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  • 1~2人
  • 20分前後
  • 14歳~
  • 2022年~
(4.8)

カエサル!

メーカー:テンデイズゲームズ

1営業日以内に発送可能
日本語ルール付き/日本語版
ローマの覇権を巡り属州を取り合う2人用ゲーム

 2つの属州の間にある境界へ影響力トークンを配置していき、属州ごとに影響力を競い、上回ったプレイヤーが属州を獲得できることになります。

 影響力トークンは、二つの数字が描かれており、境界を挟んだ二つの属州に対してそれぞれの影響力を及ぼすことになります。すなわち、どのように影響力トークンを置くべきか、その選択が重要なのです。

 また、連続した属州を獲得することで、それらの属州に挟まれた境界も陣地として獲得できるため、その選択の重要性がいかに高いかは説明するまでもないでしょう。

 属州を獲得した際に得られるボーナスも活用し、戦略を練り、闘いを制しましょう。

 「20分でローマを掌握せよ!」と箱に謳われているように、とても手軽なゲームですが、対戦ゲームの醍醐味が存分に味わえるゲームになっています。

 追加ルールやソロルールも含まれており、充実した内容になっている点も見逃せません。

世界観/フレーバー/アートワーク

システム/メカニクス/ジャンル

レビュー 10件

ルール/インスト
658名が参考
3年弱前

カエサル!のインスト(上から読むだけでインストになります)


■0 はじめに

  ローマ共和国末期のカエサルとポンペイウスの戦いです。プレイヤーはカエサルとポンペイウスを担当します。

■1 地図

  ボードは上が西でローマ共和国とその近くの領地です。(カエサルがボードの北に,ポンペイウスが南に座ると史実に近いと思います。)

  ボードには全部で18の州があります。左の上から順に,モーリタニア,ヌミディア,アフリカ,キュレネ,エジプト,シリア。まん中の地中海のあたりが,サルディニア,シシリア,イタリア,アカイア,クレタ。右の上から順に,遠ヒスパニア,近ヒスパニア,ガリア,ガリア・キサルピナ(アルプスのこちら側),ダルマチア,マケドニア,アジアです。1つの州に1つの黄色い円があります。州スペースと言います。イタリアだけは実線にパンテオンのアイコンの円と破線の黄色い円の2つがあります。

  州の境には1つずつ円があり,剣,盾,船のどれかのアイコンが描いてあります。州境スペースと言います。

■2 準備

 〇 袋と衝立

   各プレイヤーは袋と衝立を受け取ります。袋の絵で頭に月桂冠を載せているのがカエサルです。

 〇 元老院ボーナストークン

   黄色の円形でパンテオンのアイコンがあるもの。これの1枚をイタリアの実線の州スペースに置きます。

 〇 州ボーナストークン

   黄色の円形で,戦術(門と扉のアイコン)4,富(壺のアイコン)4,力(槍がクロスしたアイコン)4,元老院(パンテオンのアイコン)5計17をランダムに州スペースに置きます。イタリアの点線の州スペースには置きません。

〇 影響力トークン

   赤と青の円形で数字が書いてあるものです。円の中心に白い線が入っているものは使いません(拡張用です)。カエサルは赤を,ポンペイウスは青をそれぞれ16枚持ち,自分の袋に入れます。そこから2枚引いて衝立の内側に隠して持ちます。

 〇 支配マーカー

赤と青の円形で鷲のアイコンがり,赤にはCAESAR,青にはPOMPEYと書いてあります。各12枚あります。それぞれのプレイヤーが持ち,ボードの自分側の鷲のアイコンの円内に置きます。

 〇 長方形のタイルは使いません

   ソロプレイ用です。

■3 ゲームのはじめ

 〇 カエサルが先手

    カエサルから先に手番を行います。

 〇 影響力トークンを置く

    自分の衝立内にある影響トークンのうち1枚を空いている州境スペースに置きます。スペースの剣,盾,船のアイコンとトークンのアイコンが一致していなければなりません。トークンの月桂冠のアイコンはワイルドで,どのスペースにもおけます。トークンの中央を横切る線と州境の線がつながるように置きます。

