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愛知県名古屋市中区
【ボードゲーム紹介】ガイアプロジェクト 

今回は11月9日に再販と拡張の発売が予定されいるテラミスティカ:ガイアプロジェクトの紹介を行います✨

テラミスティカシリーズの2作目で宇宙が舞台です✌


タイトル テラミスティカ:ガイアプロジェクト
プレイ人数 1~4人
対象年齢 14歳以上
所要時間 60分~140分
作者 Helge Ostertag & Jens Droegemueller
販売元 テンデイズゲームズ

ゲームの概要

特徴的な個人能力と循環するパワートークンを利用して宇宙を開拓し、自分の種族の勢力を拡大して勝利点を得ることが目的のボードゲームです🚀ゲームは6ラウンドで構成されており、勝利点はゲーム中のタイル効果や終了時の各進行度の順位によって獲得できます。

また、このゲームには特徴的な14の種族があります。使う種族によって得意なことが異なり、ゲームが大きく変わります

ゲームの流れ

各ラウンドは以下の4フェイズからなります。

フェイズⅠ:収入

フェイズⅡ:ガイア

フェイズⅢ:アクション

フェイズⅣ:ラウンドの終了

では順に解説していきます。

フェイズⅠ:収入

収入フェイズでは自分のボードやタイルにある手のひらマークの資源やパワーを得ることが出来ます🫲

なお、このゲームにはクレジット、鉱石、知識の3種類の資源があります。

クレジットなどの資源は個人ボード上の資源トラックで管理すればいいのですが『パワー』だけ処理が複雑なので詳しく説明します❗️

パワーを獲得するとパワートークンがエリア1にあればエリア2へ、エリア1にパワートークンが存在しなければエリア2のパワーがエリア3に移動します。

そしてパワーを使う時はエリア3にあるものしか支払えません。使ったパワーはエリア1に戻るのでパワーはぐるぐる循環していきます🌀

パワーを使うことで様々な資源を得ることができます。また、後ほど説明するガイア計画でも使います❗️

フェイズⅡ:ガイア

後述

フェイズⅢ:アクション

このフェイズでは全てのプレイヤーがパスするまで順番にアクションを行います。行えるアクションは8つあります。


1) 鉱山の建設 

自分のボードから鉱山を建てることができます。

この時、自分の母星の環境に近い惑星には安いコストで立てることができます。また、最初は隣接した場所にしか鉱山は建てれませんがレベルを上げることでより遠くへ建設できるようになります。


2)ガイア計画

紫色の次元横断惑星というどの種族も住めない星を緑色のガイア惑星に変換することで住めるようにできます🏠

パワーを払ってガイアフォーマー駒を使い、これを次元横断惑星に置くとガイア惑星への変換準備は終わりです。

次のラウンドのフェイズⅡ:ガイア』で実際にガイア惑星に変わります


3)建物の改良

既に建設した鉱山などを改良することかができます。改良することで首府や学院といった強力な効果を持った建物を造れます。首府を建てると種族ごとの固有能力が、研究所や学院を建てると勝利点や資源等がもらえる技術タイルを獲得できます。


4)同盟の構築

隣接している自分の建築物の合計パワーが7を超えると同盟を組むことが出来ます。建物のパワーは個人ボードに記載されており、鉱山の場合パワー1です。また、建物同士が離れていてもパワートークンを放棄して衛星を建てれば同盟を作ることが出来ます。同盟を作ると勝利点や資源が得られる同盟タイルを獲得できます。


5)研究の進展

4知識を支払うことで研究エリアのマーカー1つを1段階進めることが出来ます。これにより能力や収入が向上します。また各研究エリアのレベル5には1人しか到達できません。


6)パワー/Q.I.C.アクション

研究ボードの下に書かれているアクションスペースで書かれている分のパワーやQ.I.C駒を使うことで様々な資源を得ることが出来ます。なお、Q.I.C駒はこのアクション以外にも鉱山をより遠くへ建設したり、惑星への居住に使ったりもします。


7)特別アクション

ゲーム中に橙色の特別アクションスペースが手に入る場合があります。これは手に入れた人だけが使えるアクションスペースになります。


8)パス

自分の手番でやるアクションがない(またはしたくない)場合、パスをする必要があります。パスをすると下の画像のようなパス能力が発動し、残っているラウンドブースターを取ります。また、最初にパスした人が次のスタートプレイヤーになります。

フェイズⅣ:ラウンドの終了

全員がパスをするとそのラウンドは終了します。そして、終わったラウンドの得点計算タイルを得点計算ボードを取り除きます。

なお、各ラウンドで得点計算タイルに対応したアクションをすると勝利点がもらえます。

ゲームの終了と得点計算

まず上の画像の最終得点計算タイルの条件を確認し、1,2,3位のプレイヤーは勝利点を得られます。次に、研究エリアの点と余った資源3つにつき1点を合算し、もっと点数が高いプレイヤーがゲームの勝者になります。


以上がゲームの大まかなルールになります。

ゲームを遊んだ感想

ここからは実際にガイアプロジェクトを遊んだ感想になります。このゲームの魅力は何といっても種族(個人能力)の多さです。種族ごとにプレイの仕方が大きく変わるのでリプレイ性も高いです。この個人能力のおかげでプレイの指針も比較的立てやすかったのでゲーム中に何をすればいいか分からなくなることはなかったです。また、ゲームの中で能力が解放されるのでそれを目指す楽しさもありました。プレイ中は他のプレイヤーとの陣取りや序盤の資材がきついこともあって苦しい場面もありました。特に上位の建物に変換すると収入でもらえる資材が減ってしまうのが悩ましかったです。

同じ作者のテラミスティカに比べると衛星により同盟が組みやすくなっていたり、取れる戦略の幅が広がっていることからプレイはしやすくなっているなと感じました。

ゲームシステムとしては準備段階以外は運要素のないゲームなので初心者と経験者などプレイスキルに差がある場合はハンデなどを付けた方がいいと思います。そういった点も含めてある程度ボードゲームに慣れた方にこそおススメできる作品になっています。

また、Automa Factoryさんによってソロルールが作られており、個別の説明書もあり大変力が入っています。少々処理が煩雑にはなりますが慣れれば問題ない程度になっています。評価も高く非常に面白いソロルールなので1人プレイがメインの方にもおすすめです。

重ゲーとしての戦略性、悩ましさをと個人能力や拡大再生産の面白さを両立した素晴らしい作品です。多様な個人能力があることからリプレイ性も高く、ソロルールもしっかりしているので長く遊べるボードゲームとなっております。

BOOKOFF栄スカイル店にお越しいただけばこのブログでは書ききれなかったルールなども含めて説明いたします。このブログを見て興味を持っていただいたり、再販前に遊んでみたい方は是非ブックオフ栄スカイル店にお越しくださいませ。

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