★★★Excellent!!
反射神経系のゲームは苦手意識があり、なんとなく神経衰弱をしている時のような疲れが出そうな感じがして購入していませんでした。
それでもやっぱり気になって購入したわけですが、これは正解!家族4人でプレイしましたが、これまでにない盛り上がりを見せました!
赤いイス、灰色のネズミ、緑のビン、青い本、白いオバケ、の5つのコマがあります。カードをめくって色と形が同じものがあればそのコマを取りますし、色と形が一致しなければカードに書かれていない色と形のコマを取ります。
とても説明しにくいので、これは実際にやってみないと分からない。
このゲームは上の子どもは強い、めっちゃ早い!確かに子どもが得意というのも分かる気がする。
あかん、苦手なやつや…頭で考えながら取りに行くのでめちゃくちゃ遅い。それでも諦めずに繰り返しやっているとだんだんと取れるようになってくる。
考えるな、感じろ…
ずっとやっていると徐々にスピードが上がってくる。なんか普段使っていない脳の部分が覚醒して、感覚で取れるようになってきた。
面白くて繰り返しプレイしていたら、ヤバイぐらい早くなってきた。スーパーサイヤ人!子どもにさえ勝てるようにもなる。
下の子と相方さんは、かなり苦手なゲームのようでした。なので、個人レッスンをしました。カードをめくって時間制限なしで取る。それを10~20回繰り返しやっていると、それなりに取れるようになりました。
やはり、私と上の子どもの方が取れる数は多いですが、下の子どもと相方さんも結構取れるようになってきた。下の子なんかは白いオバケの時だけやたらスピードが速い!オバケ専門。
確かにこのゲームは得意な人と、そうでない人の差はあると思います。なのでハウスルールでハンデをつけています。
①とりあえず5つのコマは苦手なプレイヤーの近くにかためて置いて、取りやすいようにしてあげる。
②苦手なプレイヤーは、お手つきしてもカード1枚没収のペナルティはなし。お手つきし放題!
③カードの獲得点数は1枚3点とか5点にしてあげる。とたんに勝てなくなります!
家族4人でプレイして、4人が4人とも面白かったみたいです!得意であっても、そうでなくても工夫すれば一緒に楽しめます。そして、回数をこなすと不思議と上達します。
お正月に盛り上がるには持ってこいのゲームだと思うんですが、問題は経験者と未経験者が一緒にプレイする時です。
やはりそこは差がついてしまうので、未経験同士が15枚ほどのカードをプレイしてから、その後に経験者が遅れて参加するのがいいと思います。
注意すべきはコマと取る時ですね。相手とがっちゃんすると危なっかしい。コマが固形物なのでカルタのように手を覆い被せると危ない感じもするし、そのうちコマと自分の手を破壊されそうです。
大人同士でさえも必死しすぎて正気を失っていると、取り合いになった時に危険。
なので、コマを取る時は握るのではなくて、素早くスッとつまむようにして真上に少しだけ持ち上げます。その後に、そっと下に降ろして着地させる方が良さそうです。
身体の反射能力×(かける)脳みその反射能力という組み合わせが絶妙!
ジャック・ゼメはごきぶりポーカーの時にも感じましたが、えっ、これだけ!と言うだけのルールで面白いゲームを作る所がすごい!何とも言えないヒネリが効いている。
ボケ防止に良いゲームです。