることにより、資材とアクションポイントをもらって行動します。このアクションポイントの振り分けが悩ましい！例えば、商人アクションを選択した場合は商人の移動、商館の建設、タイルの取得と選択可能で、自分のアクションポイントをそれぞれに振り分けることになり、なかなかの選択肢があります。

また、アクション中に取得したタイルを使用することで他のアクションを追加することもできますので、ますます考えどころが増える骨太のゲームです。

うまく回せたときの快感はプライスレス。

ダウンタイムが多くなりがちですが、それでも3人戦で1時間半程度で終了しますので、中重量級のゲームに仕上がっています。

見本市の場所や大聖堂のコストがランダム配置となっていますのでリプレイ性が高いゲームとなっており、実際SHAREcafeでも何度もプレイされるプレイヤーもおられます。

重量級ゲームの入門編としてもオススメのゲームです。

(^o^)／