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ボードゲームカフェ7Gold

こんにちは！弟のそうじです！

本日は、2021年ドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞した話題作

パレオ　を紹介します！

どんなゲーム

　舞台は石器時代！

　各プレイヤーは部族の一団を率いて、狩猟採集生活を送ります。

　他のプレイヤーとも協力しながら森や山を駆け巡って木や石といった資源を集め、石器や服などの道具を作り、部族を繫栄させていきます。

　そして、マンモスの狩猟やオオカミの襲来など様々な試練を乗り越えて洞窟壁画の完成を目指す協力型ボードゲームです。

遊び方

　準備

　A～Jまでの10種類あるモジュールからゲームで使う2種類（Jを含む場合のみ3種類）のモジュールを選び、そのモジュール独自の準備をします。

　各プレイヤーは人物カードを2枚ずつ受け取り、そこに描かれた資源や道具を受け取ります。

　そして、基本カードを裏向きのまま各プレイヤーに均等に配り、各プレイヤーの山札とします。

　進行

　昼フェイズと夜フェイズを繰り返していきます。

　昼フェイズでは、各プレイヤーが自分の山札の上から3枚のカードを裏面のみ確認して、実行するカードを1枚選び、選ばなかったカードはそのままの順番で山札に戻します。 

　なお、カードの裏面には森林、渓流、家、赤いイバラなどの場所やキノコ、マンモス、オオカミなどのシンボルが描かれており、手に入る資源や発生する危機などをある程度は予想することができます。

　そして、カードを一斉に公開し、どのカードをどのように処理をしていくのかをプレイヤー同士で話し合って決定します。

　カードには報酬を得るためや危機を回避するための条件（筋力などの能力値や、道具、資源の支払、カードの捨て札や廃棄など）が描かれています。

　また、選んだカードによっては他プレイヤーの手助けが可能で、これを行うと他プレイヤーに足りていない能力値や道具を補ったり、代わりにダメージを受けることができます。ただし、捨て札については、そのカードを選んだプレイヤーの山札からしか捨てることができません。さらに赤いイバラが描かれたカードを裏面のまま捨て札にするとダメージを受けなければなりません。 

　なお、危機などによりダメージを受けた結果、人物が死んでしまうとドクロトークンを受け取らなければならず、これが全プレイヤーで累計で5個集まるとゲームに敗北してしまいます。

　全プレイヤーのカードの処理が終わったら、カードを捨て札にし、再び各プレイヤーは山札の上から3枚のカードを裏面のまま引いて、1枚選んで同様に処理をしていきます。

　このようにして全プレイヤーの山札が尽きると昼フェイズが終わり、夜フェイズが始まります。

　夜フェイズでは食事や試練カードの処理を行います。この時に支払う資源が足りない場合も、ドクロトークンを受け取ることになり、敗北に一歩近づいてしまいます。

　夜フェイズが終わると、捨て札置き場にあるカードをひとまとめにしてシャッフルし、また各プレイヤーに均等になるように配ります。

　そして、新しい昼フェイズを始めます。

魅力

　絶妙に調整されたゲームバランスにより、迂闊な行動が死に繋がる過酷な石器時代を体験できる点が最大の魅力だと感じます！

　動物を狩猟すると食料が手に入るのですが、多くの場合はカードを廃棄することになり、ラウンドが進むに連れて食料の確保が困難になっていきます。

　また、ダメージの回復手段が非常に少ないため、きちんと考えて行動や道具の消費を選ばないとすぐに自分のキャラクターが死んでしまいます。

　このように非常に苦しいゲームなのですが、それ故にやりごたえがあり、クリアできた時は思わず皆でガッツポーズをとってしまう程の嬉しさがこみ上げます。

　また、選ぶモジュールによりゲームががらっと変わるため、リプレイ性も高いです！

　さすが受賞作品と納得できるとても面白いゲームですので、当店にお越しの際は是非ともサバイバルにチャレンジしていただきたいです！

　それではまた！