★★Nice!!
ひさしぶりにプレイしましたけど、やりだしたら止まりませんね!
改めて思ったのが、意外と戦略的なゲームで、実力差が出るということです。複数回続けてプレイするとわかりやすいです。
心理戦であることには変わりませんが、考えてやらないと、経験者にはなかなか勝てないように思います。本気でやると、子どもより大人の方が強いでしょうし。
ガイスターは、相手のお化けのとなりに行かないと、お化けを取ることができません。
自分から相手のとなりに行くと、相手が優先的に取ることができます。逆に、自分が待っていて相手が近付いてくると、自分が優先的に相手のお化けを取ることができます!
ということを考えると、自分から行く場合は赤いお化けで行く方がいいし、青いお化けの場合は待っている方が安全です。
こういうことを考えながら、自分のお化けと相手のお化けが、ボードに何体残っているかを見たときに、けっこう規則的な動きをする事も多いです。もちろん、絶対ではないですが。
もし、相手が赤いお化けを3体取ってリーチがかかり、手持ちの青いお化けが一体だけになってしまったら、その青いお化けはかなり消極的な動きになりやすいです。自分からは相手のお化けのとなりに行こうとはしないし、自分の他の赤いお化けを動かそうとします。
その状況で、こちら側の青のお化けが多くて、相手の赤のお化けをあまり取っていなければ、相手は、青で攻めるにしてはリスクが大きすぎます。こちらに、赤をとる余裕があるので。
なので、自分のお化けが青が何体、赤が何体残っているか。さらに、相手のお化けが青が何体、赤が何体残っているかで戦い方が変わってきます。
脱出ポイントを守っている、お化けの人数によっても戦略は変わります。
脱出ポイントを守っているのが1体の場合に、2体で連なって攻めて来られたら危険です。その2体も自分のお化けを取らせる目的で来るのか、脱出を目的でくるのかで動き方が変わったりします。もちろん駆け引きや、ハッタリもありますが。
攻めに何体使って、ディフェンスに何体使うのか。青を使うのか、赤を使うのか。
もし、相手が赤のお化けを3体取ってリーチがかかっている場合。こちらが、脱出口のディフェンスに赤を使えたら強いですし、なんなら脱出口の中に赤を突っ込んでおくと面白いです!
他にも、運良く赤のお化けを取らずに、続けて青のお化けが取れた時は、こちらにも余裕があります。こういう場合、相手のお化けの数を減らす目的でガンガン攻めていきます!結果、お化けの数で上回ることで、こちらが有利になります。
ゲームスタート時の陣形を考えるのも楽しいです!
前列を全部赤にして、前進しつつ壁になって取らせて、後列の青で脱出口に突っ込む陣形。
両サイドを赤で固めて、中心に青を集める。両サイドから攻めていって、気をそらせて真ん中から青で攻めていく陣形。
右半分を赤で固めて、赤4体で連なって右サイドを攻めていき、赤をすべて取らせる陣形など。もしくは、その中に1体だけ青を仕込んでおくとか。
単純なゲームなんですが、自分から行くのか、待つのか。赤を使うか、青を使うか。攻めは何体で、ディフェンスは何体か。お化けの数はどちらが多いのかなど、いろいろ考えさせられます!
最初に陣形を組むときに、どう攻めようかなどと考えている時点で、戦略的なゲームなのかもしれません。
確かに、心理戦の要素は大きいと思いますが、ガイスターは取った相手のコマと、盤面に残る自分のコマから、残りの相手のコマが、どれくらいの確率で青なのか、赤なのかがわかります。そして、相手が取ったコマが青が何個で、赤が何個かもわかります。
この情報はで、お互いに共有しています。それによって攻め方も変わるので、作戦も大事だと思いました。
ガイスターは1ゲームがすぐに終わる、手軽なファミリーゲームなので、いちいちこういう事を考えずに楽しむほうが、いいのかもしれません!
1ゲームが早くてテンポがいいので、やり出すと止まらなくなり、連続で20回くらいやってしまうこともあります!