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スタッフブログ

奈良県橿原市
『あっ、それじゃない』

目の前に、白いおばけと赤い椅子がある。

カードの上に、しっかりと描かれている。

私は、それを信じた。


——それが間違いの始まりだった。


どうもこんにちは。dottoの店長、田中です。

今日は、人の思考をぶっ壊すゲーム

『おばけキャッチ』をご紹介します。


まず言っておきますが、このゲームは脳に優しくないです。

見た瞬間、何かを判断し、手を出し、叫び、間違える。

それを延々と繰り返す。

勝ちたい気持ちだけが先走って、脳みそがずっと追いついてこない。


ルールはとても簡単。

カードに描かれているモノと色を見て、「正しいコマ」をつかむ。

「白いおばけ」が描かれてたら白いおばけをつかむ。

でも、「正しいものが一個も描かれてない」パターンがある。


ここで脳が大炎上します。

「描かれてない? でも白いおばけいるよ? これは……?」

って考えてる間に、誰かが椅子をつかんで正解してます。

なにそれ。ずるじゃん。聞いてないよ。


一応、公式には「反射神経と判断力のゲーム」って説明されてるけど、

実態は早とちり選手権2025です。

“考える”ことに意味があるのかも怪しい。

だって、考えた人から負けていくゲームなんだから。


うちの店で何回も回してますが、

・「掴んでから考える派」

・「掴む気はあるけど毎回遅い派」

・「掴んだ事すら気づかれない派」

といった人間模様が繰り広げられています。


ちなみに私は

「白いおばけにだけ異常に反応する呪い」にかかっています。

8割方それを掴んで、間違えます。

たまに正解すると、「今日は白いおばけの日だな」って意味の分からない事を言います。


それくらいには、ハマります。


『おばけキャッチ』は、知能とか戦略とか、そういうものをいったん投げ捨てて、「ああああ!」って言いながらコマに手を伸ばすゲームです。

ルール説明は1分。プレイ時間も短め。なのに、脳へのダメージはまあまあある。

けれど、笑えます。

だいたい全員、最後にちょっと疲れて笑ってるから。


頭じゃなくて、手で勝ちたい夜に。

反射神経を信用しすぎた自分に絶望したい日にも。

是非、遊んでみてください。


📍dottoにあります。

多分、白いおばけも待ってます。



たまご
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