〇 1つの州のすべての州境スペースが影響力で埋まったらその州はクローズされます。クローズ処理についてすぐ後で説明します。

〇 影響力トークンを引く

    自分の袋から影響力トークンを1枚引き,衝立の内側に置きます。衝立の内側は2枚に戻ります。


■4 州のクローズ

 〇 1つの州のすべての州境スペースが影響力で埋まったらその州はクローズされます。このとき,次のことを行います。2つの州が同時にクローズされたときは,それぞれの州についてクローズ処理を行います。

  1 最後に影響力トークンを置いたプレイヤーはクローズされた州の州ボーナストークンを取ります。

  2 クローズされた州を囲む各プレイヤーの影響力トークンの値を合計します。その合計が多い方のプレイヤーはその州の支配権を得たといます。州スペースに自分の支配マーカーを置きます。

  3 同じ値のときは支配マーカーを置きません。

  4 クローズされた州がイタリアの場合,支配権を得たプレイヤーは2個目の支配マーカーを破線の円に置くことができます。

  5 隣接する州を同じプレイヤーが支配した場合,州の間の州境スペースに支配マーカーを置きます。既に置かれている影響力トークンの上に重ねます。

  6 州ボーナストークンを受け取ったプレイヤーはすぐその効果を適用することができます。効果を適用してもしなくてもそのトークンは捨てます。


■5 ゲームの終了と勝者

 〇 どちらかのプレイヤーが自分の最後の支配マーカーを置いたらゲームは終了します。そのプレイヤーの勝ちです。支配マーカーを早く消費した方の勝ちなのです。

 〇 手番開始時に影響力トークンがない,または置く場所がない場合,そのプレイヤーは敗北します。


■6 州ボーナストークンの効果

 〇 戦術(門と扉のアイコン)4枚

    この手番の終了後にもう1回手番を得ます。州をクローズして戦術トークンを2枚受け取っても,有効なのは1枚分だけです。2枚目は効果を発揮しないで捨てます。

〇 富(壺のアイコン)4枚

   衝立の内側に持てる影響力トークンの枚数を1増やします。ただちに自分の袋から影響力トークンを1枚引きます。さらに,手番の終わりに通常通りトークンを1枚引きます。

〇 力(槍がクロスしたアイコン)4枚

   ボード上に置かれた相手の影響力トークンまたは支配マーカーを裏返します。裏返された影響力トークンは影響力0/0と見なします。裏返された支配マーカーに隣接する州が支配されても,州境スペースに追加の支配マーカーを置けません。

〇 元老院(パンテオンのアイコン)6枚

   このトークンを自分の前に置きます。この州の支配権得て,州に支配マーカーを置く場合,この元老院トークンの下に,持っている(今取ったものも含め)元老院トークンに等しい数の支配マーカーを敷きます。これで支配マーカーの消費が早くなります。

                                              以上です。

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malts_y
malts_y
レビュー
537名が参考
約1年前

カエサルとポンペイウスになり、ローマの支配権を奪い合う1人~2人用陣取りゲームです。

運要素が戦略性の高さをほどよくマイルドに味付けしてくれていますが、それでもやっぱり緻密な思考が勝利のカギになる良作です!

また、2人用にチューンされているので、さっと出してさっと遊び、さっと片づけられる、コンパクトさもまたGoodです。

アートワーク:コンパクトなマットで陣取り合戦

ローマ帝国の全貌が見えるマップ。アートワークが素敵です。

影響力トークンは自分が派遣する軍隊を現しており、地形に見合った軍隊しか派遣できません。全体としてシンプルなルールですが、こういったフレーバーに合っているアートにセンスあり。

赤と青の支配を広げていく様が、ローマ帝国の熾烈な権力争いを再現しており、ワクワクします。

マットもコンポーネントもコンパクトで、場所を取りません。


遊び方:ローマに影響力トークンを置き、支配せよ!

やることは手下の影響力トークンを置き、陣取りするだけ。
大体20分ほどで終わります。

ゲームの進み方をまとめると、


袋からランダムに引いた影響力トークン2個のうち1個を選んで共通ボード(ローマ)に配置する

1つの州を囲んだプレイヤーが、その州のボーナスを獲得して効果を解決

囲まれた州で最も影響力を持っているプレイヤーが、支配トークンを配置

袋から影響力トークンを1個補充して、手番交代


これを繰り返します。


自分の支配トークン12個を全部置ききって、ローマを支配したら勝ち。
あるいは、影響力トークンを置けなくなったら負けです。


ボーナスの奪い合いと支配力の拡大

影響力トークンは2つの州に異なる影響力をもたらします。片方の州には0、もう片方には6、と言った感じです。

州を囲んだ際に発生する「ボーナス獲得」「支配権獲得」はどちらも重要ですが、ここにジレンマが発生します。

支配権を捨ててボーナスを取るか、ボーナスを捨てて支配権を得るか・・・その選択肢がなんとも悩ましい!

