プレイの感想は既に沢山出ているので、ここでは旧版との違いと拡張カードについての感想を書いておきます。
・新しい10種類の建物+砂糖以外の4種類の生産建物が各1枚ずつの合計33枚が追加になり、場に誰でも建てられるコスト7の建物タイルが1枚追加されています。
・一部のカード名や一部アクションタイルの名称が変更。
・ギルドホールが弱体化され、生産建物1つにつき2VPから1VPに変更。
・旧版の「金鉱」カードの効果「4枚引いてコストが全て違っていれば1枚選んで手札に加える」が「4枚引いてコストが全て違っていればその中で一番低いコストのカードを手札に加える」に変更。
・旧版の「知事官舎」のコストが3から4に変更。
・カード背面のデザインが変更。ちょっと色気のあるおじさんになりました。
・箱のサイズがひとまわりビッグになり、内箱も簡素化されたためハードスリーブに入れてもカードが全て箱の中に収まる。反面、箱の中でガチャガチャするので鉛筆を入れておく場合はキャップがあると良い。
・スコアシートの色味が濃くなり見やすくなった。
とこんなところかと思います(見落としがあったらすみません)
「知事官舎」と「ギルドホール」は特に強かったので良い調整だと思いますが、博打要素の強い「金鉱」に弱体化が入って、凱旋門に上方修正が入らなかったのは個人的に少し残念ですね…
新しい建物については正直に言って蛇足感や、やりすぎ感を感じる建物もちらほら。
そんな中でも「監督フェーズ(二版では生産フェーズ)」時に売却した商品カードを礼拝堂のようにカードの下へ入れて得点化する建物など、ゲームにより深みを加える良いものもあるので、全てを追加せずプレイヤーの好みに合わせて都度追加することをお勧めします。
プエルトリコカードゲームという名前で3版(?)が出たようですが、こちらの2版も海外ではまだまだ普通の値段で流通しているようです。
まだプレイしたことのない方は是非ぜひぜひ試してみてください!