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メーカー:GP
世界のボードゲームの中で2000万個以上の販売数を誇る、ドイツ発の大ヒットゲームです。
「カタンの開拓者たち」は、「カタン島」という無人島を舞台に、3~4名のプレイヤーが参加し、島を開拓競争するボードゲームです。開拓地を増やす・街を成長させる・道を拡張する、がメインアクションで、街の数や道の長さを競い合って10点先取した人の1人勝利ゲームです。何をするにも「資源」を消費していきます。
プレイヤー間で「資源の交易」を行いながら、自分の領地を拡大していきます。この交易が、カタンが人気の理由です。有利に交易/交渉を行っていくために、バランスよく資源を回収したり、特定の資源を独占しにいったり、プレイスタイルは盤によって様々です。例えば道を拡張するために「木材1つ」を手に入れるために、誰かと交易することができます。ここで「木材1つでどれだけ資源を提供してくれるかの交渉」が可能です。この交渉が醍醐味なのです。
「木材1つ欲しいの? (いま全員が木材を欲しがってるの知ってるぞ!よし、)じゃあ鉄材1つ・粘土1つ・羊1つください」。こんな交渉もOKなのが、カタンというボードゲームの面白さです。資源の「価値」はプレイヤー間で異なりますし、道や街は異なるプレイヤーが重ねて置くことが出来ないため、「我先に」と交易が活発になっていきます。
3人で遊ぶと、盤がやや手広く感じます。終盤まで道を拡張することがよくあり、やや発展力がメインのゲームとなります。4人で遊ぶと「カタン島」が手狭になり、全員が何かしらの資源を諦めて、持ち合いになるケースがほとんどになります。勝利のために交易テクニックが重要となってきます。基本的に1人が勝ったら終わるボードゲームなので、誰かが勝ちそうになると、ほぼ毎回「あいつと交渉するのはもう辞めだ!みんなで経済制裁すっぞ!」など、徒党を組み始めて3:1の形になります(笑)
「発展カード」といって、資源を消費するかわりに、何かしらの効果を得られる特殊カードもあります。ポイントカードや、妨害カード、資源獲得カードなど、様々な種類がありますが、カードを引いた人にしか見えないので、経済制裁をうけないように上手く相手を出しぬくためのブラフ要素となっています。
心理戦の要素はほぼ皆無ですが、運・協力・戦略・交渉など、ボードゲームの醍醐味がたくさん詰まったおすすめのボードゲームです。