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ボードゲームカフェプラス

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↑インストの記事はこちらです！

今回は、ユニットカードの個別解説を行います。

第一弾として、0コストから1コストの戦争用ユニットを説明いたします。

■ペーパーテイルズにおける戦争の役割

ペーパーテイルズにおいて、勝利をもたらすためには、もちろん勝利点を稼ぐことが大切なため、戦争に勝つことは大切になります。

ただし、ペーパーテイルズは、戦争で勝ったところで得られるものが勝利点のみです。

大量の報酬や資源がもらえるわけでも、対戦相手のユニットをすべて捨て札にするわけでもありません。

何が言いたいのかと言うと

「戦争は再生産性において特に意味を持たない」ということです。

自国を「拡大再生産」することや、他国を「縮小再生産」することがないため、戦争での勝利は目の前の勝利点を稼ぐことになります。

そのため、ペーパーテイルズでは無理して戦争に勝つ必要性がないのです。

むしろ、拡大再生産的に強くなる建築物を作ることを優先しましょう。

the end

ではなく次にいきます。

■低コストの戦闘用ユニット

このゲームのコストには、大きく別けて2つあります。

1金支払えば出せるカードは、1金のコストがかかります。

ただし、ユニット数には上限があります。

そのため、ユニット1体を出すこともコストと言えます。

低コストの戦闘用ユニットは、1.2ラウンド目の戦争には強くても、3.4ラウンド目では基本的に強くはないことが多くなります。

これは、このゲームが配置できるユニット数に制限をかけているからです。

低コストの戦闘用ユニットは、目の前の序盤の戦いに勝つということを目標に運用することが多々あります。

前置きはこのぐらいにして、本題に入ります。

■6ユニット　個別評価

○民兵　3枚

兵力2

経年カウンターの数だけ強くなりますが、1つ乗っていても古参兵と同じです。

配置するのは、スペースの圧迫になるため、余っていたら配置する程度でしょう。回ってきたら、ハズレくじのような感じです。

○古参兵　3枚

兵力3

経年カウンターが1つ乗ります。

最初から0コストで兵力が3あるためそれなりに使い易くはあります。資源がない時など、確保するカードに困った時に取っておきましょう。

また、このゲームには、経年で取り除かれた時の効果を持つユニットや建物があるため、3ラウンド目以降もそれなりに出番があります。

○ケルベロス　3枚

兵力2→3

肉がある場合、兵力が3になります。

肉を確保した状態で、欲しいカードがなければ、取っても良いでしょう。

ドラフトでは民兵同様にスルーされるカード代表です。

○盗賊　2枚

1コスト

兵力3

戦争で勝利するたびに1金がもらえます。

このカードは、拡大再生産的にも使用しやすいカードです。勝利点を稼ぎながら、金貨を集めることが出来るため、資源の次に優先的に取って良いでしょう。

○騎士　3枚

1コスト

兵力4

このカードの強みは、1.2ラウンドで両方とも戦争に勝つことです。

4というラインは強く、ほとんどのカードに勝てます。

とりあえず、序盤から戦争で点数稼ぎたい場合に、1金と1つのユニットの配置を利用します。

○大蛇　1枚

1コスト

兵力4

経年カウンターが置かれると、兵力0で収入が3金入ってきます。

1ターン目の戦争に勝ち、2ターン目の収入を増やします。

兵力4であるため、ほぼ確実に勝利点を稼げることと、金貨が出ることから、重宝します。

■単純再生産よりも拡大再生産

戦争で勝ち続ける、単純再生産のルートに入ると、拡大再生産している他のプレイヤーに追い抜かれてしまいます。

このゲームは、妨害がほば出来ないため、拡大再生産を意識して動きましょう。

今回は以上となります。