ゲームを有利に進められるボーナスは数種類ありますが、「元老院」は支配トークンを一気に減らせる能力を持っているので、奪い合いがアツいです。


州を囲んだ際の処理方法はちょっと説明が必要ですが、それ以外の部分はかなりシンプルで、初プレイでもサクサク進みます。
また、追加ルールの「毒、百人隊長」も存在するので、リプレイ性も高くなっています。


Good! と感じたポイント

①戦略性と運要素の絶妙なバランス

結構戦略性の高いゲームだと感じます。
相手の出方を見ながら、どの影響力をどう配置するのか? 先を読んでプレイできるほど勝率が上がります。

アブストラクトで全情報が公開されていたら完全な実力ゲーですが、そこに運要素を上手に絡めており、ハードルを下げているので、遊びやすくなっています。

州に配置されるボーナスは毎試合ランダムに変わりますし、何より影響力トークンはバックドラフトでランダムに2個ずつしか引けません(3個・4個と数を増やせるボーナスも存在します)。また、相手の持っているトークンは衝立によって隠されています。

思った通りの動きができず、手元にある戦力をいかに活かすか? を考えながら、戦い方を柔軟に変えないといけません。

このように運要素はあるのですが、しかし戦略性を邪魔しない良いバランスになっています。詰将棋のような、長期的な視野でじわじわと相手を追い詰めていく戦い方もできます。「実力ゲー寄り、運ゲー混じり」といった具合でしょうか。
思ってもみないことが起こる状況を戦略で乗り越えていく、戦いの醍醐味を味わえます。


②州の取り合いが熱い! 中だるみしないテンポの良さ

州ごとの小さな勝敗がテンポよく発生するため、中だるみしません。緊張感や嬉しさ・悔しさがコンスタントに持続するのも遊びやすさの特徴です。


③1人~2人用ゲームにチューニングされたコンパクトさ

最初から1人~2人用ゲームとしてデザインされている分だけあって、サクッと遊べるのが大変良きです。

多人数で遊ぶのが最適なゲームを2人で遊んでいると、「3人~4人用を、2人で遊んでいるよな~」という「丈に合っていない服を着ている感」を感じることがあります。2人用ルールがあっても、やっぱり「無理やりサイズを合わせている感」が否めないこともあります。

その点、「カエサル!」は「2人で遊ぶ空間」にマッチしたつくりです。
マップの広さやセッティング、プレイ時間など、あらゆる要素が「2人用」にチューニングされています。

2人で正面から向き合って、1つのボードで遊ぶ。
そのために作られているゲームって、やっぱり独特の満足感がありますね。


Bad...と感じたポイント

・実力差は出やすいかも

ワイワイできるパーティーゲームではないので、比較的、実力差は出やすいかもしれません。 

戦略が大事なので、場当たり的に出していてもなかなか勝てない。
かなりの経験者と初心者で対戦する場合には、ハンデを設けるなど工夫が必要になってくるシーンも出てくるかもしれません。

とはいえ、自分がプレイしている限りでは、初心者相手でも結構良い勝負になります。要素が多くないため、初回プレイでも全体を把握しやすいです。
先読みしながらプレイするのが好きであれば、初心者も十分楽しめるという印象です。


【ソロプレイについて】

ソロプレイもあります!

・・・が、自分はまだ未プレイです。

レビューできなくてすみません泣


まとめ:

普段ならスペースが足りない机上でも広げられるつつましやかな盤面、種類の少ないトークンと袋、衝立で、濃厚な戦略ゲーを楽しめる良ゲームです。

それでいて、20分で終わるカジュアルさもあります。

2人用ゲームとして、かなりおすすめです!

