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2012 年ドイツゲーム大賞上級部門ノミネート作を受賞した『タルギ』。その拡張セットがついに日本上陸です。
様々な恩恵をもたらしてくれる「タルギア(トゥアレグ族の女性)コマ」はあなたに様々な恩恵をもたらしてくれることでしょう
「水」はあなたの部族の繁栄をより柔軟に行ってくれます。
また常に変化する「砂漠カード」の上にあなたのタルギコマを置くことでプレイヤーは強力な効果を即座に受け取れます。ただし中央エリアのボーナスは失われてしまうため、より一層悩ましい選択に迫られる事でしょう!
新たな部族カードも45枚収録した大ボリュームの拡張セットです!
※本作品で遊ぶには、タルギ本体が必要です。
新しく追加されたタルギアコマは外周カードのうち1つにボーナスがつくものでターンプレイヤーの行動がある意味制限されますが基本的に先攻有利ではあることは変わらないと思います。水はとりあえずあれば便利な資源で基本的にはコインの代わりとして使え、効率は悪いですが足りない商品の代わりにもできる感じです。砂漠カードは強すぎず弱すぎない新たな選択肢でまさに拡張という感じですが元のルールが単純なので煩わしさは感じませんでした。外周カード部族カードの入れ替えは特に大きいのが貴族の捨てる方の効果の強化と部族のユニークパワーカードが無くなったことだと思います。基本的には遊びやすくバランスが良くなったと思いますが、完全なアッパーバージョンではなく通常版にしかない魅力もあるという感じです。
欲しいリソースを取りに行けなかった場合の救済として、外周を盗賊と逆方向に周回するタルギアが登場しました。
同様に、ワイルドカード的なリソースである水も登場。
さらに、やりたいアクションが全部ブロックされてにっちもさっちもいかない場合のために、砂漠カードも追加されました。
これは通常の外周とは別の、タルギコマを置ける新たな場所です。
ただし、ここは既存のエリアとは全く別の場所なので、ここにコマを置くと交点が一つ減ってしまうことになります。
つまり、実行できるアクションが一つ減ってしまうわけです。
そのかわり、かなり強いアクションもあります。
やりたいことがない場合の救済としてだけでなく、強力なアクションを狙って敢えて選択するのもアリじゃないでしょうか。
部族カードにも、さまざまな特殊効果が追加されました。
自分の部族エリアに配置した瞬間に発動するものや任意のタイミングで発動させられるもの、効果が永続するもの等発動タイミングがさまざまで、それに応じていろいろな強さの効果が揃っています。
全体として選択肢を増やして戦略の幅を広げる、いいかんじの拡張です。
タルギ基本のみでもかなりの完成度でしたが、この拡張でさらにグッと上がります。
水のリソースが1つ増えたことにより、リソース変換などができてカツカツ過ぎた部分を少し和らげたように感じます。
基本では後手番の最後の方とかはやれることが少なくなって余り物感が感じられることがありましたが、砂漠カードによりアクションの選択肢が増えどのアクションを選ぶか常に悩ましくも楽しい展開になります。
大きくこの2点が加わったことで、より自由度が増した完全版というのが私の感想です。
文句無しにマストバイの拡張です。
基本セットだけでは苦しかった要素が見事に緩和されていますね。
何より嬉しいのが砂漠カードです。
基本だといらないアクションを押し付け合いがちでしたので、やりたいことが充分にできずにゲームを終えてしまう場合が多かったように思えます。
砂漠カードの強力なアクションはワーカーの交点を減らしてでもやる価値がありますね。
手に入る内に基本と揃えておくといいでしょう。
ブログにてレビューの詳細を投稿しています。
よろしければご覧ください^ ^
http://sussussussussu.livedoor.blog/archives/8686312.html
タルギが大好きで何度も遊んでいたので、迷わず一発購入したのですが・・・
「タルギ:拡張版」で増えていることは以下の通り。
1.外周カードがちょっと変わった(但し、一部は前のを流用)
2.商品カードが何枚か追加された
(特に水のルールが追加されたので、水を得るカードが増えた)
3.水と言う資材が増えた(水は2つでいつでも好きな商品、3つなら金貨に交換可能)
4.部族カードが全て新しくなった
5.タルギアコマが増えた
6.砂漠カードが増えた
です。結果から言うと、一挙に6種類ものルールが追加されたため、6種類を全て組み込んで遊ぶにはキャパオーバーとなってしまい、段階的に追加ルールを使うことにしました。
まずは、2.3.4。特に4の部族カードが新しくなっているのはそれだけで楽しいです。タルギ本体には無い効果なので新鮮に遊べます。しかも、この時点ではルール自体の追加は無しです。
注意点として、部族の効果に、砂漠カードを得るものがあるのでその場合だけ、砂漠カードを得たりしました。
2の追加を行うことで、水を得られるようになりますし、4の部族カードにも水に関連した効果もあるので、3の水のルールも追加します。ここまでが最初の区切りとなります。
これで部族カードが全て一新されているので、何度でも新鮮な気持ちで遊べます。
次は、1の外周カードの変更と、5のタルギアコマのルールですかね。
外周は蜃気楼の効果が使いにくくなり、貴族の効果が高まったりと幾つかバランス補正されています。1と5のルールは好みなので使っても使わなくても良いと思います。
最後が、6の砂漠カードですね。タルギコマを1つ砂漠カードに置くことで、その効果を得られますが、今まで外周だけに置いていたので、外周に置かないで、あえて砂漠カードに置くと言う思考になかなか慣れませんね。一応、今では砂漠カードも使っていますが、後手番が外周に置いても効果が薄い場合の逃げ道程度で使っています。
ちなみに重ゲーマーさんお二人に遊んで貰ったら、なんなく初見で6種類のルールを入れて、基本よりも楽しんでいましたので、タルギが好きな人でも重ゲー好きの人に向いていると思います。軽い方が好きな方は、上記のとおり 2.3.4だけ適応するなど調整してみては如何でしょうか?