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スタッフブログ

奈良県橿原市
平日昼間、客ゼロ。逃げ若と漫画に救われた一日

こんにちは、ボードゲームスペースdottoの店長、田中です。


今日の営業も、もちろん元気にスタートしました!

……が、その元気が活かされる場面は一切なく。

はい、見事なまでにノーゲスト!平日昼間、安定の静寂!


これ、なんて言うか知ってますか?


**「通常運転」**ってやつです。


本日はそんな、何もなかったけど、なぜか色々あったような気がする不思議な一日をブログに書いてみようと思います。

そして一応言っておきますが、この記事は絶対にオーナーには見せられません。

なぜなら、「お前それで給料もらってんの?」って言われそうだからです。



13:00 開店!……以上!


シャッターを開けて、店内の照明をつけ、今日も始まりましたボドゲスペースdottoの営業日。

トイレ掃除をし、イスを拭き、床を掃き、MacBook ProでBGMを流し……よし、完璧。


あとはお客様を待つばかり!!


………………


………………


……うん、来ないね。


この時点で覚悟を決めました。

「今日、誰も来ない日だ」と。



14:00 現実逃避としての『逃げ若』


さて、こういう日はですね、ある種の“現実逃避”が必要になります。

というわけで、おもむろにNetflixをオン。


本日のお供は、アニメ『逃げ上手の若君』。

逃げることにかけては歴史上トップクラスのスキルを持つ少年・時行くんが主人公の、少し前に話題になったアニメですね。


彼が逃げるたびに、

「よし、俺も今日一日、店の売上から逃げよう」

という謎の勇気をもらえます。


敵に囲まれても、最後には笑って逃げ切る時行。

……一方こちら、誰にも囲まれず、孤独に開店したまま数時間が経過。

なにこの難易度の低いステルスミッション。



15:00 気づけば漫画を描いていた


そう、気づけば私、SNS投稿用の漫画を描いていました。


ちゃんとお店にいますよ?店番してますよ?

でも手は、確実にスマホ片手に指を走らせてる。(スマホに指で描いてる)


店内に流れるのは戦乱のアニメBGM。

描いてるのは、店長田中のお暇な日常漫画。


このギャップ、もはや芸術。



17:00 SNS投稿、そして「いいね」を心の糧にする


完成した漫画をSNSに投稿。

この時間帯、意外と反応が良かったりします。

(多少ね。多少)


お客さんはいないけど、インターネットには人がいる。


そしてふと思った。もし今オーナーから


「今日はどんな感じ?」

ってLINEが来たらどうしようと。


「漫画描いてました!」


「逃げ若見てました!面白かったです!」


とは言えないな〜と。

「そりやぁもうSNS更新とか諸々で忙しくって忙しくって」って返信しないとだなと。



無音の夕方、無敵の孤独。


夕方になると、「仕事帰りにふらっと来てくれる人、いるかな?」という一縷の望みをかけます。


今の所、誰も来てません。


このあたりで、もはや「人間の気配がしない」という状況に慣れてきて、悟りの境地へ。


SNSの更新と店番。

それでも、それが今の私の戦場。


時行くん、君と私は似てる気がするよ。



20:00 未来予想図。閉店。ふぅ〜、やりきった(?)


さて、20時になりましたので、本日の営業は終了です。


今日一日の成果をまとめてみましょう。

    •    お客さんの来店数:0人

    •    描いた漫画:1本

    •    観たアニメ:逃げ若全話

    •    オーナーに怒られそうな点:全編


いやあ、なんというか、今日も戦い抜いた感あります。



【おわりに】ヒマな日も、無駄じゃない(たぶん)


人が来ないと不安になります。

「このお店、大丈夫かな……」とか思っちゃう時もあります。


でも、ヒマな日って、普段できないことに向き合えるチャンスでもあるんですよね。


・漫画を描く

・作品を深く観る

・SNSで発信する


全部、店の「未来のための準備」……だと思いたい。

いや、思わせてください。


そして何より、お客さんが来てくれた日の喜びが何倍にもなる。

今日の静けさが、明日の笑い声に繋がっていく。

そう信じて、また店のシャッターを開けるのです。


……ということで、この記事をオーナーに読まれないようにしなくては。

たまご
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