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大賢者
チャンコスズメ
チャンコスズメ
レビュー
352名が参考
2年以上前

4/5点


2人用陣取りゲームで

支配マーカー12個

置ききったら勝ち。

(ソロプレイも可。)


チップ置けなくなったら

敗北もあるが

滅多にないかな。


手元のチップを

1枚置き1枚引くを

繰り返していく。


1つのエリアが

全て埋まった時に

数字の合計値高いほうが

そのエリアに

支配マーカー置ける。


隣接エリアも

支配していた場合

その間にも

支配マーカー置ける。


勝ち負け関係なく

そのエリアに

最後にチップ

置いたプレイヤーが

特殊効果発動出来る。


盤面が毎回異なるし

どこにチップを

置いていくかが

実に悩ましい。


拡張ルールあるが

特別ややこしいルール

増えるわけでもないので

いきなり入れても

全然問題ないと思う。


読み合いの熱さが

バトルラインに

近い部分もあるが

そちら同様

長考は発生しやすいかな。


気になった点

いくつか挙げると


若干先攻有利な気はする。


拡張ルールで

未使用ボーナスチップから

ガチャ引きする

効果あるのだが

両面記載されてるうえに

巾着袋足りないため

自分で用意する

必要がある。


ソロルールは

オートマとの対戦なのだが

オートマの処理が

テキストだらけで

非常に分かりづらい。


一応個人の解釈で

プレイしてみて

それなりに手強かったが

慣れてくれば

最高難易度の困難でも

ワリと勝てるかな。


あと百人隊長を

2つ隣接して配置すると

2つ同時に取得する

ことがあり

この場合どうするのか

問い合わせたら

1つしか効果発動しない

とのことだが

それだとそのエリアが

弱い気がするし

初めから百人隊長を

2つ隣接して

配置しないほうが

オススメかな。

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ワタル
ワタル
レビュー
352名が参考
2年以上前

パオロモリさんの二人用ゲームの良作で、オマケにソロモードまで付いたモダンなつくりです。

二人用にありがちのガチガチのアブストラクト感をバッグドラフトによって一定の運要素があることで、誰とでも楽しく、悩ましくプレイすることが出来ると思います。

二つの拡張がついていますが、相手のトークンを奪う『毒』はあまり好きではないので、オープンのボーナス影響力トークンが取れる『百人隊長』は、是非、入れるのをオススメします!

ソロモードは、オートマの指揮タイルか付いているのですが、ボードのどこに影響力トークンを置いていくのか、ルールブックを読んでもさっぱりわかりませんでした。

どなたか解明された方がいらっしゃれば、教えて頂けると助かります。宜しくお願いします。

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皇帝
MAKA
MAKA
レビュー
322名が参考
1年以上前

ローマ初代皇帝の座をめぐる権力闘争をモチーフにした2人用陣取りゲーム。ソロでもボットを相手にプレイ可能。箱絵にある「20分でローマを掌握せよ!」のとおり、20分という短い時間でバチバチの勝負ができます。ソロプレイのみですがご紹介です。


概 要

ローマ共和政からローマ帝国へ移行しようとしていた時代。瓦解しようとしている三頭政治の有力者である「カエサル」、または「ポンペイウス」となり、共和国の統治者となるべく属州の支配権をより多く獲得しようというものです。ソロの場合は、三頭政治における3人目「クラッスス」と競争を行います。

というフレーバーのもと、「より多くのエリアで自分の影響力を与えて、相手より先に支配権を獲得すれば勝ち」というゲームになっています。

赤:カエサル、青:ポンペイウス。トークンの裏もそれぞれのデザインになっています。
袋は・・・赤無地青無地にアイコンでよかったんじゃ?と正直思う(笑)袋自体小さめ。


ゲームについて

勝利条件:先に全ての「支配マーカー」を場に置いた方の勝ち。
敗北条件:どこにも影響力トークンを置けなくなった時点で即敗北。または相手が勝利条件を満たした場合。

セットアップ図(ソロ)

①マップ中央:イタリアに「元老院トークン」を置き、他の属州(エリア)にランダムに5枚の「元老院トークン」を置く。
②その他の属州にランダムにほかのボーナストークンを置く。
※拡張「百人隊長」「毒」を最初から入れる場合は先に該当トークンを置いた後、基本のボーナストークンをランダムに抽出して配置する
③各陣営に「支配マーカー」12枚をそれぞれ並べる
④影響力トークンをそれぞれ袋に入れる(袋が小さいので裏返して平置きの方がやりやすい)
⑤プレイヤーは相手に見せず2枚影響力トークンを取る。「百人隊長」拡張を入れる場合は、「百人隊長」影響力トークン3枚を近くに置く。(ボーナス一覧が載った衝立があります)
⑥ソロ:オートマ用指揮タイルを3段階の難易度に応じて選択し、よく混ぜて裏向きに配置

(下の図は毒拡張だけ入れようとして百人隊長1枚だけ抜き忘れていたものになります…)


ゲームについて

基本の流れはこんなかんじ。

1)手元の2枚から1枚選び、属州と属州の境界にあるエリアに配置。
  このとき同じマークでなければ配置不可。ただし月桂冠マークはワイルド扱いでどこにでも置ける。


 〇ある属州の全ての境界が埋まった場合
 ・最後に置いた方が黄色のボーナストークンを得る。※その場で使うか捨てるかの2択で持ち越し不可。
 ・属州の影響力計算を行い、多い方がその属州を獲得。支配マーカーを1つ置ける。
  ※そこがイタリアならもう1つ支配マーカーを黄色の破線のところに置ける。

 ・隣接する属州を1つ以上支配して(されて)いたら、それらの境界上に影響力マーカーが置ける。 

・ボーナスが「元老院」だったら、自分の手元に置き、枚数に応じて元老院トークン下に支配マーカーを置く。
  ※最初に取得+支配した場合は、属州に1枚とトークン下に1枚。取得のみなら配置不可。


2)影響力トークンを1枚引いて相手の手番へ

※各種ボーナストークン※
どれも強力な効果。支配はできないにしても相手に取らせるとまずいものは積極的にカットしていきたい。

戦 略 :即座に新たな手番を1回プレイ可能。(2つ同時に入手しても1回だけ)
 富  :影響力トークンの所持数上限を1枚追加。
兵 力 :境界上の相手の影響力トークンか支配マーカーを1つ裏向きにする。
元老院 :前述のとおり
 毒  :(拡張)相手は自分の影響力トークン1枚をランダムに選び袋に戻す
百人隊長:(拡張)手番終了時1枚引く代わりに「百人隊長」影響力トークンを1枚選ぶ

※ソロの場合、オートマが適用するのは元老院と毒のみ。


ソロの流れ

プレイヤーは2人プレイ時と変わらず。対戦相手の動きについては、ソロ用指揮タイルを1枚めくり効果を適用します。タイルが8枚しかないので、書いてあること自体は「2枚引いて1枚配置、1枚袋の中へ」「1枚引いて配置」等わかりやすいもの。

ただ、配置ルールが少しややこしい。取説の約1ページ分動きについて文章のみで記載。ここはフロー図とかサマリーとかが欲しかったところ。ざっと書くと、「支配できる属州があるか」「属州を閉じることができるか」「プレイヤー有利の属州があるか」「すでに影響力を置いた属州があるか」「支配済みの属州隣接か」みたいな優先順位があります。ちょっと煩雑。慣れるまでは取説の説明ページ固定で睨めっこ。カードなりシートなりでまとめてすぐ確認できるものがあると楽。


感 想

「20分でローマを掌握」の言葉に偽りなし。20分でサクサク。
基本は境界線上にマーカーを置くだけなのですが、エリア争いやボーナストークンの獲得、置く場所に至るまで程よく悩めます。
ボーナストークンが中々強力ですね。特に「兵力」。属州争いもですが、如何に属州を閉じるタイミングで置けるか。隣接属州や元老院獲得のタイミングで逆転なんかもあって大変面白い。

気になるところとしては前述のとおりソロの配置条件が若干面倒。あとはセットアップがプレイ時間の割に手間。初回ゲーム用で属州のところにデフォで使えるようボーナストークンの柄が描いてあってもよかったんじゃないかな。元老院トークンだけリアルで重ねておいて、その他は発動と同時に支配マーカー乗せたらいいんだし。

あとボーナストークンはランダム引きで配置ですが、袋等はないので自前で何かしら準備か目を閉じて選ぶことに。

ゲーム濃度の割に軽いプレイ時間と取るか、プレイ時間の割にセットアップが面倒と取るかはあると思いますが、1人・2人用の対戦ゲームとしては「アリ」です。袋引きでランダム要素が少しありますが、それ以外は実力がもろに出ることになりますので、そういったゲームが好きな方におすすめかと。

あとはソロの場合でオートマの配置ルールがちょっと面倒ですが、そこを抜けると大変楽しいですよ。

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